健康を維持していく基本中の基本
一番大事なのは休息
健康を維持していく上で一番大事なのは「休息」です。これは絶対に忘れてはなりません。
誰もが感じていると思いますが、人間の体は十分な休息がないと十分なパフォーマンスを発揮することができません。これによって仕事や学業、人間関係に支障が生じるのはもちろん、健康状態にも悪影響を及ぼします。
休息が得られない状況だと人間の心身も疲れます。即ち内臓や臓腑、筋肉、脳、血管、そして細胞の一つ一つが疲れている状態になります。全身が疲れているので栄養の補給、老廃物の回収、そして熱を生み出す力、熱を体内に閉じ込める力など全ての機能が低下してしまい、結果、全身の状態が悪くなり、自分の弱い場所に「病気」となって現れます。
よって、全身の細胞を休息させて常に元気な状態を保つことが大事になります。その時、個々人によって「体の強弱」がありますので、強い方は少し無理ができる、弱い人は多めに休息するなど、その人によって休息の時間が異なるということを覚えておく必要があります。
更に仕事や勉強、遊びによる疲労度も異なります。こちらも、健康を維持していく上で大事になるので、休息と併せて個々その人の体力に見合ったもの、方法、時間を選ぶということが求められます。
話を休息に戻しますが、できれば午後5時以降は仕事や勉強はやめて、8時頃までは家事や身支度の時間、それ以降は心身を休める時間、そして睡眠時間を7~8時間取るというのが理想です。
次に大事なのが「余計なものを体内に入れない」こと
次に大事なのが体にとって負担になるものを体内に摂り入れないことです。
余計なものの代表としては
- タバコ
- 酒
- 薬(サプリメントも含む)
- 食べ過ぎ(特に脂質や糖質)
- 水分の摂りすぎ
などがあります。これら余計なものは体内に入れてしまうと、それを分解して体外に排出する臓器に負担をかけますし、体内に残ると血管壁にこびりついて血流を阻害する、体内に停留して臓器の動きを低下させるなどの良くない働きをもたらします。
一過性ならばさほど問題ない場合が多いですが、長期に渡り摂取し続けると、体に対して取り返しのつかない悪影響を及ぼして、病気の原因になり、最悪、命を奪われる原因にもなります。
現代病といわれている
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 痛風
なども「余計なものを体内に摂り入れている」ことが要因のことが非常に多いです。
よく、良かれと思いサプリメントや漢方薬などを健康なのにも関わらず服用しているのを見かけますが、健康であり、食事がバランスよく食べれているのであればまず必要がなく、逆に肝臓や腎臓に負担をかけて健康状態を悪化させているということもあるので注意が必要です。
もし、サプリメントや漢方薬の長期服用をしていて、心身に不調を感じている場合には、一度3か月ほどやめてみてどうなるか試してみた方がいいでしょう。もしそれで体調が良好になるならば、逆に体調を崩す原因になっていたという可能性が高いです。
そして食べ物の質・量
人間の体は食べ物から出来上がっています。まずは3大栄養素の説明からします。脂質は細胞膜やエネルギー、脳、ホルモンなどの材料、糖質は脂肪やエネルギー源に、たんぱく質は筋肉や骨、皮膚、内臓の生成材料となります。そして、カルシウムやナトリウムなどのミネラル、エネルギーの触媒となるビタミン類、便の材料となる食物繊維なども必須の栄養素となります。これら材料から出来上がっているのできちんとした食事を心がけなければなりません。
基本的にミネラルやビタミン、食物繊維などは3大栄養素+野菜、果物、キノコ、イモ類、豆類などをバランスよく食べることで解消されるのでそれほど意識して摂取する必要性はありません。
まとめると、3大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質を糖質6割、脂質2.5割、たんぱく質1.5割くらいを目安に摂り、そこにプラスして旬の野菜や果物、キノコ類、イモ類、豆類をプラスしていくというようなバランスを考えるようにします。
更に、食材は「生鮮食品」を料理して食べることを基本として、食品添加物の多い加工食品や菓子類は少な目とするようにすることも大事になります。生鮮食品は栄養価が高く、毒性物質をあまり含んでいないというのがその理由になります。
最後にメンタル
そして何より大事なのがメンタルです。ストレスや悩みごと、孤独、楽しみや前向きになれることがない生活などがあると、メンタルが病んでしまいます。メンタルが病んでしまうと、脳の機能が低下します。脳は全身の司令塔なので、個々が病んでしまうと、脳に支配されている自律神経や運動神経、ホルモン分泌などが狂ってしまい、様々な不快症状が発生します。そして、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の原因にもなります。免疫も影響を受けるので風邪を引きやすい、湿疹が出やすいなどの症状が出ることもあります。
心の状態を健全に維持するためには
ストレスから遠ざかる
仲間や家族を大切にして孤独を回避する
趣味などの楽しみを持つ
規則正しい生活を送る
脳を壊す喫煙や深酒、甘いものの摂りすぎ、ストレスを改善する
社会の中に身を置いて人のためになる
などを意識して生活することが大事になります。メンタルは肝臓や心臓、腎臓といった臓器とも関連が深いので、これら臓器に負担になるようなことを避けることも必要になります。
最後にヒントになるのが「心を変えるのは自分の考え方」という言葉があります。要するに自分が他者に対する考え方をやさしくするなど変えていけば、自ずと性格が優しくなり、また、他者からもやさしくされてストレスが減少するようになるということです。
周囲が変わるのを待つのではなく、意図的になりたい自分を演じつつ、周囲が変わっていくのを待つようにします。この時、見返りを期待しすぎると、見返りがなかった時に腐ってしまうので、あまり見返りを求めないで他者と接するようにした方がいいでしょう。
自分を変えるのは自分しかいません。その為には日々社会的な環境に身を置き、他者と接してどのように社会に貢献できるかを考え、その導きによって自分を変えていき、そして社会から同意、称賛されて更に精神的健康度を高めていくというのが人間的なメンタルの健康維持法といえます。
以上、初めてのワードプレスで全くどのように書いたら分からない中、自分の得意分野である「健康」についてご説明させて頂きました。今後、様々な「皆さんの役に立つ」記事をアップしていくのでぜひブックマークしてチェックしてくださいませ。