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アルコールスプレーで手軽に部屋干しの生乾き臭を消す方法

アルコールスプレーで手軽に部屋干しの生乾き臭を消す方法

くっさー。。

やばいくらいに洗濯物したはずのタオルやTシャツが臭い時ってないですか?

ちょっと恥ずかしいですが我が家はよくあります。朝、顔を洗って顔を拭こうとした時、夜、パジャマを着ようとした時などによく感じます。

私的には、タオルやパジャマなど「しょっちゅう洗濯しているもの」が臭くなる頻度が高いと感じます。美容室などでシャンプー後に顔をふくときも臭いと感じることがあります。

この嫌すぎる生乾きの悪臭、なんと「消毒用アルコール」で簡単に消すことができるのです。その方法がめっちゃ手軽、しかも確実!

ということで、消毒用アルコールによる生乾き臭対策についてご紹介します。

アルコールスプレーで手軽に部屋干しの生乾き臭を消す方法

めちゃくちゃ簡単です。
「くさっ!と思ったタオルや衣類に消毒用アルコールでスプレーするだけ」です。

ポイント

  1. 乾いている状態でスプレーする
  2. 裏表にまんべんなくスプレーする
  3. 用いる消毒用アルコールは「濃度70%前後」のものを使う

1、乾いた状態でスプレーする理由
理由は濡れた状態でスプレーすると「殺菌効果が弱くなってしまうから」です。アルコールの濃度が70%となっているのには、「殺菌力が一番強いから」という理由があります。なので乾いた状態で行うというのが基本となります。しかし、予防であるなら洗濯が終わって干した後にスプレーするというのもアリだと思います。

2、裏表にまんべんなくスプレーする
まんべんなくスプレーする理由は、臭いの原因となる雑菌をしっかり死滅させるためです。べちゃべちゃになるまでスプレーするのではなく、色が変わればOKです。

3、用いる消毒用アルコールは「濃度70%前後」のものを使う
先ほど説明しましたが、殺菌能力が一番高いのがアルコール濃度が70%前後の製品です。この濃度の除菌スプレーを使用しておけば間違いないでしょう。

ちなみに私が使っているのがこちらです

左・ヨシダ製薬の「エコ消エタ消毒液」税込み¥640
真ん中・丸石製薬の「イソプロピルアルコール」税込み¥560
右・ヨシダ製薬の「消毒用エタノールヨシダ」税込み¥1,680

どれを使っても同じですが、費用対効果を考えると真ん中の丸石・イソプロピルアルコールがいいと思います。


ざっくりと「やり方」をご説明します

いかにも臭そうな私がパジャマとして使っているTシャツです。いや臭そうじゃなくて臭いです。臭い時が多いです。なぜかというと「着る機会が多いから」。着る機会が多い=湿気や皮脂、汗に触れている状態が長い→雑菌の繁殖→臭いという流れになります。

このTシャツの臭いを消すにはアルコールスプレーをするだけです。

まんべんなくスプレーをします。全面がしっかり濡れるまでスプレーする必要はなく、何となく全体的に色が変わる程度で十分です。

終わったら裏返して裏側もスプレーします。

裏側も表と同じように全体的に色がざっと変わる程度にスプレーして終了です。このまま洗濯かごにポイっと入れておき、洗濯物がたまったら普通に洗濯します。

洗濯後の乾いたTシャツの臭いをかぐとあ~ら不思議!無臭に変わっているではありませんか。

もし、まだ何となく臭う…という場合は同じ手順でアルコール消毒してみて下さい。多分、それで無臭になると思います。もしそれでも…という場合は少し多めにスプレーするか、他の原因が考えられるのでそちらの対策を行うようにしてみてください。

アルコールスプレー使用の注意点
アルコールスプレーは引火性液体です。なので使用する際には「火気厳禁」です。
更に、目に入ったり、吸い込んでしまったりすると、刺激によって不快症状が生じることがあるので、十分に注意して利用するようにしましょう。

洗濯物が臭くなってしまう原因を対策する

①洗濯物を濡れたまま放置しないようにする

ありがちですが、洗濯し終わっているのに忘れていて放置してしまう…という時。雑菌は水分があることによって繁殖します。なので、せっかく洗濯しても、濡れている状態で放置してしまうと雑菌が繁殖してしまうので生乾き臭の原因になってしまいます。

対策
脱水が終わったらなるべく早く乾燥機に入れる又は干すようにしましょう。

②乾くまでの時間をなるべく短縮させる

先ほどと同じで洗濯物が濡れたままになっている状態は「雑菌が繁殖しやすい状況」です。この状態をなるべく少なくすることが生乾き臭を減らすことに繋がります。当然、乾くまでの時間が長いと、雑菌が繁殖しやすい時間が長いということになるので臭い対策において不利になります。

対策
なるべく早く乾かすよう工夫しましょう。乾燥機を使う、衣類乾燥機を使う、サーキュレーターを使う、外で風や日光を当てながら干すなどの方法があります。

③洗濯機を除菌する

洗濯機内がカビていると洗濯物にそのカビがうつってしまい臭いがすることがあります。なので定期的に洗濯層の除菌を行うようにしましょう。

対策
洗濯機を休ませる時間を持ちましょう。一日中洗濯機を使い続けてしまうと、当然、水気がある状態が長くなるので、その水気を栄養としているカビなどの雑菌が繁殖しやすくなります。
また、水気や湿気が多い状態だと「洗濯機も壊れやすくなります」なので、なるべく洗濯機を休ませる時間を作るようにしましょう。
洗濯機の除菌は専用の薬を使うようにします。

④ふろ水はなるべく使わない

風呂水は厳密には使ってもいいのですが、すすぎにはなるべく使わないようにします。何故かというと風呂水には雑菌が含まれているから。なので、使ってもいいですが、すすぎ洗いには使わないようにしましょう。

対策
風呂水による蒸気は洗濯機の故障を招くことがあるので注意しましょう。洗濯機にはコンピュータや機械があって基本的に湿気に弱いです。風呂水で洗うと蒸気によって洗濯機全体に湿気が回りやすくなりますので注意するよういしましょう。

⑤汚れた洗濯物とは分けて洗う

泥や脂汚れが付着したタオル、軍手、大量の汗で汚れた衣類などは普通に洗濯するだけでは汚れが取れないことがあります。そして、その取り切れない汚れた衣類と洗濯することで他の衣類も汚れてしまうことが考えられます。汚れは雑菌を呼んでしまい、生乾き臭の原因になります。

対策
汚れた衣類はつけ置き洗いしましょう。洗濯機の機能としてもありますし、別途、バケツなどでつけ置いてもOKです。もちろん、専用の洗剤を使うようにします。

⑥洗い終わった衣類、タオルなどの保管場所に注意しよう

せっかく洗濯して綺麗になった衣類やタオルでも、保管場所が悪いと湿気で雑菌が繁殖してしまい生乾き臭の原因になることがあります。特に湿気の多い夏場、しかも脱衣所などに置いてあるタオル類には注意が必要です。

対策
通気性を意識しましょう。ラタンなどの素材を使ったカゴやボックス、露出したまま保管できるラックなどを使うようにします。と当時に、ふろ場の換気扇を使う、窓を開ける、エアコンを使うなどの湿気対策も意識しましょう。


⑦下水の臭いがしたら排水溝を確認する

生乾きではなく、下水のような臭いがした場合には洗濯排水に問題がある可能性があります。通常は臭いが上がってこないように臭気トラップが設けてあるのですが、このトラップは正常に機能していない、又は排水溝が汚れている可能性があります。

対策
こちらは自分では対策できないので業者に依頼するようにしましょう。日ごろからの対策としては排水溝の汚れを取るような薬剤もありますので利用するといいでしょう。



⑧使う・着るローテーションを長くする

しょっちゅう同じタオルを使う、同じ服ばかりを着るなどをしていると皮脂や湿気などが付着しやすくなるので、生乾きの原因となる雑菌が繁殖しやすくなります。なので、なるべく使う・着るローテーションを伸ばすようにしましょう。

対策
理想は週1回以上。10日に1度くらいのペースで使うようにすると臭い予防に効果的です。

⑨古くなったものは廃棄・リサイクルしよう

古い衣類やタオルには繊維の奥深くまで雑菌が入り込んでしまっているので、臭い対策を行っても臭いが取れないことがあります。なので、ちょっともったいないですが、数年使ってくたびれている衣類やタオルは思い切って断捨離しましょう。

対策
衣類やタオルの寿命はそれぞれですが、繊維がクタクタになり、何をしても臭いが取れない場合は雑巾にする、リサイクルする、廃棄するなどのアクションを行うようにしましょう。雑菌が他の衣類やタオルなどに移ってしまう可能性があります。

⑩洗っていない洗濯物を放置しないようにしよう

これは一人暮らしの男性に多い印象です。一度に洗う衣類が少ないので、ある程度たまるまで放置しておくということだと思いますが、皮脂や湿気などの雑菌のエサがたくさんある状態で放置してしまうと、雑菌が大量増殖してしまい、臭いが染みついてしまい洗濯してもとれないという状況になることがありますので絶対にやめましょう。

対策
洗濯物は毎日洗いましょう。できれば脱いだらすぐに洗うようにしてください。対策はなるべく雑菌を増殖させる前にあらうことです。数日間、放置してしまった場合は、つけ置き洗い又は干す時にアルコールスプレーをしてから干すようにしましょう。

⑪赤ちゃん用の粉せっけんを使用するのはやめよう

赤ちゃん用の無添加純粉せっけんはなるべく使わないようにします。何故かというと、溶けにくいので洗濯層の裏側にへばりつき、カビが増殖する原因になるからです。カビが増殖すると当然、洗濯物が臭いやすくなります。

対策
敏感肌の赤ちゃんのためになるべく無添加の洗剤を使いたい!という方はマグネシウムの玉を購入して洗濯しましょう。マグネシウムをネットに入れて洗濯すると、水が強アルカリ水になり、汚れや臭いが分解されます。

アルコールスプレー以外の生乾き臭対策法

私的には一番手軽で確実なアルコールスプレーの使用をおすすめしますが、それ以外にも生乾き臭を改善する方法があります。その方法をご紹介します。

衣類用漂白剤を使う

塩素系漂白剤酵素系漂白剤(液体)
主な成分次亜塩素酸ナトリウム過酸化水素
液性アルカリ性弱酸性
使えるもの白物繊維白物+色柄繊維
使えないもの色柄物、毛、絹、ナイロン
ポリウレタン、アセート
金属、ファスナー
金属製ボタン、ファスナー
漂白剤の種類と特徴

漂白剤を使い洗濯機又は別途、バケツなどでつけ置きするという方法です。塩素系の方が殺菌力はやや強めです。

注意すること
塩素系漂白剤は色柄ものは洗えない、使用できない生地が多いという難点があります。酵素系漂白剤は問題なく使うことができます。両方とも「つけ置く時間が必要」というデメリットがあります。

60℃以上の熱湯にさらす

60℃以上の湯につけることで雑菌を死滅させることができます。約15分程度60℃以上を保つことで生乾きの原因となる「モラクセラ菌」を死滅させることができます。簡単なのはお湯に60℃の湯を張り、その中に入れるという方法です。

注意すること
注意点は温度が高すぎると「繊維が傷んでしまうことがある」という点です。一番強いとされる綿で素材でさえシワシワになってしまうことがあるので注意するようにしましょう。

重曹を使う

洗濯する時にお風呂のお湯を使います。40℃程度の体温より少し高い温度のお湯を使い、水量10Lに対して大さじ1杯程度の重曹を溶かし、そのまま普通に洗濯をします。洗剤も入れます。臭いはもちろん、黄ばみ汚れやシミ抜きにも使えます。また柔軟剤を入れたようにフワフワになります。

注意すること
麻の服、い草やジュート素材のラグなどは「変色してしまうことがある」ので重曹で洗わないようにしましょう。
また、水で洗ってしまうと衣類に付着したり、排水溝を詰まらせてしまうことがあるので、必ず30~40℃のお湯を使うようにしますよう。

半乾きの時にアイロンをかける

半乾きの時にアイロンをかけることによって、生乾きの原因になっている雑菌を死滅させることができます。そのまま乾くまでアイロンをかけることで、再び雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。

注意すること
必ず押し当てるタイプのアイロンを使いましょう。洗濯物を壁にかけてスチームを当てるタイプのアイロンは菌を死滅させる効果はありません。また、スチームは湿気を与えてしまうので使わないようにします。

乾燥機を使う

乾燥機内は60℃以上の高温になりますので生乾きの原因菌を死滅させることができます。洗濯をした後すぐに乾燥機に入れて乾燥させるようにします。

注意すること
乾燥機をかけすぎると衣類が傷んでしまうことがあるので、10分程度に止めるようにしましょう。また、乾燥機のやりすぎはシワができてしまう原因にもなります。

強アルカリ電解水を使う

実はこの方法、素晴らしい方法です。コスパ対策や長期保存できればアルコールスプレーよりもいいかも。水に電気を加えることによって強アルカリ性の水を作り出しています。強アルカリ水は脱臭、殺菌、あぶら汚れや皮脂汚れの改善に有効です。重曹もアルカリによって臭いや汚れ対策として用いられています。

注意点は直接触れたり、口に含んだりすると荒れてしまうので注意しましょう。また、革製品やガラス、金属などに使うと腐食や表面の荒れに繋がるので避けましょう。更に、「揮発変性しやすい」という特徴があるので、長期保存や直射日光、高温には注意するようにしましょう。

洗濯物の生乾き臭対策まとめ

洗濯物の生乾き臭、これは決して看過できるものではありません。タオルならば使った顔や体に臭いが移る、衣類ならば不快臭が常に漂い、自分はもちろん周囲の人まで不快にさせてしまいます。

その対策として「手軽で安価」にできる「アルコールスプレー」を使う方法をご紹介させて頂きました。

私は男ですが、私ができる唯一の対策法です。他の方法はめんどう、そして使えない、そこまで時間を費やすことができないので、結果、アルコールスプレー一択になります。もちろん、妻にやってもらうという手があるので他の方法は全て諦めるということではありません。

アルコールスプレーによる生乾き臭対策は有効ですが、それだけに頼るのではなくご紹介した

  • 洗濯ものを放置しない
  • 乾くまでの時間を短縮させる
  • 洗濯機を除菌する
  • ふろ水はなるべく使わない
  • 汚れた洗濯物とは分けて洗う
  • 洗い終わった衣類・タオルの保管場所に注意
  • 下水の臭いがしたら配水管を確認
  • 使う・着るローテーションを長くする
  • 古くなったものは廃棄する

を同時に行っていくのはとても大事なことなので、一緒に対策していくようにします。

生乾き臭が出やすいのはなんと言っても湿度と温度が高い梅雨から夏になります。この時期はしっかり対策するようにしましょう。

最後に、男性に多いのが臭いから捨てるという行為。これはめちゃくちゃもったいないので、まず消毒用スプレーを購入して、紹介した対策法を行ってから行動するようにしてくださいませ。

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