時代は変化してる。今は社会に馴染めなくても生きていくことができる
いい時代なのかよくない時代なのか、今が正しいのか、それとも間違っているのか分かりませんが、時代は確実に変わってきています。
ちょっと前までは会社に入って働くというのが当たり前だったのが、今はフリーランスという言葉が生まれ、自分一人でも稼いで生きていける時代になりました。
コロナ禍によってその流れが益々加速する可能性があります。
この変化が定着するのか、正しいのか分かりませんが、いつの時代も変化してきたという歴史があるので、合っていようが間違っていようが、我々はその時代に従って生きていくしかありません。
例えば戦国時代に生まれたならば、いくら戦いが嫌でも、武士として生まれた男ならば戦いに駆り出されたことでしょう。
現代はよくも悪くも自由。自分の生き方を自分でメイキングしていくことができます。何も考えずにボーっと生きていきたい…という人にとっては、少々難しいかもしれません。逆に考えて自分のオリジナルな働き方をするという人によっては生きやすい世の中だと思います。
今回は現代の働き方についていろいろと考えていることを記していこうと思います。
この記事でわかること
- 昔との働き方の違いが分かる
- 現代はどんな働き方があるのか種類を知ることができる
- 個人がフリーランスとして働けるようになった理由を知ることができる
- フリーランスの種類を知ることができる
- 今後、働き方はどのように変わっていくのかの予想を知ることができる
現在はどんな職種・働き方があるのか?
では、具体的にどんな働き方があるのか考えていこうと思います。
✅最近になって出てきた新しい職種、働き方
- WEBライター
- WEBデザイナー
- ネット販売
- ユーチューバー
- インフルエンサー
- 企業向けSEO対策
- CtoBのSE(システムエンジニア)・プログラマー・エンジニア
- アフィリエイター
- トレーダー
- 働きながら副業を行う
- youtubeやブログ専門の漫画家
- youtubeなど専門のアーティスト、音楽家
- 映像関係の専門チャンネル(動画、映画、スポーツ中継)
- サブスク(動画、映画、漫画、雑誌、服などの定額サービス)
- CtoCorBのイラストレーター
- ゲーム実況者
- WEB専門のインストラクター、筋肉トレーナー
- 大規模農業
- プチプラな装飾品、ファストファッション
- アプリを使った食事配達サービス(非店舗型)
- 店舗を要しない個人の物品販売(BASEなどの台頭)
- ドローン操縦士
- スマホゲーム関連
- VR作家
- 遠隔医療専門の病院、フリーランス医師、カウンセラー
ざっと考えただけでもこれだけの職種がでてきます。
全部ではないですが、共通点は個人対個人(CtoC)や個人対企業(CtoB)です。web及びスマホ、SNSの発達、発展によって、今まで大企業や大きなテレビ局を通さないとビジネスが成り立たなかったのが、個人が個人や企業相手にビジネスができるようになったことが大きな要因です。
その根本になっているのがスポンサーの変化です。以前はテレビや看板、本などが主体だったのですが、今はWEB(特にSNSやyoutube、ブログ)が主体へと変わってきています。Googleがこの仕組みを確立したというのが大きいと思います。
そしてこの個人がWEBなどを使いビジネスを行えるという環境が急速に発達しており、この発達がBASEなどの個人の物品サイトや企業向けWEBライターなど、個人や企業に仕事を求めるという動きが活発になっています。
ベンチャー企業が流行っていますが、今はそれを通り越して、最も動きが早く専門的な知識を持ち、しかも価格が安い「フリーランス」が最も勢いのある働き方です。
WEBやアプリの製作で稼ぎたいという方はクラウドソーシングというサービスもあります。
今と比べて昔の仕事はどうだったのか?
ちょっと前までの仕事というと、大きな企業がたくさんのものやサービスを生産するというのが主流でした。たくさんのものを生産することで材料を安く仕入れられることや、沢山販売できるのでランニングコストを抑えられる、市場のシェア率を高められるので認知度が上がり売れやすくなるというメリットがあります。
「大は小を兼ねる」という考え方もあるので、小さくコンパクトな企業体でいるよりは、様々なビジネスに対応することができる大きな企業にしていくことこそがステータスという考え方がありました。
✅昔(昭和から平成にかけて)に一世を風靡した企業体や仕事内容
- 大規模な建設業
- 大規模な製造業
- 大規模な百貨店
- 大規模なスポーツ、音楽イベント
- 第一次産業(農業・漁業・林業)
- レコードやCDなどの音楽販売、視聴関連
- 据え置き型ゲーム関連
- 店舗営業型の飲食業及び物品販売業、アパレル
- 高級ブランド(装飾品、アパレル)
- テレビ・映画、テレビや映画に関連した芸能サービス
- 情報はテレビや本だけなのでそこに集中したスポンサー
- 伝統工芸
昭和は高度経済成長に伴い様々な工業製品が生まれ、それら生まれた製品の大量生産及び技術革新が盛んに行われていました。
そこに割って入ってきたのがWindowsを始めとするPC文化です。PC文化の発達と共に、時代はインターネット社会へと大きく舵を切っていきました。
とはいえ、PC文化に変わってからも、2005年くらいまでは世界にそれほど大きな変化はなく、大きく変わってきたのは2008年にスマホが発売されてきてからになります。
現在と少し昔との違い
昔は手間暇かけて作った商品は当然価格が高く、「高いもの=質の高いもの」となり、結果、高級ブランドが売れるという傾向が強かったですが、今は技術の進歩で価格が安くてもいいものが大量に出回るようになったので、高いものが売れなくなりました。
これによってプチプラな商品やファストファッション、100円均一です。中国企業の台頭(Amazonにおいて)もあります。
また、時代を作るのが大企業やメディアのみだったので、「流れがある程度ゆっくりだった」のですが、今は個人が時代を作っているので「流れが早い」という違いがあります。それにより、個人や企業がこぞって動きの早い個人にビジネスを依頼するという変化がみられるようになってきました。
昔は知らないブランドの服を買う、CDを買う、コンポを買うなど、何でも同じですがモノを買う際に言い方が悪いですが、使ってみない、聞いてみたいと分からないという「ギャンブル的要素」が強かったのですが、今はレビューが豊富なことやお試しができることなどにより、「質の悪いもの、質に対して価格が高すぎるものは売れない」という傾向が強くなりました。
これを利用したのがAmazonなどのネット販売やインフルエンサー、アフィリエイトといったビジネスです。
そしてなんと言っても変わったのは、外に出なくても自宅にいながら完結してしまうサービスです。DVDレンタルがネットフィリックスに、ゲームカセットがダウンロード販売に、ショッピングがネットショッピングに、ナンパがマッチングサイトになど全てが楽で便利な方向に変わってきました。
ネットさえあればほぼ全てのことが行えると言っても過言ではありません。
車なども今後は電気自動車に全て変わることになっており、正に今はパラダイムシフトの時代に入っているといえます。
社会に馴染めなくても生きられる時代になった
まだまだ全ての人を受け入れられるほど市場が大きくなってはいませんが、それでも以前に比べたら社会に馴染めない人でも生きられる度数が上がってきたのではないでしょうか。
バブル崩壊時が就職時期と重なった氷河期世代には、就職できない人々が世にあふれました。一度、就職を逃すと、新卒扱いではなくなるので「俗にいういい就職先」には就職できなくなるという暗黙の了解が日本にはあります。
これによって今でも多くの就職氷河期世代の人々が、一流大学出であるにもかかわらず、アルバイトや派遣社員などでくすぶっているという話をよく聞きます。
しかし、今はやり方次第ではユーチューバーとブロガーで大活躍で収入が億を超えるなんて人もいますし、大規模農業を経営していてこちらもものすごい収入を得ているという話もあります。
また、アルバイトなどに甘んじていても、副業のWEBライターの売上がかなりあって生活に困らないようになった、という現実味のあるビジネススタイルを確立している人もいます。
何十年も引きこもりだった人でも、好きで続けていた「ゲーム中継」がバズってしまい、今では普通に働くよりも多くの収入を得ているというケースもあります。
このように、以前であれば社会に馴染めない=社会から爪弾きにされる→働く場所がないという流れだったのが、今は社会に馴染めなくても、自分の得意分野で収入を得ることができるという風に変わってきました。
とにかく自由。何でもいいんです。普通の会社に入って朝8時から夕方5時まで働く、という普通というものが完全に崩れています。
「日本が引きこもりとしてロスしていた人員を時代がうまく掘り起こしてくれた」という感じでしょうか。
適材適所という言葉がありますが、企業は能力のない人材を窓際へ追い込むという傾向があります。これは誰かが悪いということではなく、集団意識が成績がよくない人を排除するという原則原理が働いているだけのことなので「どうしようもない」です。
今は集団の中ではどうしても自分の能力を発揮することができない、「相手のペースに合わせるのが難しい」「コミュニケーションが苦手」という人たちの「居場所」がやっと世間に出てきたのかなと思ってます。
これから働く形はどう変わっていくのか?
AIやEV、5G、6G、VRなどの最先端技術が取り入れられて「社会」というものが急速に変化しています。
この変化によって働き方も変化しています。そしてこれからも変化し続けるでしょう。
働き方に関しては「人々が求めるもの」「人々から喜ばれるもの」が大前提としてあるので、それに伴う新しいサービスが生まれると考えられます。
出前サービスがより便利なアプリでの配達に変わり、更に様々なお店がそのアプリ出前サービスに参入して、より消費者にとって便利なものへと変化しました。
このように、こんなサービスあったらいいなということが新たなビジネスとなり、既存のサービスが淘汰されていきます。
✅これから変わるであろう働き方、ビジネス
- フリーランスが当たり前の働き方になる
- 時間という概念があまりなくなる→働く時間は自分で選べる(社会全体として)
- 働く内容、部署、時間、場所を自由に選択できる(企業内にて)
- 子育て世代のテレワークが当たり前になる
- 家庭内及びオフィスの自動化、ロボットの進出が進む
- 第一次産業の大型化、機械化が進む(これはすでに行われている)
- CtoC(個人間のビジネス)が更に進む(美容系やスポーツ、映像、書籍など)
- 個人向けアプリ出張ビジネス(美容師、スポーツインストラクター、ヒトレンタル、家政婦、清掃、DIY、家庭教師など)
- 遠隔医療、AI医療
- ビジネスに関する「能力開発や教育」がより重要になるので「自己啓発や個人対個人コンサルの台頭」
- 企業側と働く側の立場がよりフラットになる
- コミュニティーの在り方がより家庭やSNSに偏る(社会でのつながりが希薄になるため)
- 性別・人種・年齢・障がいなど全ての壁が取り払われる→関連ビジネスの拡大
順不同でとっちらかった感じの紹介となってしまい申し訳ございません。ざっとまとめると、以上のような新しい働き方・ビジネスが台頭してくると思います。
働かされているという感じだったのが、一人一人が社会のために何ができるのかという社会に変わっていきます。
違った見方をすれば、今までは個人は特に何も考えずに会社のいうことだけを聞いていればよかったのが、これからは自分で考え動かないと収入を得ることが難しくなるというように考えられたりもします。
ま、そこまで厳しくならないと思いますが、自分で考えてより素晴らしい方向へ動ける人はより収入を多く得られる社会になるというのは間違いありません。
これまでは一部の優れた人たちが大儲けするという仕組みになっていましたが、どんな人でも少し秀でた部分があれば、そこを伸ばしビジネスにつなげて今まで以上に儲けることができるというように変わります。
すでにyoutubeの世界ではそのような変化が起きており、自分の得意分野(大食いや笑いが取れる、釣りなど)で勝負して収入をアップさせている個人が大勢います。
この流れがyoutubeだけでなく、実際に個人対個人(例えば個人が個人に釣りを教えてあげるなど)で実際に会う、ビデオ通話を使うなどの方法でやり取りをするというビジネスがどんどん増加していくことが予想できます。
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前向きな考え方をすると、夢が無限に広がり、様々な人が多種多様な働き方をして、皆がイキイキと働き、その労働が社会に役立てられてより生活しやすくなるという素晴らしい変化がおきると想像できますが、一方で努力しない何の取り柄もない人は、それなりの査定を企業ではなく社会全体から受けるようになってしまうということになります。
とはいえ、今までのような実力や才能はあっても機会に恵まれずに埋もれてしまう…という社会ではなくなっていくと思われますので、よりよく変わっていくのは間違いありません。
皆がワクワクできる社会って何となくいいですね。皆さんはどんなビジネスをして人の役に立ちたいと思いますか?
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