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私の健康状態がずっと悪かった理由

私の健康状態がずっと悪かった理由

何をするにも健康は一番大事なこと

毎日を輝くものとするには心身の健康が一番大事になります

健康は全てに優先するといっても過言ではありません。何故なら、健康状態が芳しくなければ「頑張ること」「努力すること」ができにくくなるからです。

仕事では肝心なところで集中することができない、内容を覚えること、ブラッシュアップすることができない、残業ができない、長時間の移動が難しいなど様々な問題が生じます。

家族との良好な関係に関しても、出かける予定が組めない、体の調子が悪い→機嫌が悪い→関係性が悪くなるというデメリットが生じます。

以上、ちょっと極端ですが、健康状態が悪いとビジネスにおいても人間関係においてもマイナスの要素が出やすくなります。

特によくないのは常に調子が悪いと「心が蝕まれていくこと」です。心と体は繋がっています。体の調子が悪ければ必然的に心も病んでいきます。心が蝕まれると何をしても楽しくない、そして孤独へと進んでいくので待っているのは破滅です。これは極端な例えですが、そのくらい健康は大事だということです。

ずっと優れなかった私の体調

頑張らなければならないのに、数年間、ずっと体調が優れませんでした…

家族のために仕事を頑張らなければならない…

仕事を頑張って金を稼がなければならない…

なのに体が動かない、心が沈んでいくという状況が数年に渡って続きました。病院に行っても「特に異常なし」と診断されて途方に暮れる日々。

男性更年期なのかな?と思って男性ホルモンの値を病院にて検査しても全く問題なし、副腎疲労もない、ここまで検査しても問題ないのであれば気持ちだけの問題なのか?常にそんなことばかりが脳の中でぐるぐると回っていました。

✅ 調子が悪かった時の具体的な症状

  • とにかく不安感が一日中付きまとう
  • ちょっとしたことで疲れてしまう
  • 風邪を引きやすく、引いたら中々治らない
  • 情緒不安定(落ち込みが激しい)
  • 極端な冷え性(夏は真逆で多汗症)
  • 体重がどんどん減っていく
  • めまい
  • 精力減退
  • 不整脈がひどい(これが主訴です。心臓専門の病院に行ってもタダの期外収縮ですといわれ問題ないとのことでした)
  • 食欲不振

自分でも思っていたのですが、典型的な自律神経の失調が原因であり、うつ病やパニック障害のような症状だったと思います。心の問題…と思っても体は動かない、そして不整脈が気になり不安で動けないという状況に縛られていました。

原因は意外なものだった

原因はなんと思いもよらなかったものでした

これが原因だったという断定はできませんが、恐らく大量に飲んでいたサプリメントや漢方薬が胃腸や肝臓、腎臓といった臓器に負担をかけていたことが少なからず心身の負担となり症状を悪化させていたと思います。

なぜそう思ったのか…?

それは肝臓や腎臓の機能が低下しているとされる症状が出ていたから


✅ 具体的にどのような症状が出たのか?

  • 汗から尿のような臭いがする
  • 急に皮膚炎が出るようになった
  • 体がとにかくだるい
  • 脂っこいものが苦手になった
  • 酒が全く飲めなくなった
  • 下痢や便秘が多くなった

などの症状が出るようになってきたこと。そして明らかに多いだろう…と思うような量のサプリメントや漢方薬を飲んでいたことによって判断しました。

✅ 一時期服用していたサプリメント・漢方薬の量

  • 漢方薬7種類
  • サプリメント5種類

と、今思うとゾッとするような量を毎日きっちり一日分とされる規定量を飲んでいました。

薬やサプリメントは健康を増進させるものという間違った思考が間違った方向へ突き進ませてしまっていたということでしょうか。もっと飲めば症状が改善する、症状が改善しないのは薬やサプリの量が足らないから、もしくは間違っているからと考えていたのを思い出します。

漢方薬やサプリメントでも薬と同じ。過ぎると内臓の働きを低下させる

漢方薬といえども薬である以上、それなりの副作用がないとはいえません。西洋医学の薬にくらべれば重い副作用の起こる頻度はずっと低いのは確かですが、漢方薬だから安全で副作用がないと盲信してはいけません

https://medical.jiji.com/medical/039-0013-99

漢方薬やサプリメントは体を治す作用がありますが、一方で薬になるということは毒になるということも意味しています。

例えば冷え性で体を温める作用のあるものを服用する→症状が治まる→その後も予防のために飲み続ける→逆に体が温まりすぎてしまい発疹やのぼせといった症状が出るなどがあります。

更に、栄養素や成分が凝縮されているという傾向がありますので、大量且つ長期に渡り飲み続けると、それを分解して排泄する体の機能に負担をかけます。その排泄を担う臓器が肝臓と腎臓です。肝臓は分解、腎臓は排泄です。

実際に漢方やサプリメントによる肝臓や腎臓の機能低下は散見されています。それほど重篤ではなく、服用をやめることで改善する例が多いことから見過ごされがちですが、中には不整脈によって命を落とすという事例もあることから、決して油断してはならないと個人的に思います。

アルコールや暴飲暴食でも同じことが

もちろん、肝臓や腎臓といった人間が健康を維持する上で大事な臓器に負担をかけるのは薬やサプリメントだけではありません。

✅ その他、肝臓や腎臓に負担をかける行為

  • アルコールの摂取
  • 喫煙
  • 暴飲暴食
  • ストレス
  • 過労

などがあります。

アルコールは薬同様に「分解して排出しなければならない」ので、その分解を担う肝臓と腎臓に負担がかかります。

喫煙は肺だけに悪影響がある、と考えられがちですが、実は肺から吸収された毒性物質は血液の乗って肝臓で無毒化されて腎臓によって排泄されます。よって、肝臓と腎臓に負担をかけるということになります。また、喫煙は全身の血管を収縮させます。この収縮によって腎血流が低下し、それによって腎機能が低下することが分かっています。

暴飲暴食は口から入ってくるものが多くなるので、その過剰分を処理しなければならない各内臓の負担を増やします。具体的には過剰な水分、脂質、糖質、塩分、添加物などが悪影響を及ぼします。

ストレスは活性酸素を生み出す、血流障害を発生させる、血糖値や血圧を上昇させる、血液中に脂肪やコレステロールを増やす、体全体を疲れさせるなどにより内臓全ての酷使に繋がり、それが長期に及ぶと様々な病気の原因になります。

過労は全身の疲れです。全身が疲れてしまうと血流は淀み、免疫の低下、腸内環境の悪化、ホルモン分泌の低下、活性酸素の発生、栄養状態の悪化など様々な悪要因が出るので、当然、内臓の機能も低下します。

なぜ、肝臓や腎臓なのか

いったいなぜ肝臓や腎臓だと思ったのかについては先ほど簡単に説明しましたが、一般的も薬の摂りすぎは肝臓や腎臓に負担をかけるとされています。

薬の代謝によって肝臓や腎臓が疲れてしまうと、まず「症状」となって体にシグナルを送ります。そのシグナルが無視されると、今度は検査数値、あるいは病気となって出ています。

もちろん、人によって出方は千差万別となりますが、おおよそこのような出方となることが多いようです。

✅ 肝臓に障害が生じると

  • 栄養の代謝
  • 毒性物質の分解
  • 栄養の貯蓄
  • 胆汁の生成・分泌

といった仕事に障害が出てきます。これらは体の健康維持、情緒の安定に重要な役割を果たしています。よって、障害が生じると「不定愁訴」と呼ばれる、私が経験したようなだるさや不安感、不整脈などの多彩な症状に襲われるということになります。

なぜこのような症状が生じるかというと、皆さんお腹が空くとイライラしませんか?このようにちょっと栄養が足りないだけで人の精神状態は悪化するので、当然、肝機能低下によって代謝が低下すると、脳にエネルギーが運ばれなくなる、毒性物質の分解能力低下によって全身に毒性物質が蔓延するということになれば、情緒が不安定になるのは当たり前のことです。

✅ 次に腎臓です。腎臓の仕事は

  • 赤血球の合成を促すホルモンの分泌
  • 骨を強くするホルモンの分泌
  • 血液のろ過
  • 血液中の栄養素の調整
  • 血圧の調整
  • 尿の合成・排出

となっています。このように重要な命に直結するような仕事を担っている腎臓は「すべての臓器に影響を及ぼす」とされています。腎臓がSOSサインを出すと、他の臓腑がその信号を受け取って動きを制御するということが分かっています。当然、脳もその信号を受け取り不安定な状態となります。

特に血液中の栄養素の調整は重要な仕事であり、これが失調してしまうと、血液中の栄養素が根こそぎなくなってしまい、体はすぐに重篤な状況となってしまいます。

脳はこの状況を判断して緊張状態となり、結果、様々な不定愁訴を引き起こすと考えられています。

許容度は人によって違う

薬が悪い、タバコが悪い、ストレスが悪いといっても、人によって大きく許容度が異なります。

タバコを吸って数年で肺がんを発症する人もいれば、70年以上吸い続けても全く問題ない人もいます。

この差は人によって許容度が全く異なるからです。

✅ 人によって許容度が異なる理由

  • 先天的に持って生まれた体の強弱
  • 日ごろの生活習慣による体質の変化
  • 大きすぎる要因の有無
  • 臓器の強弱

によって決まってきます。

先天的に持って生まれた体の強弱は親から受け継いだ体質をいいます。オリンピック選手の子供は同じくスポーツ万能な場合が多いことなど、人によって体質は異なります。

当然、内臓の強弱、体の強弱、病気への抵抗性なども個人差があります。それによって、体を悪くするであろう要因の影響力も異なります。

次に日ごろの生活習慣があります。持って生まれた強靭な体質の方でも、生活習慣が悪いと段々と体が弱ってしまい、結果、体を悪くする要因への許容度も低下してしまいます。

逆に弱く生まれてきた方でも、日ごろの養生をしっかり行い無理なく過ごし、適度な鍛錬を忘れないという場合には抵抗力が上がり、ある程度強い体を維持することが可能となります。

そして「大きすぎる要因の有無」です。これは事故や大病、大きすぎるストレスなど、予想もしていなかった心身への要因が加わるという場合です。例えば甘いものの過食で超高血糖を経験してしまった、という場合は不可逆的な血管や腎臓、膵臓への悪影響が生じてしまい、以後、いくら頑張っても健康状態が向上しないという場合があります。このように、大きな悪影響が生じてしまっているか否かはその後の健康維持に大きく関わってきます。

最後に臓器の強弱です。人によって胃腸が弱い、肺が弱くすぐに息切れしてしまう、心臓が弱く動悸や不整脈が…というように特定の内臓の強い弱いがあります。これによって薬やサプリメントの悪影響を強く受けることがあります。

以上のような事項が影響しあい反応を起こす

私の場合は単純に肝臓、腎臓の機能が弱いのだと思います。父親が腎機能が弱く、よく若いころから入退院を繰り返していたので、恐らく遺伝的な要素もあるのでしょう。

よって、サプリメントや漢方薬の乱用にて内臓機能が低下してしまい、結果、不快症状が出ていたのだと思います。

もし仮に体が強靭で内臓の機能も高ければ、もしかしたら不快症状が出ていなかったということも考えられます。

実際、サプリと漢方薬をやめてどうなったか?

もしかしたら、今飲んでいるサプリや薬が調子が悪い原因では?

そう思った私はきれいさっぱり服用しているサプリメントと漢方薬をやめました。

やめた直後は「やめてしまって本当に大丈夫かな…」とめっちゃ疑心暗鬼になっていました。なにしろ、今まで「これを飲んでいるから健康が維持されている」と信じて生きてきたのを急にやめろということになったので、頭では分かっていても中々心を整理するのは難しかったです。

しかし、「やってみなければ原因は分からない」「もし悪化すればまた服用し始めればいい」と考えてきっぱりやめました。

すると

不快症状が徐々に消えて行ったのです。まず最初に食欲が戻り、次第に不整脈がが減っていき、最後にはやる気が漲り「何か新しいことをやってみよう」という気力がわいてきました。もちろん、仕事に対する気力体力も上がってきたので、大きく評価されるということも。

この変化は薬をやめてから大体1か月目から起こり始め、半年目くらいで全てが変わりました。

とはいえ、自分が求めている完全に調子がいい!ということではありません。頭が重い時もあれば、食欲がない時もあります。しかし、このくらいは学生の頃だったありました。皆さんもそうですよね?覚せい剤などの薬をやってない限り、絶好調すぎる!という人はそうそういません。皆が少しのけだるさなどの調子悪さを抱えて生きています。

その当たり前を受け止めず、無理に改善しようとすることで薬やサプリを求め、結果、内臓に負担をかけているというのが自分の状況だったということです。

それから5年が経過

5年くらい経過した時ですが、ほぼいい状態を保っていました。

主訴だった不整脈もたまに出てましたが、それは学生時代と一緒。ほぼ気になりませんでした。悪かった時は週に5~6日出ていて、ひどい時は1分間に30回ほど脈が飛んでいたのですが、そのようなことは一切ありません。

冬になると風邪を引き、その風邪が長引いて2か月間くらいずっと黄色い痰と鼻汁が出て、たまに微熱とだるさで動けなくなる、といったようなことは全くなくなりました。たまに喉が痛くなることがありますが、うがいを頻繁にすることでほぼ1~2日でよくなります。熱を出すことはほぼありません。子供からの風邪も感染しません。

自分的には周囲の人と変わらないくらいの健康体に戻ったと思いました。しかし、「先天的に体が弱い」というのは変えることができないので、無理はしないように過労とストレスに気を付けながら、適当に体を鍛えるということを守るように心がけました。

サプリメントや漢方薬は相変わらず好き(笑)なので、少なめにその時の状況に応じて利用しました。これによって、デメリットよりもメリットの方を多く享受できていると自負しています。頼りすぎず、しかし頼るべき時は頼るという感じでしょうか。

結局、健康維持に重要なことな何なのか

自分が思っていることを書きだしてみます

結局、サプリメントが悪い、漢方薬が悪い、医師の出す薬だけがいいということではなく、「適材適所」を守ることが重要であると私は思います。

もし、薬やサプリメントが全て悪であるならば、例えば細菌性の風邪の時に抗生物質を飲めば治るものを、飲まずに治すということになります。昔、沢山の子供が死亡したのは抗生物質がなかったからといわれており、もし、全て悪で薬を利用しないのであれば、昔のように死ぬ必要のない多くの人が再び命を奪われることになる恐れがあります。

よって、体の強弱、内臓の強弱、先天的な体質、病気の有無、病邪の強弱などを考慮しながら、適当な治療を施していくことが重要になるということです。それを意識しながら、「早くよくなりたい」「もっと元気になりたい」という治療の必要のない欲望による「不必要な治療」はなるべく行わないこともきちんと制御するようにすることも大事になります。

これを薬やサプリメントに対する考えとして

その他、前回ブログに記した「健康を維持していく基本中の基本」を意識していくのが大事なのかなと思います。

私のように極端な飲み方をする人はそうそういらっしゃらないと思いますが、あまりネットを調べても掲載されていない「盲点である」という気がしたので今回まとめさせて頂きました。

少しでも皆様の参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

追記:以上、漢方薬やサプリメントを沢山飲んでいたのは20年前のことです