ナイキ エア ヴェイパーマックスを2年間履いて色々と分かったこと（レビュー）
ナイキのスニーカーって本当にたくさん出ていますよね。マニアの方ならほぼ把握していると思うのですが、私のような一般人には何のことやら…。
そんなナイキのスニーカーが全く分からない私がちょっとマニアック？なナイキエアヴェイパーマックスをなぜ買ったか？それはテレビである俳優さんが履いていて「カッコいい！」と思ったらからです。
皆さんもそうですよね？誰かが履いているのを見て、あるいはCMなどを観て私も欲しい！となり衝動買いしてしまうという感じだと思います。
✅ここ数年で私が購入したスニーカー
ニューバランス 576GRS
メレルジャングルモック
[コンバース] スニーカー オールスター SLIP III OX
これらのスニーカーとの比較もしながら、ナイキ、エアヴェイパーマックスのレビューをしていこうと思います。
このブログでわかること
- マニアではない普通の40代男がナイキ、エア ヴェイパーマックスを2年間履き続けた率直な感想を知ることができる
- 服装も何のこだわりもない普通の男がどんな服装に合わせたかについて知ることができる
- ナイキヴェイパーマックスの耐久性や履き心地について知ることができる
- 弱点や価格が妥当かどうかを知ることができる
- 実際に履いてみてかっこよかったかどうかがわかる
ナイキ、エアヴェイパーマックスとは
✅エアヴェイパーマックスとは
- 2017年にエアマックスの進化系として発売
- エアマックスはソールにめいいっぱい空気が入れていたのに対し、ヴェイパーマックスはエアを効率的に運用するという発想で誕生
- 空気の上を走るというコンセプト→外見やクッション性の高さに表現されている
- 宙に浮いているようにデザインされたという
- ステッチや接着剤を使ったパネルの代わりに超軽量の糸を編み込んだFlyknitアッパーを使い、シューズの軽量性をキープ
- ランニングシューズ
このように、あのエアマックスの後継として作られたんですね。何となく納得しますが、外見などが明らかに違いますよね。なんといっても特徴はソールにあります。むき出しのスケルトンエアがソール部分になっちゃってるという感じですが、そのソールがめっちゃ魅力的です。スケルトンって何となくワクワクさせますよね？でも全体的にスケルトンはちょっと…ですが、部分的にスケルトンだと何となくオシャレ＋無難な感じなので40代でも取り入れることができます。
そして、もう一つの特徴となっているのが「軽さ」です。
なんと、片足約275gという軽さ（サイズは26.5㎝）。エアマックスが約404gなのでその軽さは圧倒的です。軽い＝足が疲れにくい、フィットするので履いていて気持ちがいい！となります。
エアヴェイパーマックスの種類
エア ヴェイパーマックス 360
エアマックス360にエアヴェイパーのソールをドッキングさせたタイプ
エア ヴェイパーマックス フライニット3
アッパーに通気性、伸縮性に優れたフライニットを採用したタイプ
エア ヴェイパーマックス 2019
街履きでも映えるモデルとして作られたモデル
エア ヴェイパーマックス95
エアマックス95とヴェイパーマックスがミックスされたシューズ
エア ヴェイパーマックス97
エマアックス97とヴェイパーマックスが融合しちゃったモデル
エア ヴェイパーマックス プラス
エアマックスプラスをアップデートしたモデルになります
エアヴェイパーマックス オフホワイト
「ヴァージル・アブロー（Virgil Abloh）」とナイキのコラボモデル
エアヴェイパーマックスモック
ストラップでサポートするモカシンタイプのヴェイパーマックス
こんなに種類があるんですね。ちなみに調べてたらもっとありましたが、きりがないのでメジャーな8種類をご紹介させていただきました。私の場合は事前に種類を知ることなくヴェイパーマックスで検索して見た目で気に入ったのを購入しました。ちなみに私が履いてるのはフライニットです。アッパーが伸縮性があって本当に通気性抜群です。
✅私が購入したナイキ エア ヴェイパーマックスの概要
どこから購入した→Amazon
いくらで購入した→￥21,600（税込み）
種類→NIKE AIR VAPORMAX FLYKNIT 2
どのくらいの頻度で履いていたか→週に1度
サイズ→26.5㎝
ナイキ エア ヴェイパーマックスを2年間履いた感想
✅実際に履いてみて感じたエア ヴェイパーマックスの特徴＆素晴らしい点
- ソールがスケルトンでかっこいい（街で誰ともかぶらない）
- アッパーはホールド感があり足を固定してくれる
- とても軽いと感じる（片足275g）
- 軽い＆ホールド感が高いので長時間歩いても疲れない
- 歩く時、走る時にフワフワとしたクッション性を感じる→履くのが楽しくなる
- 滑りにくい（地面をキャッチしている）
- 物理的にダメになる点がひとつもない（ソールが剥がれる、アッパーが破れる、エア漏れなど）
- 2年間履き続けても履き心地が変わらない（へたりなどを感じない）
一言でいうと「履いていて嬉しくなるスニーカー」です。
なぜうれしくなるのか？それは外見ががっこいい＆歩き心地がフワフワして雲の上を歩いているかのような感覚だからです。
半分より前の部分に関してはあまり感じないのですが、かかとの部分に重心をかけるとフワフワするのが分かります。このバウンド間を常に感じていられるので、何となく嬉しくなります。
正直、最初はこのフワフワ感が「安定しないな…」不快に思った時もあったのですがそれは一瞬だけ。慣れるとそのフワフワが楽しくなります。
フワフワ感は歩いていても走っている時も一緒です。靴が軽いので疲れない＆常にフワっとした感じを感じられるので走るのも楽しいです。普通のソールが硬い靴よりも沈み込み＆反発があるので「楽」と感じることもあります。
普通、軽い靴というのは素材のホールド感がないので、逆に足が疲れてしまうという現象が出るものですが、エア ヴェイパーマックスは収縮性のある素材をアッパー部分に使っているので、足をきちっと固定してくれます。なので軽いのに疲れないという靴の常識を覆す「理想の靴」となっています。
また、ソールが分離しており「点で支える」という構造になっているので地面のグリップ力が高いです。砂や土、芝生などの場所で使っていると「滑りにくい」というのを実感します。
そして何より素晴らしいのが2年間履いていても破損やくたびれるという物理的摩耗が一切ないこと。普通はソールがへたったりエアが少し抜けたりすると思うのですが、それが一切ありません。
このように総じて素晴らしい！といえるスニーカーです。一番いいのは田舎だからなのか「履いている人がいない」という点ですね。いくらお気に入りでもその辺の人とかぶると萎える時がありますが、この靴はそれがまずありません。
逆にいまいち…と思ったこと
✅逆にいまいちかも…と思った点
- アッパーの締め付け感が強いので最初は窮屈に感じる（何度か履いていると解消されます。最初はソールを外すなど工夫した方がいいかも）
- メッシュ素材なので雨の日に弱い（水が入ってくる）
- フワフワ感に慣れていない時は不安定な感じがして落ち着かない
- 真冬はちょっと寒いと感じる
- 柔らかい砂や土の上を歩く＆走るとソールが埋まり歩きにくい
買ってすぐに「失敗した」と思ったのは足がきつく履いているとつま先が痛くなったことです。「サイズ選び失敗した。これだからアメリカの靴は…」と激しく後悔しました。
ソールがとれるタイプなので、しばらくはソールを外して履いていたのを思い出します。
サイズ選びに失敗した…と悩んでいた自分ですが、ある時、締め付けがかなり緩和されていることに気が付きました。履き始めてから1か月くらい（日曜日だけ使用）経ったくらいでしょうか。なのでソールを入れて履いてみたところ全く痛くないことに気付きました。この靴は軽さによる脆弱性をカバーするためにアッパー部の締め付けを高くしているのだと思います。何度か履くとゴムが伸びてきつくなくなります。
そしてアッパー部がメッシュ素材なので当然の如く雨には弱いです。特に側面はゴムで覆われている面積が狭いので雨水が染み込みやすくなっています。とはいえ、大人はそれほど雨の中歩き回る（特に田舎は車移動なので）ということはないので、このデメリットが気になってしょうがない、ということはありませんでした。そして同じくメッシュ素材なので風通しがいい→真冬は寒いというデメリットがあります。
ソールが柔らかくフワフワしているのがこの靴の特徴ですが、慣れるまではそのフワフワが不快に感じることがあります。また、先ほどソールが独立しているので砂や土、芝生の上を歩く時はホールド感があっていいという説明をさせていただきましたが、場合によっては「埋まる」ことがあるので、ちょっと歩きにくい…と感じることもあります。（砂浜などは特に）
メリットとデメリット、どちらが勝るのか？
メリットとデメリットだけを考えた場合、どちらが勝るかというとメリットの方が明らかに勝ります。このデメリットがあるからこの靴は買いたくないということにはなりません。
しかし、その思考になるために絶対に必要となるのが
- カッコいいと思えるかどうか
- 価格をどう考えるか
この2つのポイントが重要になります。
カッコいいと思えなければデメリットが目立つでしょうし、カッコいい！と気に入っていればメリットが優位になるでしょう。そして価格面に関しても気に入っていれば安い、妥当と感じるでしょうし、逆だと高すぎる…と思うことでしょう。
この辺の価値観がメリット・デメリットに大きく関与するので、その人によって感じ方、捉え方は様々だと思います。
私の場合は、最初テレビでこの靴を履いている芸能人を見た時「カッコいい靴、自分も欲しい」と思ったので、少々のデメリットがあっても、メリットの方が断然まさっている、と感じました。
そんな私のこの靴の点数は「85点」になります。
見た目のポイントをゼロにして
- 価格
- 履き心地
- 耐久性
- メリット・デメリット
だけを考慮した場合の点数を付けると「75点」です。
ちょっと高い感じがしますが、ナイキというブランドとカッコよさを除いても、履き心地や耐久性、オリジナル性などを考えると、21,600円という価格を加味しても費用対効果は高いと思えます。
また「ナイキ エア ヴェイパーマックス」を買いたいと思うか
結論から申し上げますともう一足欲しいです。狙ってます。欲しいと思っているのがコレ
エアヴェイパーマックスモックです。ひもがないタイプのエアヴェイパーになります。足の甲部分に来るナイキのマークが最高にオシャレです。海外限定で4万円ちょっとと高額なのでどうやって妻に内緒で購入しようか作戦を練っているところです。
靴を買う際に一番大事なのは自分が気持ちよく履ける靴かどうかだと思います。例え履き心地がめちゃくちゃ良くても無メーカーの靴は履きたくありません。なぜか？それは「全てにおいて信用がないこと」が要因です。
靴って接地して全体重を支えるという役割があるのでタフじゃないとダメですよね？なので信用がないと買えませんし、例えその時履き心地がよかったとしても耐久性という面では未知数なのでやっぱり購入できないという答えになります。
なので、信頼しているメーカーのものしか買えないとなるのが皆が一致する心理だと思います。
ナイキやアディダス、アシックス、コンバースなどの老舗メーカーは子供の頃から履いていて信頼がありますし、履いていることに対するステータスもあるので、今後も皆が求めていくと思われます。
一方で新しいメーカーなども、今はレビューというものがあるので冒険して買ってみてもいいのかなと思います。冒頭で私が最近購入したスニーカーという欄で紹介したジャングルモックという靴ですが、こちらはレビューなどをみて購入しました。結果、正解だったので、レビューを見て買うのもアリだと思います。とはいえ、そのメーカーの歴史なども加味しているので、ぽっと出のメーカーの靴はちょっと様子見なのかなと思ったりもしています。
他の靴との比較
ニューバランス 576GRS
こちらのニューバランスは存在感がありますね。靴全体がふっくらとしているので見た目がでかいです。でかいので目立ちます。購入したばかりの頃は形が整っているのでかっこよく目立つのでいいですが、履き続けて形が崩れてしまう＆汚れなどがあると悪目立ちします。履き心地も軽くて最高なのですが、形が崩れてくる＆汚れると急にダメな靴に成り下がってしまうので、定期的にメンテナンスしなければならない靴といえます。
それに比べてエアヴェイパーマックスは型崩れがなく、汚れも目立たない（ソールの透明部分が白濁りしてくるのはある）のでメンテナンスという面ではエアヴェイパーマックスに分があります。しかし、トータルでみるとどちらもいい靴です。勝ち負けでいうとイーブンになります。
メレルジャングルモック
メレルジャングルモックの最大の特徴はホールド感が高い、雨の日でも滑らないという点です。一部雨の日のタイル上は滑るという意見もあるようですが、私は逆に滑りにくい靴だなという印象を受けました。ソール部分（内側）にも工夫がしてある＆アッパーの締め付け感があるのでホールド感がめちゃくちゃ高いです。まるで足の一部になっているような感覚です。私は主にウォーキングやジョギング、子供と遊ぶ時に使っていました。
エアヴェイパーマックスとの比較ですが、エアヴェイパーマックスはかっこよさ重視、ジャングルモックは機能面重視という感じなので比較はできにくいですね。靴の完成度で競うならジャングルモックに軍配、かっこよさや希少性などならエアヴェイパーマックスの勝ちという感じです。
[コンバース] スニーカー オールスター SLIP III OX
コンバースのスニーカーの何がいいのかというと、カジュアル感が半端ない！ということです。履いているだけでラフで遊んでいる！という感覚になれます。ジーンズや綿のパンツにも合いますし、短パンなどにも合います。とにかくカジュアルの王様です。
比較は難しいですが、オシャレなのは断然コンバースですね。春～夏の休日にはこの靴以上にオシャレを演出してくれる靴はありません。歩く、走る時のホールド感、安心感を得たいならエアヴェイパーマックス、カジュアル感を重視したいならコンバースですね。価格も圧倒的に安いので両方持っていると万全です。
ナイキエアヴェイパーマックスはどんな服装に合うのか？
靴がタイトでスポーティーな感じなので裾が締まっているスポーティーな服装や、スリムタイプの綿のパンツ、スリムタイプのスウェットなどが合うと思います。
逆に合わないのはダボっとしたジーンズ、ダボっとした綿パンツ、スラックス、スーツなどですね。特にダボっとしているパンツには合わないので注意するようにしましょう。
よく、ランニングシューズなのでカジュアルな服装には合わないのでは？と考える人がいますが、スニーカーは全てスポーツをするために作られています。なので、スニーカー全てが履けないということなります。これは極めてナンセンスです。スニーカーはカジュアルな服装に合うので気兼ねなく履くようにしてください。
ナイキエアヴェイパーマックスのレビューまとめ
特にナイキのスニーカーを集めている訳でもなく、おしゃれに敏感でもないふつーの40代男がナイキのエアヴェイパーマックスを買ってみた結果のレビューを書いてみました。
点数としては総合点で85点ということでかなりいい点数となっています。エアヴェイパーマックスのデザインが好きならば買っていいと思います。
逆にデザインは嫌いだけど、何となく誰も履いてなさそうだから買ってみようかな、程度であれば、後悔する可能性があるのでお金に余裕があるならいいですが、ないなら他の靴にした方がいいと思います。
なぜなら、「締め付け感がある」「歩いている時にフワフワする」というデメリットが強調されて後悔する可能性があるからです。デザインが好きならこのデメリットが打ち消されますが、あまり好きでなければ打ち消されず、逆にそれが目立ち、価格とのバランスが崩れてしまう可能性があるからです。
ジャンル的にはランニングシューズになるので、カジュアルやフォーマルなスタイルではなく、スポーティー又はキレイめでスリムな服に合うのかなと思います。
当サイトでは他にも「いいもの」ご紹介しています。ぜひご参考にしてくださいませ。
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