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コロナ対策として注目されている「エアドッグ(Airdog)」の効果が知りたい

コロナ対策として注目されている「エアドッグ(Airdog)」の効果が知りたい

今日(令和2年12月26日)の東京の感染者数は949人、今までで一番多くなりました。ついに四桁目前。1,000人を超えるのも時間の問題といった感じでしょうか。

私の住んでいる地方の田舎ではまだ感染者数は市単位で二ケタ台前半なので、あまり周囲が騒いでいるという印象はありませんが、東京及び全国の感染者数をみていると、ちょっとヤバいのでは…?と焦りを覚えます。

そんな中注目されているのが「空気清浄機」です。

✅日本で注目されている空気清浄機

  • パナソニック ジアイーノ
  • シャープ プラズマクラスター
  • ダイキン ストリーマ内蔵
  • 日立 ワイドスピード集じん内臓
  • カルテックの光触媒内臓の空気清浄機
  • その他、オゾンや赤外線を使った空気清浄機や設備

ここに殴り込みをかけてきたのがシリコンバレーからの刺客「エアドッグ(Airdog)」です。

今回はこのエアドッグを徹底的に調べ上げて丸裸にしていこうと思います。皆さんの購入の参考にしていただければ幸いです。

今回の記事でわかること

  • 空気清浄機「エアドッグ(Airdog)」について知ることができる
  • エアドッグはどのような仕組みで効果を発揮するのか
  • 日本製の空気清浄機はどのような仕組みで効果を発揮するのか
  • 新型コロナに対しての効果はどうなのか?
  • 果たしてエアドッグは買いなのか?

まず初めに「エアドッグ(Airdog)とは?」

エアドッグって何?ということについて簡単にご説明します。

正式名称は「AirdogX5s」といいます。今までの空気清浄機といえばヘパフィルターや電気集塵式(ESP)によって空気中の不純物がろ過されていましたが、エアドッグの場合はTPA浄化技術によって空気中のごみを取り除くという方式が採用されています。

このエアドッグの最も注目すべき特徴についてご説明します。

TPA浄化技術とは

二極の電極を使用して電磁場を生成し、その電磁場によって汚染物質を駆逐するという方法です。

まず初めにプレフィルターで大きなゴミを絡め取り、次に通過したゴミを帯電させます。次に帯電したゴミにイオンを噴射させて駆逐します。この時にオゾンが生成され、更にウイルスなどへの殺菌効果を高めてくれます。最後に粉砕されたゴミの残骸をフィルターにかけて回収し、更に浄化された空気に残っているオゾンを取り除いて空気中に排出されます。

フィルターの機能がとても高い

要するに強力な電磁場によって汚れが全て電気分解され、その分解無毒化された汚れを、従来品の7倍も細かい0.0146μm(マイクロメートル)までの超微粒子もきれいにするという機能を持ちます。

0.0146μm(マイクロメートル)というと、花粉(30μm)、PM2.5(2.5μm)、ウイルス(0.03μm)、細菌(1μm)なども全て絡めとられます。また、各種臭い分子もイオン分解されるので全てなくなります。

以上のように、電気によって空気中のゴミ(ペットの毛、花粉、ウイルス、細菌、ほこりなど)及び臭いが分解されて無毒化及び無臭化され、更に従来品よりも7倍細かいフィルターで無毒化分解されたゴミを絡めとるという2重の効果によって、空気をクリーニングするという効果を持つ空気清浄機です。

エアドッグの外観がこちらになります↓↓

ちなみにシャープやダイキンの空気清浄機はどんな仕組みで空気を浄化してるの?

シャープの空気清浄機はプラズマクラスターはほこりブロックフィルター(一番外側)→脱臭フィルターHEPAフィルター(0.3µmの微小な粒子を99.97%以上集じん)という記載がされています。

エアドッグが0.0146μmの集じん機能なのでだいぶ差がありますね。このような物理的機能の違いがあります。

シャープにはプラズマクラスターという機能があります。プラズマクラスターは水素のプラスイオンと酸素のマイナスイオンを発生させ、臭いの元やアレルゲン、細菌、ウイルス、カビなどを分解するという働きがあります。ただ、プラズマクラスターがすぐに消えてなくなってしまうため、その作用が機能する範囲(吹き出し口から1mほど)は限定的です。

ダイキンはほこりブロックフィルター(一番外側)→HEPAフィルター(0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じん)という記載がなされています。

更に、吸い込んだ空気をストリーマ分解(電子を放出→4つの分解素を生成→ウイルス、カビ、細菌を分解)これにプラスしてプラズマイオンを吹き出し口から放出(シャープのプラズマクラスターと類似、範囲も同等と思われる)というダブルの効果をもちます。

いったいどんな企業が発売してるの?

うたい文句は「シリコンバレーで開発された【世界初】の空気清浄機」なので、恐らくアメリカのシリコンバレーの企業が作った製品なのでしょう。米国特許取得※1の独自のテクノロジー「TPAフィルター」を搭載した唯一※2の空気清浄機と書かれているので、やはり米国なのでしょう。

しかし、肝心の企業概要がどこを探しても掲載されていません。アメリカのベンチャーだから日本の検索では引っかからないのかな?と思っています。

ちなみに日本では株式会社トゥーコネクト(本社:東京都港区、代表取締役:柗浦好紀)という企業が代理店のような形で販売しています。

更に、店舗販売も行っているようです。以下記載

「b8ta Tokyo – Shinjuku Marui」

・所在地  :〒160‐0022 東京都新宿区新宿 3‐30‐13 新宿マルイ本館1階

JIJI.com

「b8ta Tokyo – Yurakucho」

・所在地  :〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目7−1 有楽町電気ビル 1階

JIJI.com

放出されるオゾンは大丈夫なのか?

先ほど、通過するゴミを帯電させて電気分解すると説明しましたが、その際に有毒のオゾンが発生すると販売元のメーカーから説明されています。

オゾンとは?

オゾンはフッ素に次ぐ強力な酸化能力を持ち、脱臭・殺菌等に効力を発生します。オゾンには独特のにおいがあり、高原や日差しの強い海岸、森林などの空気に多く含まれています。(森林の中で0.005~0.01ppm)。オゾンは高濃度では猛毒です。吸い込むと内臓が酸化されてびらん状になります。日本における作業環境基準は0.1ppmに設定されています。

猛毒と聞くとちょっと大丈夫かな…?と不安になりますよね。こちらの空気清浄機では発生したオゾンを無毒化して排出するという機能があります。メーカーの説明ではオゾン除去フィルターを通過します。これによりオゾン濃度は0.005ppm以下に抑えられるとされています。

日本の基準では0.1ppm以下とされているので、その基準値よりもはるかに低い数値なのでオゾンに関しては「安心できる」と判断できます。

オゾンはなぜ発生するの?

オゾンはで気体を放電することで発生します。放電現象により発生する電子により酸素がオゾンに変換されます。なので、普通の空気に特殊な放電をすることによってオゾンが発生するということになります。エアドッグは空気中の浮遊物を電磁場を発生することによって分解しているので、オゾンが自然に発生してしまいます。

エアドッグの空気清浄能力はどのくらいなのか?

メーカーの説明では42畳の部屋をわずか30分で綺麗にすると記載してあります。その他、6畳の部屋であれば2分、10畳で4分半、33畳は13分と書かれてあります。

おいおい本当かよ?と言いたくなるようなスピードです。このスピードで空気を綺麗にできるということは、イコール空気中のウイルスや臭いなども亡くなってくれるということを意味しています。

もし本当だとすると素晴らしいの一言。例えば感染者がいたとしても、6畳であればたったの2分でクリーンにしてくれるので、飛沫感染及び直接感染がなければ、飛沫が浮遊していることによる吸い込み感染はほぼ防げるということになります。

ちなみにシャープの空気清浄機KI-NP100では8畳を6分で綺麗にすると書かれています。ダイキンのMCZ70W-Tは8畳を9分で綺麗にすると記載されています。

エアドッグはこれら日本の一流で最高級機種と比べてもそん色ない能力を有しています。

ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(フロン・ベンゼン・トルエン)※5、一般細菌※5、ブドウ球菌※6、PM2.5※5は99.9%を除去。インフルエンザウイルスについては99.8%の除去※7を可能

日刊工業新聞

気になる電気代は?

そんなに能力が高いなら電気代も高いんじゃないの?と気になりますよね。

ところが、電気代は24時間でオートモードだと0.3円、強モードの場合でも19円と信じられないくらい安いです。

シャープのKI-LP100の場合は静音で24時間3.36円、ターボで62.4円。ダイキンMCZ70W-Tではしずかで24時間5.28円、ターボで55.2円を考えると、エアドッグの圧勝です。

稼動時の音はどうなの?

消費者として気になるのが稼働時の音です。やたらとうるさい空気清浄機だといくら性能が良くてもちょっと考えちゃいますよね。

運転音 22dB~57dB未満業界トップの浄化力で、小さな運転音を実現と書かれています。5段階の風量調整ができて、弱い方から「22/30/34/42/57dB」未満の運転音になるようです。

一番大きい57デシベルだと、2~3m先の室外機や走行中の自動車内くらいの大きさです。ちょっと大きいと感じるかもしれません。

普通運転の時は予想ですが30デシベル以下くらいになると思います。30デシベルというと、深夜の郊外、鉛筆の執筆音、小さな囁き声になるので、ほぼ気にならない音といえそうです。

ちなみに、シャープのKI-LP100では風量の弱い方から「21/48/51/54dB」。ダイキンのMCZ70W-Tでは弱い方から「18/28/39/46/54dB」となります。これとエアドッグを比べると大差がないことから騒音に関しては許容範囲内だといえそうです。

フィルター掃除などのメンテナンスはどうなの?

DSC_0013

メーカーの説明によると、「2か月に1回だけフィルターを水洗いするだけ」と書かれています。思わずえっ?と思いますが、そういうことなのでしょう。しかし、私の予想ですと、一番手前にあるプレフィルターにはほこりが堆積すると思うので、最低でも1か月に1度の清掃はしなければならないと思います。メーカーが説明しているのはあくまでも中もメインフィルターに関しての記述だと思います。

シャープのKI-LP100では半年に1度のダストボックスの掃除だけでその他メンテナンス不要、ダイキンのMCZ70W-Tでは月に1度のプレフィルターの掃除以外はその他メインフィルターは10年間掃除不要となっているので、メンテナンスの面では日本のメーカーに軍配が上がりそうです。

実際に使った人のレビューはどうなっているのか?

AmazonしかレビューがありませんのでAmazonのレビューを参考にご紹介します。

総合評価は67件の評価数で星が「4.1」になります。

ちょっと微妙なのかな?ちなみに日本からの評価は2件、外国からのレビューが41件(文章が書かれているものだけ)、星だけの評価が24件という内訳になります。

日本からの評価では1件は病院からのレビューで星5つとなっています。内容はコンパクトで強力、メンテナンスも楽なのでもう一台購入しようかなと書かれています。もう1件は星1つ、インチキな仕様を信じて購入される方がいるんですねと否定的な評価です。なぜ否定的かの理由は書かれていません。

外国からのレビューを読んでみると、高評価なレビューにはアレルギーに対する効果や悪臭の改善効果、そして静粛で睡眠を邪魔しないなどという意見が多いです。逆に評価が低いレビューには浄化されて排出される空気がプラスチック臭い、故障が多いという内容が多くなっています。故障や部品の欠損の記載は3~4件なので発生割合としては6%ほど(件数が少ないので正しい割合とはいえない)になります。

ちょっと調べたら価格ドットコムにもレビューがありました。合計6件のレビューで星は4.14になります。4人の方が満点の星5つ、1人の方が星4つ、そして1人の方が星1つとなっています。概ね高評価となっているので、使ってみた結果では高額にも関わらず満足していると捉えることができます。

実際の効果は誰にも分からない

以上、色々調べた結果、素晴らしい空気清浄機だと思いました。すぐに今持っているシャープとダイキンの空気清浄機をメルカリで売って、こちらの商品を買いたくなりました。

ただし、商品が説明通りの品質だった場合に限りですが。

エアドッグが発表しているデータが正しいかどうかは「独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)」にゆだねるしかありません。シャープやダイキンのように大きな企業ではないので信用できないといったら失礼ですが、もしかしたらデータを捏造している可能性もあります。なので、できれば社会的信用のある第三者機関にてその効果を確認して頂きたいと思います。もしそこでウイルスが駆逐されていると確認できたのならば、もっと売り上げを伸ばすことができると思います。

エアドッグはどこで購入できるの?

✅エアドッグを購入できる場所(販売店の部分をクリックすると詳細ページにジャンプします)

  • Amazon→販売店「トゥーコネクト」→価格¥140,800(税込み)
  • 楽天→「雑貨マニアのマーズ」→価格¥179,800(税込み)
  • 価格ドットコム→今のところ販売ショップなし、レビューのみ参考
  • 公式サイト→トゥーコネクト→価格¥105,150(税込み)
  • トゥーコネクトHP→トゥーコネクト→価格¥106,150(税込み)

もし、ご購入を検討されるならば、↓こちらから入って頂くと助かります。

以上、比較すると結構な違いがありますね。安く購入するならばトゥーコネクトのHPから入って購入した方がいいと思います。Amazonで購入すると6000ポイント付きますので、その分の付加価値にメリットを感じる場合にはAmazonにて購入した方がいいと思います。楽天はあまりメリットを感じられません。

以上になります

以上、駆け足でエアドッグについてまとめてみました。今どきウソを発表する企業などないと思うので、概ね信用できる空気清浄機であり、ウイルスなども駆逐する効果があることから、新型コロナ予防として素晴らしい役目を果たしてくれそうな予感がします。

とはいえ、やはり信用のおける検査機関からの効果が発表されていないので、石橋をたたいて渡るタイプの人には購入の決断は難しいのかなと思います。

価格も10万円を超えてくるというのもあり、当面はすぐに効果が欲しい病院や薬局、その他店舗に限られるのではないでしょうか。

ちなみに、既存の空気清浄機を全てひっくるめて考えても、こちらのエアドッグの効果は秀でている(ウイルス予防に関して)と思います。

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