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激安!タオル研究所のバスタオル&ハンドタオルを半年間使った感想(レビュー)

目次

激安!タオル研究所のバスタオル&ハンドタオルを半年間使った感想(レビュー)

Amazonで人気となっているタオル研究所のバスタオル&ハンドタオルを購入して半年間ほど使用したレビューをご紹介しようと思います。

タオルは生活に必要なものですが、何となく重要視されない傾向がありますよね。少なくとも私は「何でもいいや」と思っている傾向が強いです。

しかし!今回タオル研究所のタオルを使ってみて、「何でもよくない。やっぱりいいものを使う必要がある」と考え方が変わりました。

風呂上りに全身を拭く、汗を拭く、など肌に接するものなので「できるだけ気持ちがいいものがいい」ですよね。肌触りが悪くゴワゴワしているのと、ふわっとしていて気持ちいタオル、どちらがいいですか?私は圧倒的に後者です。

今回は気持ちがよくふわっふわの気持ちのいいタオルをなるべくわかりやすく詳細にご紹介します。

今回の記事でわかること

  • 気持ちがよくコスパのいいタオルを知ることができる
  • タオル研究所のタオルの質について知ることができる
  • タオル研究所のタオルを実際に半年間使った詳細なレビューがわかる
  • タオル選びをする時に何を重要視すればいいかわかる
  • 気持ちのいいタオルで幸せな気分になる

今回購入したタオルのメーカー「タオル研究所」という会社のご紹介

ネットでタオル研究所で調べると企業が出てきませんでした。しかし、あきらめずにいろいろ調べていると、どうやら井澤タオル株式会社らしい…ということが分かったものの、確信が持てないので井澤タオル株式会社さんに電話して確認しました。すると、「はい!Amazonに出品しているタオル研究所は我が社の製品です」というお返事をいただけたので井澤タオルさんの概要をご紹介します。

タオル研究所の製品を作っている「井澤タオル」の企業概要

会社名井澤タオル株式会社
住所&電話番号東京都渋谷区恵比寿西1丁目26-6 TEL03-3476-1162
大阪府大阪市住吉区苅田1丁目10-13 TEL06-6697-0865
創業1970年10月
資本金1365万円
従業員数85名
代表者伊澤正司
事業内容タオル全般、同製品の製造及び販売
生産品目フェイスタオル/バスタオル/オシボリタオル/タオルケット/タオルシーツ/その他タオル関連製品
ポリシー商品の企画・提案から製造、アフターフォローまでを行っています。小売店がメインターゲットとしている、エンドユーザーにとって本当に使い心地の良い製品を提供していく
企業理念「既存の枠にとらわれない徹底した生活者視点での商品開発」
「サンプル製作による実地検証」
「積極的な海外展開」
年間取扱量約8,300t(2021年2月実績)で、タオル専業では国内トップクラス
資本提携ジャフコグループ

商品を検索する際はAmazonや楽天にて「井澤タオル」と検索をかけても商品が出てきません。なので、Googleの検索窓に井澤タオルと入れて、「すべて」で検索するのではなく「ショッピング」で探してみてください。

すると、モノタロウやイトーヨーカドーネットショッピング、ヤフーショッピングなどで販売されている商品が出てきます。

Amazonに出品されている井澤タオルの商品は全部で7種類

  1. 毎日シンプル
  2. ボリュームリッチ
  3. タフネスPRO
  4. 軽さの理由
  5. WORK&SPA厚手ハードユース
  6. WORK&SPA薄手ハードユース
  7. 3Dタオル

どのようなタオルかご紹介しますね

①毎日シンプル

毛羽落ちが少なく、速乾性、吸水性、耐久性のバランスがいいというのが特徴。要するにど真ん中、特徴がないのが特徴の普通のタオル。

参考価格 バスタオル2枚:1,600円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.4

  • 柔らかさ     ★★★★★☆☆☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★☆☆☆☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★☆☆☆☆☆
  • タオルの厚さ   ★★★★★★☆☆☆☆
  • 軽さ       ★★★★☆☆☆☆☆☆
  • 乾きやすさ    ★★★★★★★☆☆☆
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★★★★☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 洗濯するとボリュームアップするのがうれしい
  • 安いのに高品質
  • ゴワゴワせず柔らかい
  • 厚みがあるのに乾くのが早い

✅逆に否定的な意見

  • 糸くずが多い
  • ほつれが多い
  • 生地が硬い

②ボリュームリッチ

ネーミングの通りボリューミーなタオル。ふわふわでホテルにあるような心地よさが特徴。ボリュームがあるので吸水性に優れています。

参考価格 バスタオル2枚:1,600円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.5

  • 柔らかさ     ★★★★★★★★★☆
  • 吸水性      ★★★★★★★★☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★★☆☆☆☆
  • タオルの厚さ   ★★★★★★★★★☆
  • 軽さ       ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  • 乾きやすさ    ★★★★★☆☆☆☆☆
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★☆☆☆☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 想像以上のふかふか感
  • 洗濯するとボリュームアップする
  • 部屋干しでも乾きが早い
  • 全てのタオルをボリュームリッチに変えようと思っている

✅逆に否定的な意見

  • 生地が薄く感じる
  • 中国製なのが嫌
  • 糸のほつれがある

③タフネスPRO

丈夫さが求められるプロ用のタオルです。とにかく毎日使って毎日洗うという人はタフなタオルじゃないとすぐにダメになってしまいます。こちらのタオルはそんな人のためのタオルです。

参考価格 バスタオル2枚:1,962円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.1

  • 柔らかさ     ★★★★★☆☆☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★★★★★☆
  • 長持ち度     ★★★★★★★★★☆
  • タオルの厚さ   ★★★★★★★★★☆
  • 軽さ       ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  • 乾きやすさ    ★★★☆☆☆☆☆☆☆
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★☆☆☆☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 生地がしっかりとしている
  • ずっしりとしている
  • 吸水性とふわふわがいつまでも持続
  • コスパも品質も素晴らしい

✅逆に否定的な意見

  • タオルの繊維が拭いたときに付着する
  • 糸のほつれが多い
  • 吸水性がよくない

④軽さの理由

薄くて軽いタオルがいいって方もいます。使い勝手がいいですし、収納する時やバッグの中でもかさばりません。薄くて軽い、でも使い心地はいいというタオルです。

参考価格 バスタオル2枚:1,190円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.3

  • 柔らかさ     ★★★★★★★☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★★☆☆☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★★☆☆☆☆
  • タオルの厚さ   ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
  • 軽さ       ★★★★★★★★★★
  • 乾きやすさ    ★★★★★★★★★★
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★★★★☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 軽いけどペラペラ感はない不思議なタオル
  • 肌触りが気持ちいい
  • 空気を含んでいるのでふわふわしてる
  • 乾くのが早い

✅逆に否定的な意見

  • 糸がほつれている
  • 毛羽落ちがひどい
  • 薄手ではなく結構厚い

⑤WORK&SPA厚手ハードユース

スポーツ用のタオルなので普通のタオルよりも少し長めに作られています。もう一つの特徴はタフなこと。厚手で密度が高く作られているのでタフに使っても擦り切れません。吸水性も高いです。

参考価格 ロングフェイスタオル2枚:790円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.4

  • 柔らかさ     ★★★★★★★☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★★★★☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★★★★★★
  • タオルの厚さ   ★★★★★★★★★★
  • 軽さ       ★★★☆☆☆☆☆☆☆
  • 乾きやすさ    ★★★☆☆☆☆☆☆☆
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★☆☆☆☆☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 洗濯するとボリュームアップする
  • ふんわりしてるのにコシがある
  • 家中全部のタオルをこれに変えた
  • 半年たってもパイル立ちしてる

✅逆に否定的な意見

  • 毛羽落ちがすごい
  • 糸くずが体につくことがある
  • 吸水が悪いと感じることがある

⑥WORK&SPA薄手ハードユース

⑤と同様に長めでタフな作りとなっていますが、こちらは薄手なのが特徴です。薄手なので首から掛けていても重く感じないという特徴があります。

参考価格 ロングフェイスタオル2枚:640円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.4

  • 柔らかさ     ★★★★★★★☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★★★★☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★★★★★★
  • タオルの厚さ   ★★★★★★☆☆☆☆
  • 軽さ       ★★★★★★☆☆☆☆
  • 乾きやすさ    ★★★★★★☆☆☆☆
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★☆☆☆☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • 安いのに高品質
  • 繊維が飛び出すこともなく良い商品
  • 吸水性と柔らかさに大満足
  • 厚手なのに乾くのが早い

✅逆に否定的な意見

  • 分厚くてゴワゴワ
  • 吸水性が悪い気がする
  • 縫製が雑

⑦3Dタオル

従来のタオルの2/3の速さで乾くというのがコンセプト。更に、乾いたときにふんわりとなりタオルのボリューム感が維持されるという特徴も。東レと共同開発した商品です。

参考価格 バスタオル2枚:2,080円(税込み)

Amazonレビュー 星5つ中の4.2

  • 柔らかさ     ★★★★★★☆☆☆☆
  • 吸水性      ★★★★★★☆☆☆☆
  • 長持ち度     ★★★★★★★★★☆
  • タオルの厚さ   ★★★★★★★★☆☆
  • 軽さ       ★★★★★★★★★☆
  • 乾きやすさ    ★★★★★★★★★★
  • 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★★☆☆☆

✅よく聞かれる肯定的な意見

  • とてもふんわりしている
  • ホテルのタオルみたい
  • 乾くのが早い
  • いつまでもふわふわ感が続く

✅逆に否定的な意見

  • 色違いが届いた
  • 薄っぺらい
  • あまりふわふわ感を感じない

この中から私が購入したのがレビュー最高評価の「ボリュームリッチ

Amazonでの評価

タオル研究所 [ボリュームリッチ] #003 フェイスタオル ライトグレー 10枚セット 3,080円

タオル研究所 [ボリュームリッチ] #003 バスタオル サンドベージュ 4枚セット 3,100円

星5つ中の4.5 評価数:15,282 件

  • 柔らかさ4.7
  • 使いやすさ4.7
  • 吸収性4.5
  • 速乾性3.9
  • 透明感3.6

※評価は両商品ともに同一評価となっています

実際に購入したもの(半年間使用したもの)をサイズなど写真でご紹介します

まずはハンドタオル

長手方向は77㎝

短手方向は32㎝

次にバスタオルのサイズ

長手方向は1,170㎝

短手方向は57㎝

タオルのボリュームの比較

ハンドタオルを同じように畳んだ時のボリューム差

すごい差がありますね。自分でもびっくりしました。比較しているのはお年賀などでもらうタオルですが、ペラッペラのタオルではありません。それなりにしっかりしているタオルです。でもこの差があります。

次にバスタオルを畳んだ時のボリューム差

こちらもかなりの差がありますね。普通のタオルに比べるとボリュームが全然違うというのが分かります。

レビューなどを見ていると、毛羽落ちがすごい、糸のほつれなどがたくさんあるなどの良くないレビューが見受けられますが、私が購入したタオルでは毛羽落ちは一切ありませんでした。しかし、一部糸のほつれはありました。大小含め全部で14本のタオルを購入しましたが、1本だけ下の写真のようなほつれが目立つタオルがありました。

これをどう見るかですが、特に使えなくなるわけではなく、しかもこの価格で14本購入した中の1本だけなので私は全く気になりません。

井澤タオル株式会社のタオル研究所・ボリュームリッチのタオルを使った感想

  1. 柔らかさ     ★★★★★★★☆☆☆
  2. 肌触り      ★★★★★★☆☆☆☆
  3. 吸水性      ★★★★★★☆☆☆☆
  4. 長持ち度     ★★★★★★★★★★
  5. タオルの厚さ   ★★★★★★★★★★
  6. 軽さ       ★★★★★☆☆☆☆☆
  7. 乾きやすさ    ★★★☆☆☆☆☆☆☆
  8. 毛羽の落ちにくさ ★★★★★★★★☆☆
  9. コスパ      ★★★★★★★★★★

順番に説明していきますね。

①柔らかさ 10点満点中7点

厚みがあるので必然的に柔らかいと感じます。下のズーム写真を見てください。

白が普通のお年始でもらうタオルで右下のベージュが今回ご紹介している井澤タオルのタオル研究所「ボリュームリッチ」。そして右側のグレーのタオルがちょっとお高いリングスピンテリー製の100%コットンバスシートタオル(↓↓にリンクを貼っておきます)です。

ズームの写真を見て分かると思いますが、ボリュームリッチは毛束の長さ&密集度が凄いですよね?白いタオルと比べるとその違いが分かります。グレーのタオルと比べると、グレーの方は毛束がまとまっているので肌触りはいいですが、厚みとふんわり感はボリュームリッチの方が勝っています。

毛束が細いので触り心地が柔らかくなっています。そして触り心地が最高です。ということで7点をつけさせていただきました。

②肌ざわり 10点満点中6点

先ほどの写真を見ると毛束が長く更に密集しているので柔らかさはありますが、毛がグレーのタオルのようにそろっていないので肌触りは最高!と呼べるほどのものではありません。

グレーのタオルを触った後にボリュームリッチを触ると物足りない感がじします。更に、ちょっとお安い生地を使っているからなのか、生地に若干の硬さがあります。

ただ、普通のタオルよりは全然肌ざわりはいいです。高級タオルと比べると負けますね。

③吸水性 10点満点中6点

悪くもないのですがめちゃくちゃいいという訳でもありません。普通ですが、毛束の量が多いので含有することができる水分の量も多くなるので、例えば髪の毛がめっちゃ濡れてても、ちゃんと水分を全部吸収できるというメリットがあります。

ただ、触れた瞬間に肌の水分が吸収されるといったような吸収性の良さはありません。肌にある水分は吸収してくれるものの、驚くほどのものではないという感じです。恐らく使われている綿の質が中程度なのでしょう(価格を考えたらしょうがない)。

④長持ち度 10点満点中10点

まだ半年しか使っていないので100%正確に評価できるとはいえませんが、今まで使った感じでは満点です。タフです。普通は10回くらい使うと繊維がへたってきてボリュームが落ちるのですが、こちらのタオルは何度洗ってもボリュームが落ちません。

タオルが全体的にペラッペラになるということもありません。一つあるとすれば、毛束一つ一つが硬くなり、全体的に拭き心地がザラザラして使えなくなる可能性があります。それを踏まえてもかなり長持ちするのでは?と思います。

⑤タオルの厚さ 10点満点中10点

これはこのタオルの最大のウリなので評価してあげないとダメなので10点満点にしました。

このボリューム差みてください。同じサイズのタオルを同じ折り方してこの違いですよ。これは素直に満点だと思います。

その代わり重さの方も横綱級です。

ボリュームリッチの重さは133.6g(フェイスタオル)

普通の白いタオルは74.7g(フェイスタオル)

ボリュームリッチの方が58.9gも重いという結果となりました。ボリュームリッチの方が8割ほど重いという計算になります。普通のタオルの1.8枚分なので、当然のことながら厚さを感じるということになります。

⑥軽さ 10点満点中5点

先ほど白い普通のフェイスタオルは74.7gだったのに対し、ボリュームリッチのフェイスタオルは133.6gだったとご紹介しました。約8割増しなので当然軽いとは感じません。でも、重くて使えないというほどでもありません。

ただし、バッグに入れて持ち歩く時はちょっとかさばりますし、重くなるのでマイナスだと思います。しかし、家で使っている分には何も気になりません。肩に掛けていても重たくて肩がこるということもありません。

可もなし不可もなしという感じだったので5点としました。

⑦乾きやすさ 10点満点中3点

当然ですが、分厚くて重たいタオルなので乾きにくいです。Amazonのレビューには分厚くてふわふわなのに乾きやすい!という書き込みがありますが、そんなことはありません。一般的な薄いタオルに比べると乾きにくいです。

とはいえ、生乾きになり臭い…という感じにはなりません。干し方によると思います。当然、外で日光に当てれば普通に乾いて臭くもなりません。我が家では4畳半の選択干し部屋に衣類乾燥除湿器(↓下に貼ってある商品)を使っていますが、普通に乾き、しかも部屋干し臭もありません(洗剤は普通の洗剤を使っています)。

⑧毛羽の落ちにくさ 10点満点中8点

Amazonレビューにて毛羽が落ちまくる、洗濯した時にタオルから抜け落ちた毛が糸くずフィルターにたくさん絡まる、体を拭いたら毛がたくさん付着するなどの書き込みがあったので戦々恐々としていたのですが、全く問題ありませんでした。

風呂上りに身体を拭いても毛羽が付着するということはありませんし、洗濯機の糸くずフィルターに毛が詰まるということもありません。

このように、全く問題がないというケースもあるので、ネガティブな書き込みは「全てに共通することではない」という理解でいいと思います。

⑨コスパ 10点満点中10点

これは文句なしです。フェイスタオル10枚セットが税込み3,080円なので1枚308円という安さに文句はありません。

一般的な白いフェイスタオルが2,100円くらい(下に貼ったタオルがオーソドックスなタオルです)なので、それと比較すると価格だけ見れば高いですが、使い心地や耐久性などを考えると安いと思います。

なぜかというと、グラム数で計算すると破格だからです。添付した白タオルの1枚の重さは63g(商品説明欄に記載されています)です。一方、ボリュームリッチの重さは133.6gです。

計算してみます

  • 泉州白タオル:1枚210円÷65g=3.23 1gあたり3.23円
  • ボリュームリッチ:1枚308円÷133.6g=2.31 1gあたり2.31円

ご覧のように、使っている生地の重さに対する単価が圧倒的にボリュームリッチの方が安いです。要するに、材料代がかかっているのに安くしているということになります。もちろん、「重い=生地の量が多い→手間がかかっている」ということになるので、手間賃も安いということにもなります。

井澤タオル、タオル研究所「ボリュームリッチ」を使った感想、総論

総合 100点満点中「90点」

タフでふわふわしてて最高です。私の場合のタオルを使う目的は「洗顔や風呂上りに水滴や汗を拭くこと」です。その時にきちんと水分を吸収してくれること、そして拭くときに体に「心地よさ」をもたらしてくれることです。

このタオルは厚さがある分、水分の吸収量も多いですし、ふわふわしているので肌触りも最高です。また、作りがしっかりしているのでタフで長持ちするというメリットもあります。そして安い。作りがしっかりしているのにコスパ最高という素晴らしい商品です。

ということで90点という高得点となりました。

10点引かれているのはなぜ?ということですが、下の写真のように、毛束が不ぞろいなので触り心地が若干よくない…というのが理由です。

右下がボリュームリッチ

毛束が不ぞろいだとふわふわ感は得られますが、肌触りは悪くなります。ボリュームリッチはご覧のように毛束が不ぞろいなので若干肌触りがよくないです。また、使っている綿の素材も普通の品質のものを使っているので、年数と共に硬くなっていくという特徴があります。

とはいえ、この価格であれば文句はいえません。間違いなく合格点といえる品質です。

手ごろな価格てでタフで厚手のタオルが欲しい!という方は満足できると思います。肌触りが少し良くないと書きましたが、上の写真のめちゃくちゃ高価な左側のグレーのタオルと比べてよくないというだけで、普通のタオルよりは全然いいのでご安心ください。

タオルを選ぶ際に基準となること

タオルを選ぶ際には「何に使うか」が重要となります。用途によってタオルの種類が異なるからです。例えば、濡れた体を拭くにはある程度厚みのあるバスタオルが必要になります。薄っぺらいフェイスタオルではふき取ることができません。

以下、用途に見合うタオルについてご紹介します。

顔を洗った後だけに使うなら薄手のタオル

顔を洗うだけに使うタオルならば薄手のフェイスタオルでOKです。それほど水分を吸収する必要がないからです。あまりモコモコだと、顔の凹凸を指で感じることができなくなるので、厚手でモコモコよりは薄手の方がいいです。

また、エステやマッサージなどでタオルをかぶせた上から指でお客さんの顔や体を触る場合にも、感触をよくするために薄手のタオルの方がいいでしょう。

顔を洗った後に頭も洗うなら厚手のフェイスタオル

私がそうなのですが、朝、顔を洗った後に寝癖を直すために頭をお湯で洗います。このように、顔と頭髪を拭く場合には厚手のフェイスタオルが必須です。

薄手のフェイスタオルだとしぼれそうになるくらい水分を含んでしまい頭髪の水分を吸ってくれません。

ヘアドライタオルは厚手

これは女性のみだと思いますが、入浴後に髪の毛の乾きをよくするためにタオルを髪に巻くことがあります。このヘアドライ用のタオルは厚手じゃないとダメです。理由は薄手だとすぐに吸水性が落ちてしまいヘアドライに適さないからです。

バスタオルは基本的に厚手

バスタオルはよほどのこだわりがない限り厚手になります。理由は厚手の方が水分をいっぱい吸い込むから。特に髪の毛が長い人は厚手がマストです。髪の毛が短い人は普通タイプのバスタオルでも問題なく使えることがあります。

入浴時に体を洗うために使うなら薄手

銭湯やホテルなどで入浴時に体を洗うために使うなら絶対に薄手フェイスタオルです。なぜかというと、厚手だと泡立ちがわるいこと、そして泡切れが悪いからです。また、湯船に入った時などに肩や頭の上にタオルを乗せると思うのですが、その時に重くなり不快です。

トイレなどにぶら下げて使うなら厚手

手を洗えるタイプのトイレや洗面所にぶら下げて置き、手を拭くだけのタオルは厚手で決まりです。なぜかというと、薄手だと1~2回拭いただけで湿気を持ってしまい、次に手を拭く人が嫌な感じになるからです。

手を拭こうとしたときに湿ってたら嫌じゃないですか?もちろん、厚手でも湿るのは湿りますが、その度合いが全然違います。トイレや洗面所にぶら下げる手拭き用のタオルは厚手です。

汗拭きに使うならタフ&長め

汗拭きに使うならタフなタオルは必須条件です。ランニングやジムなどでかく汗の量は半端ではありません。そのたびに汗を拭き、場合によっては水洗いして再度使うということもあるでしょう。

そして首からかけるために少し長めの方が下に落ちないので重宝します。普通のフェイスタオルのサイズは長手方向で80㎝前後ですが、スポーツ用は100㎝前後となっています。

枕カバーなどに使う場合はふわふわ

枕カバーや赤ちゃんのおやすみ用として使うなど、肌に接するような使い方をする場合にはふわふわで肌触りのいいものを選ぶようにしましょう。肌触りがいいと気持ちがよくなり、気持ちがよくなると睡眠状態も良好になります。また、癒されるのでリラックス効果も高くなります。厚手でふわふわなタオルをチョイスするようにしましょう。

雑巾にするなら厚手、ぼろ布にするには薄手

雑巾は厚手の方がいいので、タオルとしての役目が終わった後は雑巾にすると考えている場合には厚手のタオルを購入し、いや、タオルではなくぼろ布にするといった場合には薄手のタオルを購入するようにしましょう。

そこまで考えてないよ…という方がほとんどだと思いますが、もし予定があればそこまで想像して購入するのも大事になります。

タオルを長持ちさせる方法

タイルを長持ちさせる方法についてご紹介していきたいと思います。タオルは使い方によって短命にも長寿にもなるんですよ。

使用頻度を減らす

これは当たり前ですが使用頻度が多いと必然的に早く痛むので寿命が短くなります。1~2本のタオルを使いまわすとほぼ毎日使うようになるので寿命が短くなりますが、10本ほどのタオルを使いまわすと頻度が週一程度になるので寿命は長くなります。

この理論はタオル1本あたりの使用頻度に対する寿命ではなく、あくまでも長い期間使用したい場合の方法ですが、少し休ませながら使ってあげた方がタオル自体の寿命も延びるという情報もあるので、ある程度の本数があった方がいいのではないでしょうか。

直射日光にさらさない

直射日光に当てると雑菌が殺菌されるので部屋干し臭は改善されますが、干し過ぎると繊維が傷んでしまいタオルが硬くなってしまいます。なので、なるべく陰干しをするようにして直射日光にさらすのを控えるようにしましょう。臭いが気になる場合には半日日陰くらいがいいかも。

煮沸や塩素系漂白剤を避ける

あまりやる人はいないと思いますが、殺菌のために沸騰したお湯に投入したり、ハイターなどの塩素系漂白剤に漬けるなどすると、繊維が壊れて硬くなったり、破れやすくなったりします。なので、普通にタオルとして使う場合には絶対に避けるようにしましょう。

柔軟剤は避ける

柔軟剤は香りをよくする、生地を柔らかくする、生地をコーティングして滑りをよくするという効果があるので使いたくなりますが、一方で滑りをよくしてしまう→パイルが抜け落ちやすくなるというデメリットがあるのでなるべく使わないようにしましょう。

また、繊維がコーティングされるので水分を吸収しにくくなるというデメリットもあります。

なるべくたっぷりの水で洗う

洗濯する時に少ない水で洗うと、洗濯槽の壁に叩きつけられて繊維が壊れてしまいます。特にドラム式の洗濯機は横になっているので重力でドラム壁に洗濯物が叩きつけられるリスクが増大するので注意が必要です。

エコにはなりませんが、なるべく多めの水で洗うことがタオルの寿命を延ばすことに繋がります。

濡れたまま放置しない

例えば汗を拭き湿った状態になっているタオルを何時間も放置する、洗濯し終えたタオルをそのままの状態で放置するなど、濡れたままで放置していると生地に使われているパイルがつぶれた状態となってしまい、その状態が乾いた後も固定されてしまいます。

硬く薄っぺらいタオルとなってしまうので、使い心地が著しく悪くなるので注意が必要です。

このようなデメリットがありますので、濡れたまま放置せず、すぐに洗濯する、洗濯し終わったら干すというようにしましょう。

干すときはタオルをバタバタと振ってタオルの繊維を立たせるようにしましょう。そうすることによってふんわりとした感触を維持することができます。

乾燥機は使い過ぎない

乾燥機で乾かすとふわふわになりますが、一方で高温による繊維の弱りやドラムの回転による擦れなどによるパイル抜けなどのリスクがあります。シワを伸ばす目的で5~10分ほど使うのはありですが、あまり長い時間使うのはタオルの寿命を低下させるので注意するようにしましょう。

タオルの寿命は?

これは使っている方が寿命だと思ったら寿命なので難しいですね。使っている人や用途によって異なるというのが答えです。

例えばホテルなどでは、たった30回洗濯しただけで交換となるようです。30回といったら普通に家で週に2回ほど使うバスタオルは、3か月ほどで交換ということになります。3か月で交換はちょっとあり得ません。ホテルという場所ならではの交換頻度といっていいでしょう。

私が今使っているバスタオルは2年ほど使っています。すでにゴワゴワでぺしゃんこです。復活させるために「クエン酸」を柔軟剤代わりに使ってみたりしているのですが、全く復活しない状態です。↓ちなみにこれがそうです(笑)

アップの写真を見ていただけると分かりますが、パイルが痩せてスッカスカです。2年間も使っているので綿素材が硬くなって使い心地はかなり悪いです。

でもあまり交換しようとは思わないんですよね。なぜか?特に不快とは思わないからです。もちろん、こちらのブログでご紹介しているボリュームリッチのタオルも使っているので、そちらの使い心地と比べるとあまりにもよくないので交換しようかな…とは思います。でも、まだ使えるのでいいか、となります。

このように、人によって寿命は違うので一概にはいえないのではないでしょうか。

先ほど書いたように、ホテルなどでお客様に使ってもらうような場合や、水泳やジム用として使うなど人目に付くようなとき、付き合っている人やお客様が家に宿泊する時などはやはり新しいタオルがいいでしょう。

一方で自分だけしかそのタオルを使わない、目に触れないような場合には、自分さえ納得していればいつまでも使用できると思います。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事はこれで終わりになります。

井澤タオル、タオル研究所「ボリュームリッチ」のタオルは今年の春ごろ購入しました。ここまで使ってみて「素晴らしい!」と思ったのでご紹介させていただきました。

本当はもっと早くご紹介したかったのですが、耐久性などもみないといけないので半年ほど使った今になってしまいました。

結果の方は書いた通り、90点という高得点です。使い心地やコスパ、耐久性などいろいろな方向から採点した結果なので、恐らく皆さんが購入されても高い満足度が得られると思います。

特にエステやマッサージなどお客様に使われる方や、彼氏や彼女、親戚の方などが自宅に宿泊される時など、お客さんや来賓用として使うと喜ばれるのではないでしょうか。厚手でふわふわ、そして高級感もあるので満足いただけると思います。

もちろん、自分用でもOKです。タフな作りなので長く使いたいという方にいいのではないでしょうか。

たかがタオル、されどタオル。毎日使うものだからいいものがいいですよね。ぜひタオル選びの参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログには他にもいろいろな記事がありますので、ぜひお読みになってくださいませ。

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