【レビュー】ダイキンの空気清浄機「MCZ70x-T」を1か月間使ってみた感想
我が店舗にも空気清浄機が導入されました。
なぜかというと、コロナウイルスが大流行しているからです。
空気清浄機の効果は未知数…といわれていますが、何らかの目に見える形で対策をしていないと、「お客様の目」というものがあります。また、自分自身も何となく納得できません。
✅今まで通りの対策
- マスク
- 手洗い
- うがい
- アクリル板で大きな飛沫の対策
- 換気で小さな飛沫の対策
- 人と人との距離を開けるようにする
にプラスしてダイキンの空気清浄機「MCZ70x-T」を購入して対策をしています。
今回はこのダイキン「MCZ70x-T」を購入して1か月が経過したので、そのレビューをご紹介していこうと思います。ぜひ、購入の参考にしてくださいませ。
今回の記事でわかること
- ダイキンの空気清浄機「MCZ70x-T」がどのような空気清浄機か分かる
- ダイキンの空気清浄機「MCZ70x-T」を1か月使ってどうだったかを知ることができる
- 「MCZ70x-T」の費用対効果を知ることができる
- ダイキンの空気清浄機との比較
- 空気清浄機のメリット・デメリットがわかる
【レビュー】ダイキンの空気清浄機「MCZ70x-T」を1か月間使ってみた感想
ダイキン「MCZ70x-T」はどんな空気清浄機なの?
↓クリックするとAmazonのサイトにジャンプします
エアコンシェアNO1のダイキンが満を持して去年(2020年12月)発売したのが「MCZ70x-T」です。同時に何機種か発表されましたが、最上位の機種がMCZ70x-Tになります。
✅どんな機能があるの?
- 静電HEPAフィルターによる空気清浄機能
- ツインストリーマ(プラズマ放電の一種「ストリーマ放電」)による抗菌、防臭効果
- アクティブプラズマイオン排出によって浮遊するカビ菌やアレル物質などの表面に付着し、空気中でタンパク質を酸化分解する
- 加湿機能がある(加湿器内の抗菌、加湿フィルターの除菌が自動で行われている)
- 除湿機能がある(ヒートポンプ式の強力除湿)
- 全自動しつどコントロール (おまかせ運転)で快適な湿度が保たれる
- スマホで遠隔操作できる
✅古いタイプ(一つ前の型:MCK70U)との違い
- 静電HEPAフィルターによる空気清浄機能はほぼ同等
- ストリーマ能力が2倍に増強
- 除菌スピードが2倍
- プラズマイオン排出能力は同等
- 加湿能力が1時間650ml→680mlに増強
- 加湿フィルターに「KOBA-GUARD(抗菌機能)」機能が追加
- 除湿機能が追加
同等の空気清浄機であるシャープの「KI-NP100」との違いは?
ご購入の際は↓こちらから入って頂けると助かります
✅同等の空気清浄機であるシャープのKI-NP100との違い
- プラズマクラスター機能はシャープ「50,000個/㎤」、ダイキン「25,000個/㎤」
- ストリーマ(プラズマ放電の一種「ストリーマ放電」放電によって臭いや雑菌を分解する)はダイキンだけ
- 吸気はシャープは後ろだけ、ダイキンは前と左右の3方向
- フィルターは0.3µm以上で同等
- 加湿能力、シャープは930mL/h、ダイキンは680mL/h
- 加湿機能の抗菌作用はほぼ同等
- 除湿機能はダイキンだけ
ポイントは除湿機能の有無とストリーマ放電による抗菌、防臭効果の有無、そして吸気の方向ですね。
✅ポイント
- 除湿機能を使うのかどうか
- ストリーマ放電による抗菌、防臭機能とプラズマクラスターの効果差をどう見るか
- 置く場所によって吸気の方向を考える
我が家には両方があるのですが、私はプラズマクラスターは半径80㎝ほどしか届かない(こちらのページを参照←クリックするとジャンプします)と書いてあったので、ツインストリーマ技術があるダイキンの空気清浄機の方が信用できるのかな?と思っています。
写真にてダイキン「MCZ70x-T」をご紹介します
外観がこちら
とにかく「でかい」です
吸気口は全面の下部
と、左右になります。
フィルターは三層構造になっています。
まず、前面のカバーを外すとこんな感じ↓
一番外側の「ほこりブロックフィルター」を取るとタフフィルターが現れます↓
タフフィルターは2重になっています↓
フィルターを全部取り去るとこんな感じ↓心臓部があらわになります。
上部のふたを開けるといろいろなボタンがあります↓
正面右側の側面には加湿に使うタンクと除湿用のタンクが設置されています↓
取り外しているのは加湿に使う給水タンクです。
↓こちらは除湿によって取り除かれた水がたまるタンクです。
加湿用の水の残量が光って見えやすいようになっています↓
ダイキン「MCZ70x-T」を使ってみてどうだったか?
①脱臭効果
素晴らしいと思います。事務所の床が油臭かったのですが、それがきれーーになくなりました。最初の頃は空気清浄機を止めるとまた臭いが出てきていたのですが、1週間ほど経過した後は止めても臭いがしません。
今は冬で湿度が低く、よって臭いがしにくいので効果は完璧かどうか分かりませんが、今のところ「素晴らしい」と感じています。
余談ですが、ちょっと離れた場所で「おなら」をしてみたのですが、すぐに感知して風量がマックスになりました(笑)。
②加湿効果
狭い部屋なら理想の湿度になるまでに1時間くらいです(6畳~8畳程度)。しかし、広い部屋(12畳以上)になると結構時間がかかり、私の店(40畳)くらいになり、人の出入りがあると湿度45%以上にはなかなか上がってくれません。
なので、広い部屋で加湿効果を得たい場合には、別途、加湿器を購入した方がいいと思います。
③除湿効果
こちらは加湿よりは何となく効果が高いような感じがします。しかし、同じく広い部屋の場合には効果が乏しくなるので、別途、除湿乾燥機を購入した方がいいのかなと思います。
洗濯部屋などへの利用もできると思います。洗濯物の渇きがよくなり、更に脱臭効果もあるので、生乾き臭予防にもなります。ただし、タンクが3リットルとやや小さめなのでこまめに水を捨てるという手間が出てきます。
④除菌、抗ウイルス効果
こちらは目で見えるものではないので分かりません。しかし、たくさんのお客様がご来店されていて、その中には当然咳などをしている方もいらっしゃいます。そんな中、当店の従業員は誰一人風邪をひかずに過ごせているので、もしかしたら空気清浄機が頑張ってくれているからかもしれません。(加湿+除菌機能をフル稼働させています)
感覚では空気がものすごく綺麗になっているような気がします。花粉症の方なども「この店に入ったら楽になった」という感想もいただいています。
⑤花粉への効果
これは抜群だと思います。我が従業員に年中花粉症という子がいるのですが、空気清浄機を使うようになってから、店の中では症状がでなくなったと言っています。
先ほども申し上げましたが、お客様からも「この店に入ったら花粉症が楽になった」という声をよくいただきます。
見た目や操作性などはどうなのか?
本当は見た目が清潔でクリーンな感じがする「白」がよかったのですが、こちらの空気清浄機は茶色しかないので、仕方なく購入したという感じでした。
で、実際に購入してどうだったの?ということですが、意外にいいですね(笑)。部屋に馴染みます。部屋がシックな感じになります。絶対に悪目立ちしません。えっいたの?という感じで馴染むのでいい感じです。
操作性もいいですね。「おまかせ」を押すだけで空気清浄、加湿、除湿を自動で行ってくれます。普段は空気清浄機能、湿度が下がったら加湿+空気清浄、湿度が高い時は除湿+空気清浄といった感じです。
移動も楽です。重量が23㎏とかなり重いのですが、キャスターがついているので移動は楽々です。とはいっても、段差や階段などは辛いかも…です。
ダイキン「MCZ70x-T」の費用対効果はどうなのか?
購入する場合は↓こちらから入って頂けると助かります
現在、Amazonでは「144,900円」となっています。果たしてこの金額を高いとみるか、安いとみるかですが、今はコロナ禍で空気清浄機の需要が最高潮に高まっているというのもあり、若干高めに設定しているのかな?というのが否めません。
除湿機能がなく、更にストリーマ機能も低いですが、その他のフィルターや加湿機能もある「MCK55X-T」(下に製品情報)が¥52,800なので、そこから約10万円高いとなると、費用対効果はどうなのかな?と考えざるを得ません。
しかし、違った方面から見ると、除湿機能があるので洗濯物を乾かすこともできる、しかも生乾き臭までとってくれる、そしてストリーマ効果も倍くらいの違いがあるので、コロナウイルスに対する効果も2倍、なので断然こっちがいい!という考え方もあります。
何を重要視しているかで費用対効果は違ってくると思います。私はお客様や従業員の健康を守りたいと思って購入したので、この価格でも満足しています。
ダイキン「MCZ70x-T」の総合点
一か月間使った感じでの総合点は「86点」です。
- 防臭性能 ★★★★★★★★★★(完璧です)
- 加湿性能 ★★★★★★☆☆☆☆(部屋が広くなると弱くなる)
- 除湿性能 ★★★★★★★★☆☆(なかなか良いがタンクが少し小さい)
- アレルギーへの効果 ★★★★★★★★★★(素晴らしい)
- 感染症への予防効果 ★★★★★★★☆☆☆(実際には目に見えないので未知数)
- 見た目 ★★★★★★★★★☆(部屋に馴染む。悪目立ちしない)
- 操作性 ★★★★★★★★★☆(分かりやすい)
- 使いやすさ ★★★★★★★★★☆(問題ありません)
- 移動のしやすさ ★★★★★☆☆☆☆☆(キャスターはいいけど重い)
満点は星10個です
特に不満な点はなく使えています。使うようになってから本当に空気がクリーンな感じがします。使い方も特にこだわることなく、おまかせにしていたら勝手にいろいろと調節してくれます。加湿の水がなくなったり、除湿の水が満杯になったりすると、赤いランプが点灯して知らせてくれます。また、スマホでも操作できるのもいいですね。
ちょっと高い買い物でしたが、買ってよかったと思っています。安全はお金で買うことができます。ウイルスは目に見えないので本当に安全かどうかは分かりませんが、何もやらないよりはやった方がいいと思います。
最後に、実は他にも気になっている空気清浄機があった
実は最近ちょっと気になっている空気清浄機がありまして…。それはCMなどで盛んに宣伝されている「エアドッグ(Airdog」という空気清浄機です。
アメリカのシリコンバレーから殴り込みをかけてきました。
✅エアドッグ(Airdog)の魅力
- フィルターの網の目が細かいこと。なんと0.0146μmの集じん機能(シャープやダイキンの空気清浄機は0.3μmの集じん機能)となっています。0.0146μmだと、細菌やウイルスなどもからめとってくれます。
- この驚くべき集じん機能にプラスして、TPA浄化技術という、電磁場を生成し、その電磁場によって汚染物質を駆逐するという方法も機能として付加されています(ダイキンのストリーマ機能も同じような感じなのかも)。
- 電気代はシャープやダイキンの空気清浄機よりも安い
素晴らしくないですか?特にウイルスを絡めとるという効果が素晴らしいと思います。
逆に日本の空気清浄機のように、加湿や除湿ができないのはちょっと寂しい感じがしますが。
エアドッグ(Airdog)は過去に詳細にブログにて説明していますので参考にしてみてください↓。
コロナ対策として注目されている「エアドッグ(Airdog)」の効果が知りたい
日本に殴り込みをかけてきたのがシリコンバレーからの刺客「エアドッグ」です。 今回はこのエアドッグを徹底的に調べ上げて丸裸にしていこうと思います。
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