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原因は何?お米が臭い、まずい…と思った時に試して欲しいこと

原因は何?お米が臭い、まずい…と思った時に試して欲しいこと

毎日食べるお米。
できることなら美味しく食べたいですよね。

でも、なぜか美味しくない…。
美味しくないだけならいいけど不味い。
変な臭いがする。

などがあるとげんなりを通り越して食べるのが嫌になっちゃいますよね。
そんな状況に陥ってしまった時に、「まず試して欲しいこと」についてご紹介します。

我が家の状況は最悪だった…

写真acより引用

我が家の状態は最悪でした。
炊いたお米は黄色く変色し、更にひどい発酵臭がして誰が食べても「まずい」「臭い」。

あまりのひどさに家族全員の食欲は減退していきました。

お米が大好きだった次女は急に「パンがいい」といい好みが変化。
日ごろから食が細かった長女は更に食が細くなり…

そして最もお米が大好きだった中年男子の私はあまりの不味さにコンビニにおにぎりを買いに走る→奥さんにこっぴどく叱られるという、まるで子供のような状況を繰り返していました。

その状況を改善しようと、炊飯器が悪いと決めつけて炊飯器を新しいものに買い替えました。

色も赤にして心機一転。
ふたの裏側などもしっかり洗うことを意識して万全を期していました。
しかし、よかったのは最初だけ。またすぐに不味い以前のお米に戻ってしまいました。

途方に暮れていた時に私の頭にひらめいたのが「臭いのは糠の臭いではないか?」ということ。炊飯器が悪いのでなければ、問題は米にある。そうだちゃんと洗ってないから糠の臭いがついているのかも…と思ったのです。

まず、やってほしいのが「米をちゃんと研ぐ」ということ

まず確認したのが奥さんに「どのくらい米を研いでるの?」ということ。
これは奥さんに問題を擦り付けていることなので、かなりドキドキしながら聞きました。

もちろんは面白くなかったらしくめっちゃ怒り出しました。
「私が原因だと思ってるの?でるとこ出てやろうじゃないの!」といった勢いでした。

しかし、そんな奥さんの勢いは間もなく止まってしまうのでした。

どのくらい洗米してるの?
と試しにやってみてもらったところ、なんと!

この写真の状態。
10回ほど濡れた状態の米をゴリゴリっと手のひらで米を押して米同士のぬめりを取ったのち、2~3回濯いだだけ。

思わずこれで炊いてるの?と叫んじゃいました。
それで炊きあがったのがこの黄色くて臭いご飯。

はい。いつものヤバいご飯が炊きあがりました。
べちゃーっとしていた色が黄色く、それでいて発酵したようなヌカの悪臭が漂います。

ということで早速しっかり洗米してみました。
そのお米がこんな感じ

まるで水がないかのように透き通っています。

あまりやりすぎると炊飯中にお米が割れてしまうことや、美味しさの秘訣であるでんぷんも洗い流してしまうので注意が必要みたいです

そしていざ炊飯!

すると…

見事!
白くて美味しいお米を炊き上げることができました。

皆が「美味しい」を連発。
普通のお米がこんなにおいしいなんて!

その後、1年くらい経過しますが、ずっとお米は美味しいままです。炊飯器を買い替えてしまったのは痛い出費でしたが、勉強代と思って今回は諦めます。
皆さんもお米が美味しくない…と思ったら、洗いはちゃんとできているか?ということを確認してみてください。

その他、お米が美味しくない…と思った時に確認すること

お米をしっかり洗うということをしてもやっぱりお米が美味しくない…という時に確認しておきたいことについてご紹介します。

①炊飯器が古い

写真acより引用

炊飯器が古かったりすると、炊飯時の温度、保温時の温度があまり上がらないことが(半分故障という感じでしょうか)あります。それによって

  • 雑菌が繁殖しやすくなる
  • 内部結露がはっせいしやすくなりご飯がべっちょりしてしまう
  • 芯まで熱が入っていない

などによって当然、ご飯がおいしくなくなります。

対処法は炊飯器を買い替える。故障していると判断している場合には修理に出すようにします。

炊飯器が故障していないか確認するようにします。蓋加熱板の周囲のパッキンに劣化や亀裂がないか、内釜のつばが変形していないかを確認するようにしましょう。

②アルカリイオン水を使っている

写真acより引用

アルカリイオン水を使ってしまうと、お米への水分の浸透が早くなるため、べちゃっとしたお米になりやすくなります。また、色も黄色くなりやすくなります。

お米を炊く水は水道水又は浄水器の水、そして市販では普通のミネラルウォーターを使うようにしましょう。

③お米が古い

写真acより引用

お米は「臭いを吸う」という性質があります。なので、古いお米は周囲に置いてあるものの臭いを吸着しているので、炊きあがった後に臭いを発することがあります。

新しいお米でも周囲にニンニクなどの臭いのきついものを置いていると臭いが移ることがあります。なので、なるべく保存する際には「お米専門」の冷蔵庫とするようにしましょう。

④そもそも炊飯器が汚い

炊飯器内があまりにも汚れてしまっている場合は、雑菌が繁殖し、その雑菌が悪臭を発生させている可能性があります。ふたやお釜の周囲など、炊飯器の内部をしっかり洗うようにしましょう。

雑菌は熱で死滅する!と思いこむのは大間違い。高温でも死滅しない雑菌が増殖することがあります。常に清潔を意識するようにしましょう。

⑤しゃもじの取り扱いに気を付ける

写真acより引用

しゃもじを一緒にお釜内に入れてしまうと以下の注意点が発生します。

  • しゃもじの臭いがご飯についてしまう。
  • しゃもじの付着している雑菌がお釜内で繁殖してしまう。
  • しゃもじに付着している食べ物よごれ、手垢などがお釜内に移ってしまう。
  • しゃもじに付着しているご飯粒に雑菌が繁殖してしまい、その雑菌がお釜内に移ってしまう

よく、しゃもじに付着したご飯粒をそのまま直でつまみ食いするという光景を目にしますが、口から雑菌がしゃもじに移り、更にお釜内に移るということになるので、絶対にしゃもじを口につけるということは行ってはいけません。

⑥炊きあがった後の「水滴」に注意する

写真acより引用

炊きあがった後のお釜の側面やふたの裏側には「水滴」が付着しています。この水滴がご飯に混ざってしまうと、お米がべちゃーっとなってしまい美味しくありません。

炊き上がったらお釜の側面及びふたの裏に付着した水分を清潔な布でふき取るようにしましょう。更にご飯をかくはんしてお米の水分をある程度飛ばすようにしましょう。

⑦保温時間や保温方法は適切ですか?

写真acより引用
  • 保温時間が長くなるとお米の水分が飛んでしまい、黄色く変色して硬くなってしまうことがあります。
  • 保温を切って、食べる時だけ保温するようにするという方法をとっていると、温度が低下した時に雑菌が繁殖するのでお米がまずくなります。
  • 保温を切ってしまい、再加熱すると結露が多く発生するので、雑菌の繁殖及びご飯がべちょべちょになるという原因になります。

ご飯を長時間保温するという場合には、一人前をラップで包んで冷凍庫で保存して、食べる時に電子レンジで解凍するようにしましょう。

ご飯を美味しく炊くコツ

以上を意識してご飯を普通に炊けるようになったら、今度は「より美味しくなる」炊き方を目指しましょう。

きっと家族から喜ばれますよ!

我が家ではみんなが美味しい!と喜びまくってます。
その分、お米の消費が早くなりますが(笑)

私は中年太りまっしぐらです。ダイエットしなければ…。

①お米と水の質、分量をきちんとする

写真acより引用

当然ですが、お米の量と水の量はしっかり守るようにしましょう。お米は計量カップしてしっかり摺り切り一杯とし、水は炊飯器に記されている量を守るようにします。

お米は当然ですが「新米」の方がおいしいです。
更にお米にはランクがあります。以下のランクを参考にしておいしいお米をゲットしましょう。

特A基準米よりも特に良好な食味
基準米よりも良好な食味
A’基準米と概ね同等の食味
基準米にやや劣る食味
B’基準米より劣る食味
美味しお米を食べたい方は必見
ピントルのお米専門ページより引用

水は軟水を利用します。硬水を使うとご飯に水分が浸透しにくくなるのでパサついたお米になってしまいます。
水道水を使う場合には、一度沸騰させて→冷ましてから利用するようにしてカルキを飛ばすようにすると美味しく炊くことができます。

②少しの間水に浸す「浸漬(シンセキ)」を行う

炊く前に水に浸したまま置くことで、お米に水分が浸透して、ふっくらした炊き上がりになります。夏場で30分、冬で60分程度浸すのがベストです。

冬はそのままでいいですが、夏は高温で雑菌が繁殖しやすいので、冷蔵庫内で浸漬するようにします。

浸漬時間は長くても90分に止めましょう。それ以上やってしまうと、お米のうまみが溶けだしてしまい、逆においしくないお米になってしまいます。

③蒸らしをしっかり行う

炊き上がりから15分間はふたを開けずに「蒸らす」ようにします。こうすることでお米の芯まで熱が加わり、ふっくらとした炊き上がりに変わります。

先ほどの書きましたが蒸らしの時間は15分です。それ以上になってしまうとお米が硬くなってしまうので注意するようにしましょう。

④炊き上がったらかくはんして保温

写真acより引用

炊きあがった後にお米を側面、底からはがしてかくはんすることを「シャリキリ」といいます。
✅行うことによって得られる効果

  • お米の余分な水分を蒸発させることができるのでベタっとしない。
  • お釜内の水分を均一にすることができるので味のムラがなくなる。
  • 表面を空気に触れさせると、シャキッとした歯ごたえと、なんとも言えぬ「艶」「輝き」が出てきます。

かくはんする時は、なるべくお米をつぶさないようにやさしく行うようにしましょう。
保温する際には、ご飯をこんもりと、お釜の中心部がやや高くなるようにして形成します。形成の20分後が最もお米が美味しい時になります。

ひと手間加えてお米を美味しくする方法

最後に、ひと手間加えて更にお米を美味しくする方法をご紹介します。
この方法はちょっとお米に「癖が出る」という傾向があるので、「美味しさは人それぞれ」という感じになります。試してみて美味しい!と思ったら続けてみる感じでしょうか。

①「もち米」を加える

写真acより引用

もち米を全体の1割程度加えることで「もっちり」「ツヤツヤ」のご飯にすることができます。もち米の水分が他のお米にも移るため、パサパサとしたご飯が新米のような風合いになります。

もち米を炊く場合は水が少な目になります(例:白米一合→200㏄。もち米一合→150㏄)。よって、もち米を混ぜる割合によって加減する必要があります。

②「日本酒」を加える

写真acより引用

米一合に対して小さじ一杯(5cc)程度の日本酒を加えることでふっくらと甘みのある炊き上がりにすることができます。

✅その理由

  • 日本酒に含まれる甘味がお米の甘みやコクを増やす
  • アルコール消臭作用で嫌な臭いがなくなる

稀に日本酒特有の香りが残ることがあるので注意するようにしましょう。

③「みりん」を加える

いらすとやから引用

日本酒と同様に、みりんに含まれるアルコールが臭いを消してくれること、そして含まれる糖質が甘みやコクを増してくれることによってお米がおいしくなります。一合につき7㏄ほど加えるようにします。

みりんを入れて炊く時は少し水を少な目にした方がいいです。糖質が増すので普通の水分量で炊くとベターっとした仕上がりになってしまいます。

④「塩」を少量入れる

写真acより引用

2合に対して一つまみ程度の塩を加えて炊くと、塩の保水性によって米に含まれる水分量が増してもちもちになります。また、塩分によって米の甘みが引き出されるようになります。

入れすぎると塩分過多になってしまうので注意するようにしましょう。

⑤「氷」を入れて炊く

写真acより引用

氷を入れて炊くことで、沸騰をするまでの時間が長くなり、結果、ご飯の甘みを増すことができるようになります。

氷を入れた分、水は減らすようにしましょう。

⑥「ハチミツ」を入れて炊く

写真acより引用

はちみつを入れることで

  • 保水力
  • 酵素による分解作用
  • 甘みを増す

などをなどの効果によりおいしく炊き上げることができます。

お米1合に対して小さじ2分の1の量を入れて炊くようにしましょう。

⑦「にがり」を入れて炊く

写真acより引用

にがりを加えて炊くことで、含まれるマグネシウムがお米のペクチンと結びついて、お米の組織がしっかりした炊き上がりにすることができます。米がべたつくのが嫌…という人はぜひお試しください。

お米2合あたりに大さじ1杯(15ml)の「にがり」を加えて炊飯するようにしましょう。

⑧「だしこんぶ」を入れて炊く

写真acより引用

昆布を入れることで粘りと昆布の出汁の味を楽しむことができるようになります。寿司などによく合うようなので、手巻き寿司などをするときに利用したいですね。

炊飯で利用した昆布は捨てないで佃煮などに利用しましょう。

⑨「備長炭」を入れて炊く

写真acより引用

備長炭を入れることでヌカやカルキ臭さを解消することができます。更に、炭の持つ弱アルカリ効果によってお米を柔らかくすることができます。

使った後は、毎回タワシなどで洗ってしっかり乾燥させておくようにしましょう。時々煮沸消毒するのも炭の状態を良好に保つコツです。

お米をおいしく食べるコツまとめ

写真acより引用

冒頭にも書きましたが、お米は日本人の主食!なので、毎日食べている方がほとんどだと思います。そんなお米なので、できれば美味しく食べたいですよね。

我が家では、米の洗浄不足による「ヌカ臭さ」が原因で数年に渡り「美味しくないお米」を食べてしまっていたのですが、幸いにしてそれに気づいて、今は美味しいお米を食べることができています。

そして、その他、米を水に浸す浸漬や蒸らしの時間、蒸らした後のかくはんなどをしっかり行うことによって、以前より美味しいお米を頂くことができています。

また、たまに手巻きずしをするときは「昆布」を入れて炊いたり、おにぎりにするときはべたつきを抑えるために「にがり」を入れて炊くなどして工夫しています。

このようにちょっとした知恵でみんなが幸せになれるって何となくいいですよね。

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