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絶対に揃えたい!綺麗なアクアリウムを維持するために買ってよかったモノ

絶対に揃えたい!綺麗なアクアリウムを維持するために買ってよかったモノ

今、自宅で出来る趣味としてアクアリウムが注目されています。ネオンテトラやエンゼルフィッシュなどの熱帯魚を飼っている人や、メダカに熱中している人、そして水草や岩などを使い風景水槽をメインでやっている方など千差万別ですが、その人が「コレが好き」というのであれば何でもアリだと思います。

現在は「コロナ禍」ということもあり、外出が制限されている…という環境なので、余計にアクアリウムに没頭する人が増えているという関係性がありそうな気がします。

また、アクアリウムには「癒し」の効果があることが分かっており、その効果がコロナ禍で皆が感じている不安などのストレス状態を緩和してくれている、それによって流行しているのかもしれません。

今回はそのアクアリウムにて、私が実際に「綺麗なアクアリウムを維持するために買ってよかったモノ」をご紹介していこうと思います。

まず、私のアクアリウム歴についてご紹介します

  • アクアリウム歴17年
  • 今まで飼育したのは主にディスカス、エンゼルフィッシュ、各種テトラ類、エビ類、メダカ類、金魚類、ザリガニ
  • 45㎝水槽~90㎝水槽まで多種多様な水槽を使ってきた
  • 現在はメダカ水槽一つとディスカス水槽一つ
  • スタイルは主に陰性水草や流木をメインとした水槽
  • トップの写真は私のメダカ水槽です

この記事でわかること

  • 綺麗なアクアリウムを維持する方法を知ることができる
  • コスパの高いろ過装置を知ることができる
  • 実際の体験談を知ることができる
  • 水槽が汚れる理由を知ることができる
  • いろいろなろ過方法、ろ過フィルターを知ることができる

以下、順不同で使ってよかった「水を綺麗にするモノ」をご紹介します

①ジェックスコーナーフィルター

私に「物理ろ過」の重要性を教えてくれたろ過機です。ろ過には物理ろ過と科学ろ過、生物ろ過があります。

✅水をろ過する方法とその仕組み

  • 物理ろ過:水中にあるフンなどのゴミをこし取るろ過。浮遊物がこし取られるので見た目及び生物ろ過の負担を減らしてくれる。ウールマットなど
  • 科学ろ過:生体に悪影響を与える汚染物質を化学的原理に基づいて除去する、活性炭、ゼオライトなど
  • 生物ろ過:バクテリアなどの微生物を利用してフンや尿などから発生するアンモニアや亜硝酸を無毒な硝酸塩に分解。リングやバイオボール、ソイルなど

ジェックスのコーナーフィルターはこのうち物理ろ過と科学ろ過を行ってくれるフィルターになります。

このフィルターを知るまでは生物ろ過こそ正義!と思っていたのですが、物理ろ過こそ正義だということに気がづきました。その理由は物理ろ過をしっかりしていれば、結果、水が汚れにくくなるので生物ろ過に負担が掛かりにくくなり、アクアリウムの維持がしやすくなることを知ったからです。

生物ろ過メインの場合、物理的なろ過が疎かになるので、溜まったフンなどの分解を全て生物ろ過に依存することになります。すると、処理しきれないフンなどがソイルに蓄積してしまい、結果、目詰まりを起こしてしまい、ソイル部分にて「好気性細菌が繁殖しにくくなる→生物ろ過の効果が得られにくくなる」というリスクがでやすくなります。

なので、ご紹介したジェックスのコーナーフィルターのような「こまめに交換できる、掃除できる」フィルターが必要になります。

設置することで水中に浮遊しているフンや食べ残しのエサが絡めとられ、底砂部分に生息するバクテリアの負担を減らしてくれます。

外部フィルターのウールマットでもいいですが、その場合は月に1度しっかり掃除する必要があります。(私の場合はこれが面倒なので外部フィルターではなく、別途コーナーフィルターを設置しました)

②水作エイトのフィルター

皆さんご存じ水作エイトのフィルターです。ベアタンクの場合はこのフィルター一択でいいと思います。その理由をご説明します。

ベアタンクの場合は下に沈んだフンをこちらのフィルターが全て吸い取ってくれます。吸い取り力半端ないです。

フィルター最下部の石部分がフンや固形のエサをこし取り、特殊素材の3層構造マットが溶けたフンやエサ、水中のアンモニアをこし取り、更に生物ろ過によって水中の亜硝酸を分解します。

最後に活性炭カートリッジが白濁りや臭いを吸着します。

完璧ですね。しかし、ベアタンクの場合、生物ろ過を担うバクテリアの生息場所が少ないので、別途に外部ろ過を設けるか、水替えを頻回にする必要があります。

めんどくさいな…という場合は、底に粗めの砂利を敷く、又はソイルを敷いて底面ろ過をするという方法もあります。それほど汚れがひどくない場合は、砂利を敷いてバクテリアの増殖を行いつつ、適当に底砂掃除をして目詰まりを改善することで水質を維持できると思います。底砂利を敷いても、水作エイトが底に溜まったフンやエサを「ある程度」集めてくれるので、ろ過率の低下をあまり心配する必要はありません。

③底面ろ過+外部フィルター

生物ろ過の働きを最大限に発揮してくれるのが「底面ろ過」というシステムです。なぜかというと、一番多くバクテリアが生息しているのが底の砂利やソイルであり、その底砂部分に酸素を提供して好気性細菌の状態を良好に保つ働きがあるからです。

底面フィルターによって水中の酸素が底砂に住み着いているバクテリアに行き届き、生物ろ過に役立つバクテリアが増殖しやすくなるので水質が圧倒的に安定しやすくなります。

バクテリアの数を圧倒的に増やすにはソイルがいいと思います。しかし、ソイルは目詰まりする…という欠点があります。普通の小型ポンプ使用だと、半年くらいで働きが低下してろ過力が大幅に低下してしまいます。なので私は水槽に対してワンランク大きな外部フィルターを底面ろ過につなげて使っています。この方法だと1年間ずっと水量が低下しないのでろ過が正常に行われます。

それほどろ過能力は高めなくてもいい!という場合は、底砂を砂利にしてエアー式の底面フィルターを使う感じでいいと思います。底砂利は1か月に1度程度プロホースで掃除するようにします。

この底面ろ過に、先ほどご紹介した物理ろ過を行ってくれるコーナーフィルターや水作エイトをプラスすると完璧です。

④底面ろ過に使用するソイルは「ブルカミア」がおすすめ

私がいろいろと底面ろ過に使うソイルを使い比べた結果、アクアリウムの維持に一番優れていると感じているのは「ブルカミア」です。

✅ブルカミアが優れている点

  • ろ過能力が高い
  • ソイルが壊れにくいので目詰まりしにくい
  • 白濁り改善効果が高い(科学ろ過もある程度行ってくれていると判断できる)
  • 水草も飼育できる
  • 色が淡い色なので水槽が明るくなる

とにかく水がいつまでもピカピカなので素晴らしいと思います。何度か浮気してホームセンターで販売しているジェックスなどのソイルを使ったのですが、ろ過率が全然違くてすぐにブルカミアに戻しました。

✅ブルカミアを使う際の注意点

  • 価格が高い(その分長持ちするので逆に安いという声もある)
  • 立ち上げ時はバクテリアがいないのでろ過能力は低い(これはどのソイルでもいえることです)
  • 飼育魚によっては汚れることがあるので100%信頼は禁物
  • 弱酸性タイプと弱アルカリタイプとがあるので合ったものを使用する
  • ヒロセペット(販売元)が推奨している水中ポンプだと目詰まりすることがあるので、やや大きめ(水槽に対して)外部フィルターに接続するのがおすすめ
  • 2年間で総入れ替えする必要がある(汚れ具合による)
  • 8~10㎝くらいの厚みを必要とする

以上、優れている点と注意点の説明になります。ソイルに関してはブルカミア一択でいいと思います。

⑤生きたろ過バクテリア「バクターDD」

こちらはヒロセペットさんがオリジナルで作っている生きたろ過バクテリアです(価格:12㏄で410円。通販可)。色々なバクテリア商品が販売されていますが、未だこのろ過バクテリアにかなうバクテリア商品はありません。

いったい何が優れているのかというと、生物ろ過してくれているバクテリアが確実に増えているのが分かるのです。特に感じるのが水槽立ち上げ時、リセット時、水替え時ですね。これらの時はバクテリアが急激に減少するのでろ過能力が低下しますが、バクターDDを入れると全くそれがなく、速やかに水質が安定します。

よく「バクテリアの添加なんて意味がねーよ」という意見を目にします。確かに一理あります。水槽内やろ過フィルター内にしっかりバクテリアが生息していて、それによって水質が維持されている場合には必要ありません。

しかし、先ほども申し上げた通り、バクテリアが生息していない水槽立ち上げ時やリセット時などは絶対にバクテリアを添加した方がいいです。しないと生物ろ過機能がほぼゼロなので、魚たちにとって猛毒となるアンモニアや亜硝酸が分解されません。なので一気に具合が調子が悪くなり、下手をしたら命を落としてしまうことになりかねません。

また、使っているろ過フィルターと飼育数のバランスが悪く、水質がいつもギリギリ…という場合にも、水替えの際にバクテリアを添加してあげることで、水質を高めることができます。

ちょっとこの価格は高すぎて続かない…という場合は、バクターDDが水槽立ち上げ時及びリセット時だけとし、普段の水替え時は「サムライEX」でいいと思います。ちょっとバクテリア活性増加効果は弱いですが、それなりの効果はあります。

⑥水草、浮草、水上植物

私が天然のろ過材と呼んでいるのが水草たちです。水草はアクアリウムの維持に大敵で観賞魚たちの脅威となるアンモニアと硝酸塩を肥料として成長してくれます。更に、水槽内のバクテリアたちが必要とする酸素も放出してくれます。まさに一石二鳥、見た目なども併せると三鳥どころじゃない効果をもたらしてくれます。

なので、ディスカスなどの高温にしなくちゃいけない(高温だと水草が育たない)場合を除き(私はディスカス水槽も25℃にして水草を入れている)、水草を水槽に入れることは水質を安定させることに繋がりますので、ぜひ入れて頂きたいと思います。

といわれても、二酸化炭素の添加は面倒だし費用的にも辛い…

水草が重要なのはわかっていても、水草は二酸化炭素を添加しないとうまく育ってくれません(特に有茎草)。なので、経費やら面倒やらで二酸化炭素を添加しないという決断をしている方には響かない可能性があります。

しかし!それは間違いです。二酸化炭素無添加でもムシャムシャ増えてくれる水草があります。それが浮草です。浮草は空気中で呼吸し、栄養を根から吸収します。なので水槽内に二酸化炭素を添加しなくてもムシャムシャ増えてくれます。ちなみに私が使っているのが「サルビニア ククラータ」です。水温だけ維持(23度~28度)してあげれば無限に増えてくれます。

更にいいのがサトイモ科の植物やヤマサキカズラなどの水上植物を利用するという方法や、水草として使われている有茎草を水上葉として使う方法です。

この方法を使うには↓写真のように石や木を積むなどして水上植物の土台を作る必要があります。

簡単なのは石と流木を積み上げて、その上に水上葉やサトイモを置き、途中に陰性水草を入れ込んでいくという方法です。見栄えもいいし、ろ過にも役立つし最高です。

そして最後は定番の陰性水草を使っていくという方法です。ミクロソリウムやナナなどを使ってろ過に役立てていくという方法です。といっても、陰性水草はややろ過という面では弱いので、やはり水上植物や浮草などをプラスしていった方がいいでしょう。

⑦エアレーションをしっかり行う

水質を維持するために必要な生物ろ過バクテリアを増やすには、水中に適切な量の酸素があることが条件となります。酸素がないとバクテリアが生息できませんし、生体にとっても悪影響となります。

エアレーションを行う際にはなるべく細かい泡が発生する装置を選ぶようにしましょう。おすすめなのがコレ↓

細かく均一な泡が出てくれるので水中に酸素が混ざりやすくなります。

特に水温が上がる夏はエアレーションの必要性が上がるので、しっかりエアレーションを行うようにしましょう。

エアレーションを行う際に注意したいのが「油膜」です。エアレーションによって水面が揺れることによっても水槽内に酸素が取り込まれるので、水面に油の膜が張っていると、酸素が水に溶け込む量が減少してしまいます。なので、油膜はしっかり除去しておくようにしましょう。

油膜取りはこちらがおすすめです↓

⑨ミジンコを導入する

ミジンコは苔やソイル内のヘドロを掃除してくれるという働きがあるので、アクアリウムの維持にとても重要な役割を果たします。田んぼなどに生息しているのでぜひとってきて水槽の一員に迎えてあげてください。

ミジンコの詳細は他のページ(下にリンク)で紹介していますので、気になる方はご覧になってください。

【アクアリウム】水槽のいや~な苔はミジンコが救ってくれる

苔退治に有効な対策法の一つとして「ミジンコ」があります。えっミジンコ?と驚く方がほとんどだと思います。私も知った時は驚きました。そのミジンコによるアクアリウムへの効果についてご紹介します。

最後に、やっぱり大事なのは水替えとエサの量、生体の数、肥料

以上、いろいろと水質維持に役立つモノや方法を書いてきましたが、一番大事なのは「水を汚してしまう要因を排除すること」です。これをせずに他のことを一生懸命行っても、あまり効果を得られることはないでしょう。

まず重要なのが「エサの量」です。エサをあげすぎると水がめちゃくちゃ汚れます。魚たちが全部食べたとしても、フンなどが増えるので水が汚れますし、食べ残して水中を浮遊しても水を汚します。なので、必要最低限の量にするということを念頭に置きましょう。まだ食べたそうなのでつい追加でいっぱい上げちゃうという人がいますが、動物は本能としてお腹いっぱいでも欲しがるという習性があります。体つきをみて太っていればあげすぎです。少なくしましょう。

次に生体の数です。60㎝水槽の場合はネオンテトラ22匹、90㎝水槽の場合はネオンテトラ63匹になります。グラミーだとテトラ6匹分、ディスカスやエンゼルだとテトラ12~20匹分に換算します。

この数を守らないといくらろ過をしっかり行っても水は汚れてしまいます。生体が多い=水が汚れやすいということを念頭に置いてアクアリウムを楽しむようにしましょう。

そして忘れがちなのが水草の肥料と、栄養素をいっぱい含んでいるソイルの影響です。水草の肥料=水の中の栄養が増える→水が汚れるということになるので、肥料のあげすぎには注意するようにしましょう。水草の立ち上げ時で肥料を大量に施す時には、水替えを頻繁に行い水質を維持するようにしなければなりません。また、その肥料が大量に含まれているソイルにも同様に注意が必要になります。特に水草育成用のソイルには栄養が豊富に含まれているので、初期は水が汚れて苔などがでやすいです。水替えを頻回に行うなどして対処しましょう。(水草がしっかり茂っている場合には、肥料やソイルの栄養が水草に吸収されるので水を汚す心配が少なくなります)

最後に、水替えに勝る水質維持法はありません。面倒なので何とかろ過能力を上げて楽したい…と思っている人が多い(もちろん私もそうです)と思いますが、調子が悪くなってからでは遅いので、早め早めに水交換をして常にクリーンな状態を維持してあげるのが飼い主の役目です。

それなりに水が汚れる生態を飼育しているという場合は、テトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙↓などで週に1~2回水質をチェックして、場合に応じて水替えを行う癖をつけておけば大きなトラブルを避けることができます。

こんな状態なら注意かも。水が汚れているサイン

水質チェックは面倒なのでちょっと…といって目視で水槽の状態をチェックしているという人も多いと思います。そのような人のために、水質が汚れているサインとしてでる症状を確認しておこうと思います。

✅水が汚れているサイン

  • 水がキラキラしていない
  • ガラス面や石、流木、水草、ホースなどに藻や苔が付着する
  • 生体の調子が悪い(流木などに体をこすりつける)
  • 生体が暴れまわる(動きが急に激しくなる)
  • 生体のエサ食いが悪い、元気がない
  • 生体のヒレや体の皮が破れたようになる、白く濁る
  • 生体の頭部などに穴が開く
  • 底砂が汚れる(茶色っぽくなる)
  • 水が淀んでいる場所に黒ずみが発生する
  • 底砂にヘドロが堆積している
  • 水草の元気がなくなる
  • どぶ川のような腐敗臭がする

これらの症状があれば水は確実に汚れています。水が汚れている原因を見抜き改善しましょう。

✅それまで調子よかったのに急に水質が悪くなる原因

  • フィルターやポンプなどが目詰まりなどにより水量が低下
  • 水槽リセット、大量の水替えなどでバクテリアが急激に減少
  • 底砂、ソイルにヘドロが堆積している(無酸素状態なのでバクテリアが減少)
  • 水替えを怠っている
  • 水温が急激に上がった(水温が上がるとバクテリアが必要とする酸素量が減る)
  • エアレーションの量が減少している(理由は同上)
  • 水草が急激に減少した(水中の栄養吸収が減少)
  • ヒーターの調子が悪い(水温が安定しないと水質も安定しません)
  • 生体の数が急に増えた
  • 与えるエサの量、エサの質が変わった
  • ろ過の方法を変えた
  • ライトを変えた(ライトを強い物に変えると苔が大量発生することがあります)

水質が急に悪くなってきたという時は確認するようにしましょう。ろ過フィルターは水質に大きく影響するので、調子がいいかどうか、水量は適切かどうかを常にチェックすることが求められます。

水槽立ち上げ時やリセット時は水質が不安定になりやすいので注意しよう

アクアリウムで誰もがつまづくのが水槽立ち上げ時の水質維持です。ハッキリいって素人が管理すると中々安定しません。私はアクアリウム初心者の時は半年かかっても安定させることができませんでした。

水槽全体に黒ひげ苔が蔓延してしまい、魚の皮膚は白く破れ挙動不審に、白い底砂を調子に乗ってつかったものの、3日目で茶色く変色して見れたものではありませんでした。

これを改善するために行ったのが毎日半分の水替えをするというもの。毎日やれば水質は安定しますが、労力が半端ない…。仕事で疲れているのに水替えをし、更に黒ひげ苔を木酢液でやっつける。ちょっと油断すると水質が悪化する。原因は分からない…。で、もう水槽を見るのも嫌になるくらい心が疲れてしまいます。

なぜ立ち上げ時は水質が安定しないか、それはバクテリアがいないからです。アクアリウムの教科書にはパイロットフィッシュ(バクテリアが増加するまで買う観賞魚)を入れて1~2か月したらバクテリアが増加して普通に飼育できるようになる、と書いてありますがとんでもない。

バクテリアの添加なしで、パロロットフィッシュだけで十分な量のバクテリアを得るには半年でも足りないと思います。

ではどうすればいいか。それは紹介したバクターDDなどのバクテリアを外から投入することです。これを行い生物ろ過数を増やすこと行いながら、別途、物理ろ過をしっかり行うようにすることが大事になります。また、最初の1年間くらいは生体数を少なめにした方がいいと思います。十分にバクテリアが増えて安定してから生体を増やすようにすると失敗がありません。

水槽をリセットして底砂などを入れ替えた時も同様です。外部フィルターなどにバクテリアが生息しているものの、水槽内には圧倒的に足りない状況なので、やはり同様に外からバクテリアを追加してあげる必要があります。

以上を意識することで失敗を回避することができます。

水槽の苔掃除にいい商品

↑この商品は中国製ですが、私が10年ほどほぼ不満なく使い続けられているものなのでおすすめです。

中国の企業が販売している製品は当たりはずれが多く、選ばない方が無難ですが、本商品においては選んでも間違いありません。このタイプ(カッターの刃で掃除するタイプ)で安価で購入できる商品はないというのもありますが、ガラス面に付着している苔を下(ソイルまで)しっかり剥がし取ってくれるので愛用しています。

水質が管理されていて、苔はつかない!という場合はナイロンスポンジなので軽くふき取る感じでいいと思います。

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