- 1 長持ちさせるにはどうすればいいの?洗濯機が故障しやすいワケ
- 2 洗濯機は故障しやすい?
- 3 洗濯機メーカー一覧(人気ランキング順)
- 4 洗濯機を長持ちさせる(故障させない)ために大事なこと
- 5 洗濯機がこわれる前兆
- 6 故障かな?と思った時の対処法
- 7 洗濯機を廃棄する方法
- 8 洗濯機はどこで買ったらいいの?
- 9 最後に「洗濯機の選び方」
- 10 長持ちさせるにはどうすればいいの?洗濯機が故障しやすいワケまとめ
長持ちさせるにはどうすればいいの?洗濯機が故障しやすいワケ
洗濯機を購入して使っているとなぜかうちだけ壊れるのが早い気がする…。
いったいなぜ?
なにか使い方がまずいの?
高い買い物なので長持ちさせたい。
このような疑問や不安の解消に役立つ内容をご紹介します。
本記事でわかること
・洗濯機を長持ちさせるコツ
・洗濯機がこわれる前兆
・洗濯機がこわれた際の対処法
・壊れた洗濯機を処分する方法
・洗濯機を購入するのにおすすめなお店
・洗濯機の選び方
実は、洗濯機って「使い方」によってぜんぜん寿命が違ってくるってしってました?
皆さんの長く使いたい!という願いを叶えるため、洗濯機を長持ちさせる方法についてご紹介します。
洗濯機は故障しやすい?
洗濯機が故障した…という声をよく聞きます。
でも本当に洗濯機は他の家電に比べて故障しやすいのでしょうか?
実際に洗濯機が故障して使えなくなる平均寿命は「10.2年(使用回数:2500回~3000回で3500回が限度)」とされています。
✅他の家電の平均寿命
- エアコン:10~15年
- 液晶テレビ:8~20年
- 冷蔵庫:13年
- 食洗器(据え置き):5~7年 (ビルトイン):10年
- 炊飯器:3~10年
これら他の家電と比較してどうでしょうか?
人によってとらえ方は色々だと思いますが、私はそれほど短くないと感じます。
しかし、人によっては平均寿命にはるかに満たない場合もあるようです(ちなみに我が家でもこの間壊れて廃棄したのですが、7年間しか使っていませんでした)。
このように平均よりも故障までの期間が短くなってしまう理由をご説明して、なるべく長く使い続けられるようご紹介していきたいと思います。
洗濯機メーカー一覧(人気ランキング順)
メーカー | 人気機種 | 特徴 | |
1 | 日立 | ビートウォッシュ | 縦型洗濯機のリーダー的存在。国内NO1 |
2 | パナソニック | Fシリーズ | 洗浄力とデザインが優れている。国内NO2 |
3 | ハイアール | JW-C | 中国メーカー、安くてコンパクトなのが特徴 |
4 | シャープ | ESシリーズ | カビや汚れを少なくする穴なし槽が特徴 |
5 | 東芝 | ZABOON(ザブーン) | ウルトラファインバブル洗浄を取り入れている |
6 | アイリスオーヤマ | IAWシリーズ | 間違いない品質で安いというのが最大の特徴 |
7 | アクア | AQWシリーズ | 洗濯機一筋67年、頑固な職人が脈々と開発を続ける |
洗濯機を長持ちさせる(故障させない)ために大事なこと
洗濯機を長持ちさせるにはどうしたらいいの…。
何となくは分かるけど、もっといろいろな情報が知りたい。
洗濯機は安い買い物ではないので、なるべく長く使いたい…というのが皆が思うことだと思います。
想像してください。同じ洗濯機を使っているのに、自分は数年で壊れ、方や別の人は20年も使っている…なんか悔しくないですか?生涯の洗濯機に掛けた金額に大きな差がつくことがある、ということです。
この差を生んでしまう理由(故障しやすいワケ)をご説明します。
①洗濯物の量は「適量」とする
洗濯機には7㎏までとか9㎏までとかの記載があります。でも、この量ってぶっちゃけわかりませんよね?詰め込んだ洗濯物の量が何キロかなんて素人ではなんのこっちゃ分からない…というのが普通だと思います。
なので、押し込まずに「乾いた状態」で洗濯物を入れた状態で、7分目までがマックスだと覚えておいてください。そして、7分目まで入れた場合、水は満タンまで入れるようにします。
✅なぜ7分目までなの?
- 洗濯物が水の中で泳がなくなってしまうので汚れや臭いが落ちなくなります
- 雑菌が繁殖しやすくなっていまい洗濯物及び洗濯機の悪臭、カビの原因になります
- 重量が規定量を超えてしまうと、洗濯機を回転させる回転軸に負担がかかってしまい、故障しやすくなってしまいます
このように、故障の原因になるだけでなく、汚れや臭いが落ちない、カビなどの雑菌が繁殖しやすくなるなどの原因も作り出してしまうので、必ず「適量」を守って洗濯するようにしましょう。
実際に洗濯物をむりやり詰め込んで洗っているという家庭の方が、量を守って洗濯している場合よりも故障しやすいというデータがあります。
②洗濯の回数はなるべく少なくする
冒頭でもご紹介した通り、洗濯機にはおおよそですが洗濯の回数によって寿命が定められています。およそ2500回~3500回が平均の寿命回数とされており、3500回が限度となっているようです。
しかし、先ほど「我が家の洗濯機は7年間で故障した」とご紹介しましたが、なんと、回数は「7000回」という驚くべき数字でした。修理に来ていたパナソニックの方も「こんなに回ってる洗濯機は少ないですよ」と驚いていました。
✅なぜ沢山使ったらダメなの?
- 沢山洗濯することによって機械が摩耗しやすくなります
- 洗濯機を休ませる時間が少なくなると、湿気にさらされる時間が長くなります。そうすると錆びや電気系統の故障が生じやすくなります
実際に我が家は毎回のことながら洗濯機が早く廃棄になるのですが、先ほど書いたとおり使い過ぎが原因です。
③洗剤を入れ過ぎない
洗剤には「適切な量」というのがあります。この量を守って使用することで、洗濯物の洗浄と洗濯機の寿命の両方を良好にすることができます。
✅なぜ入れすぎたらダメなの?
- 洗濯物に洗剤が付着して汚れてしまいます
- 洗剤を大量に入れてしまうと、溶け切らずに残る洗剤が多くなります。その洗剤が洗濯機に残ってしまい故障の原因になります
- 洗剤を入れすぎると排水溝を詰まらせることがあります
洗濯機を分解した際に、洗剤を大量に入れてしまっている洗濯機は洗剤の入り口付近にたくさんの石鹸カスがこびりついているという例が多数報告されています。
④石けん洗剤を使わない
赤ちゃんの肌に優しいという触れ込みで販売されている「洗濯用無添加石けん」が流行しているようですが、これを使いすぎると洗濯機の寿命を「著しく低下」させてしまうので注意するようにしましょう。
✅洗濯用の石けんはなぜダメなの?
- 石けんはアルカリ性なので残るとカビが発生する原因になります
- 洗濯用石けんは溶け切らずに洗濯槽の裏側にこびりついていることが多いです
- 黒カビによって排水溝が詰まる、洗濯物がカビ臭くなります
おそうじダイヤリーさんがYouTubeの動画(←クリックすると動画へジャンプします)でご紹介してくれています。
⑤柔軟剤を使わない
洗濯物を柔らかく、そしていい香りにしてくれる柔軟剤。様々な種類があり一大ブームを巻き起こしました。その一方で香害という言葉も作り出しており、様々な意味で注目されています。
✅柔軟剤を使ったらダメな理由
- 厳密にいけばダメではないのですが使い過ぎには注意します
- 柔軟剤はまず洗濯層の裏側に拡散されるので、最初に拡散された上側上部に付着して黒カビを増殖させる原因になります
- 入れすぎると排水溝などにも付着して排水を妨げることがあります
こちらもおそうじダイヤリーさんがYouTube動画(←クリックすることで動画へジャンプします)で紹介してくれています。
⑥レインコートなどの「ビニール類」な洗わない
雨の日などに使うレインコート。今回洗わないとされているのはこのレインコートを始め、ビニールなどの「水を通さない」素材のものを全て含めます。
✅なぜレインコートはダメなの?
- 洗いは問題ないのですすぎだけしないようにしましょう
- 水を通さないので脱水がうまくできず洗濯機が壊れることがあります
実際に雨がっぱを入れて脱水したところ、遠心力が偏ってしまい、洗濯機が激しくゆれてしまい途中でストップしてしまいました。
⑦雨風にさらさない
洗濯機を置く場所として多いのは洗面所になりますが、一方でアパートなどの狭い住居では玄関の外やベランダに設置してあることもあります。しかし、雨風にさらしてしまうとやはり寿命も短くなってしまいます。
✅なぜ雨風にさらしたらダメなの?
- 洗濯機自体が錆びやすくなります
- 日差しによってプラスチック部分が硬化、破損しやすくなります
- 腐食、破損部位から水が侵入して故障しやすくなります
以前、一人暮らししていたときにベランダに洗濯機をおいていたのですが、5年くらいでプラスチック部分が劣化で破損してしまい、電源が入らなくなってしまったという経験があります。
⑧使っていない時は水を供給するホースの蛇口を締める
洗濯機に水を供給するホースがありますよね。この蛇口ですが、ほとんどの家庭は出しっぱなしにしていると思います。しかし、使用する時以外は蛇口を締めた方がいいでしょう。
✅蛇口を締めたほうがいいのはなぜ?
- 水の圧力によってホースが劣化するからです
- 仮にホースが外れてしまった時のリスクを回避することができます
- 洗濯機側の繋ぎ口にかかる負担を低減させることができます。仮に圧力で壊れた場合、部品がなければ廃棄せざるを得なくなります
メーカーに問い合わせたところ、大きなリスクではありませんが、できれば止めたほうがいいというお返事を頂きました。
⑨湿気対策を行う
✅なぜ湿気対策しないとダメなの?
洗濯機は精密機械です。電気基盤などがあるので基本的に湿気を嫌いますので、なるべく洗濯機に湿気を与えないという対策を行うことが大事になります。
ふろ水はなるべく使わない
ふろ水は温かいので湯気が出ます。その湯気によって電子部品などが影響を受けて故障することがありますのでなるべく使用しないようにしましょう。
ふたロック機能がある場合は注意が必要です。蒸気によってロック機能が故障しやすくなります。
浴室の換気を徹底しよう
浴室のとなり(洗面所)に洗濯機を設置している場合、浴室からの湿気によって洗濯機が故障することがありますので、換気扇を使用する、窓を開けるなど浴室の湿気対策を徹底するようにしましょう。
湿度が高い状態は「感電や漏電」の危険も高めてしまうので注意!
洗濯が終わったら洗濯機の内側を乾いた布で拭こう
湿気対策を徹底するため、洗濯が終わったら洗濯機の内側を乾いた布で拭くようにしましょう。
内部を拭くことで湿気を減らすことができます。
使っていない時は洗濯機のふたを開けるようにしよう
洗濯機の湿気を逃がすため、洗濯していない時はふたを開けるようにしましょう。更に洗濯機を置いてある部屋の湿気対策も同様に行うようにしましょう。
ふたを開けることで洗濯機内部の湿気を発散できます。
⑩ごみ取りネットをきちんと使う
洗濯機には水の吐き出し口などにゴミを取るネットなどが設置されています。このごみ取りネットを適切に利用しましょう。
✅なぜゴミを取らないとダメなの?
- 洗濯物にゴミが付着して汚れます
- ゴミを取らないと水を循環、排水させる場所に目詰まりを起こし故障の原因になります
- 排水溝が詰まってしまい排水が適切になされなくなります
電気屋さんに問い合わせしたところ、洗濯機の内部や配水管にごみがつまり故障というケースがとても多いということです。
⑪異常や不具合があったら放置せずすぐに専門家にみてもらう(一番大事)
とりあえず洗濯機に不調がでたら専門家に相談するようにしましょう。これが一番大事になります。
✅なぜ相談しないとダメなの?
- ネジの緩みや配管の汚れなど軽い症状の時は早めに治すのが鉄則
- トラブルを放置すると症状がひどくなることがある
- 専門家は対処法を教えてくる→管理法を覚えることができる
我が家ではふろ水を使っていたことでふたロックが不調となったものの、ふろ水を使わないでくださいという指示を守ったところ、以後、ふたロックがこわれることがなくなったという事例がありました。
洗濯機がこわれる前兆
洗濯機の調子がわるい…
もしかして故障?
電気屋さんに連絡しようかしら…
と思う時ってありますよね。
調子が悪かったら
- 電気屋さんやメーカーに相談する
- 電気屋さんやメーカーに修理依頼をする
というのが基本となりますが、いまいち判断できない…という時ってありますよね。そんな時のために故障の前兆をご紹介します。
①途中で止まってしまう
- 洗濯の最中に途中でとまってしまう
- 脱水になると止まってしまう
など、途中で止まってしまうのは「故障のサイン」です。
なぜかというと、途中で止まるのは「基盤」または「機械」に問題が発生していることが多いからです。
我が家でも故障して再起不能…となる前によく洗濯機が途中でとまっていました。
確認しよう!
洗濯機によっては
・洗濯物が少ない
・洗濯物が多すぎる
・洗濯機が傾いている
・内部の洗濯物が偏っている
などの理由で緊急停止することがあります。まずこれらを確認するようにしましょう。
②へんな音がするようになった
- 洗濯機からいつもとちがう音がする
- 奇妙な金属音がする
- スタートボタンを押したのち「カチッ、カチッ」という音が何度も鳴る(この場合はふたロックが故障している可能性があります)
など、いつもと違う音がする場合は故障の前兆の可能性が高いです。
洗濯機のなかで部品が外れてしまっている、もしくは異物が内部に入り込んでいる可能性があります。
機械が故障するときは「異音がする」という例がたくさん報告されています。
✅音による故障の判別
- カラカラ・ガリガリ音
洗濯槽を回転させるパルセーターに問題が発生している可能性があります。異物を取り除くことで対処できます。 - キュルキュル音
内部のベルトに問題が発生している可能性があります。交換することで対処することができます。 - キーキー音
洗濯槽を固定させている「軸受け」に問題が発生している可能性があります。専門業者に見てもらいましょう。 - ブーンという音
排水ホースがつまっていると、水を吸い上げる際の圧力が強まりブーンという音がなることがあります。排水ホースを掃除することで対処できます。 - 一定間隔で音がする
鳴りっぱなしではなく、一定間隔で音がする場合にはモーターに問題が生じている可能性があります。専門業者に見てもらいましょう。 - スタートボタンを押したのち、洗濯機の上部から「カチッ、カチッ」という音が何度も鳴る
この場合はふたロック機能が故障している可能性があります。専門家に見てもらいましょう。
その他として↓
確認しよう!
・小銭などが槽内にある
・ネジがゆるんでいる
・洗濯機の設置場所が悪く、足元が不安定になっている
・洗濯物が偏ってしまい、回転軸がずれ、洗濯槽が本体に当たってしまっている
などが原因で異音が発生していることがあります。
③へんな臭いがする
- 焼け焦げたような臭いがする
- カビ臭がとれない…といった場合も、ふつうの洗浄では取れない場所にカビが繁殖している可能性があるので注意
何度か洗濯機を分解して掃除してもらったことがあったのですが、「うちでは手に負えません」と、取り切れない場所にカビが増殖して買い替えたことがありました。
確認しよう!
焦げた臭いがする原因は配線のショートしている可能性が高いのでただちに使うのをやめて修理を依頼しましょう。
また洗濯機以外にも
・コンセント部分や配線のショート(この場合はコンセント部分配線が異常に熱くなっている、変色しているなどの特徴があります)
・洗濯機以外の電気器具(ドライヤーや鏡の電熱器、乾燥機など)の不具合
・ボイラーの不完全燃焼、不具合
などの可能性もあるので点検してみましょう。
④水漏れしている
洗濯パンがあるので気づきにくいと思いますが、洗濯機の下が濡れていることが多いといった時は故障の前兆かもしれません。
水漏れは故障の重要な症状の一つです。
確認しよう!
・ホースから水が漏れている
・排水溝がつまり排水から水が逆流している
という場合があるのでチェックしてみましょう。
原因が分からない…といった場合は専門業者に見てもらうようにします。
⑤脱水されなくなった
- 脱水ができない
- 脱水が甘い
- 脱水の途中で止まってしまう
などは故障の前兆として「一番多い」内容となっています。
理由は分かりませんが、「洗濯機を回転させるベルトに一番つよい負荷がかかるため」と考えられています。
確認しよう!
・排水溝がつまっていることが原因のこともあるので確認しましょう。
・洗濯機が傾いて設置してあると、脱水に問題が発生することがあります。
・洗濯層内の洗濯物に偏りがあると洗濯機が止まってしまうことがあります。
これらをまず確認するようにしましょう。
⑥洗濯の効果が薄い
- 洗濯しているはずなのに汚れが落ちていない
- 石けんかすが衣類に付着している
- 臭いが取り切れていない
寿命によって洗濯槽を回転させる「パルセーター」が回転していない可能性があります。回転しないと水流がおきないので汚れが落ちなくなります。
確認しよう!
・洗濯物を詰め込みすぎている
・洗剤の入れすぎ
・臭いや汚れが強すぎる
などがあると洗濯の効果が薄くなってしまいます。注意しましょう。
⑦ボタンや操作パネルに不具合がある
- ボタンを押しても反応しない時がある
- ボタンを押しても音がならない
- 画面表示がうすくなってきた
基盤などの電気系統が故障している可能性があります。今後、徐々に症状が進行していく可能性があるので早々に専門業者に見てもらうようにしましょう。
確認しよう!
電気系統だけが故障しているというケースもあるので、廃棄せずに専門業者にみてもらい「修理する」ことで復活することがよくあるようです。
⑧給水スピードが遅くなった
- 給水がなかなか終わらない
- ちょろちょろとしか水が出ない
- 洗濯がいつまでも終わらない
など給水に問題がある場合には、給水フィルターやパイプなど水の通り道に問題が発生している可能性があります。
確認しよう!
・給水弁のフィルターにゴミが詰まっている可能性があります。症状がある場合には外してフィルター掃除をしてみましょう。
・水圧が低い可能性もあります。バルブが十分に開いているか確認しましょう。
故障かな?と思った時の対処法
なんか洗濯機の調子が悪い…
故障かな?
でも、どう対処していいか分からない。
という時の対処法についてご紹介します。
①保証期間はメーカーに修理を依頼する
一度、購入した販売店に連絡をいれてもいいですが、基本的に保証期間内(通常は1年間)は初期不良のことが多いのでメーカーに連絡するようにしましょう。
修理専門の業者がすぐに対処してくれると思います。
②保証期間を過ぎたら2通りの方法がある
一つ目はメーカーに依頼する
まず一つ目は補償期間内と同じくメーカーに依頼するという方法です。
メーカーに依頼するメリット
・信頼性がある(どんな修理でも行うことができる)
・修理できるのか廃棄なのかの判断をしてくれる
メーカーに依頼することによるデメリット
・みてもらうだけなのに「出張手数料」がかかる(保証期間を過ぎている場合)
・修理代金が高い
・すぐに来てくれないことがある
二つ目は電気屋さんに頼む
二つ目の方法は電気屋さんに頼むという方法です。
基本的に購入したお店に頼むことになりますが、購入していなくても修理だけやっているお店もありますし、購入したお店でも修理は行わないというケースもあります。
電気屋さんに頼むメリット
・すぐに来てくれる
・場合によりますが、修理代が安い
・メーカーができないような修理をしてくれることがある
電気屋さんに頼むことによるデメリット
・修理ができないのでメーカー依頼になることが多い(二度手間)
・部品が取り寄せになるので直すまで時間がかかることがある
・修理代に幅がありすぎる(店によって価格が異なる)
部品の保存期間は6年間が目安
各メーカーに保存してある「部品」の期間はおおよそ「6年間」とされていますので、6年を過ぎると故障の修理が難しくなるということを覚えておくようにしましょう。
もちろんこれは「新品」の保存期間になりますので、中古で洗濯機を購入した場合は、「新品が発売された日から6年間になる」ので、必然的に修理できる期間が短くなります。
洗濯機を廃棄する方法
洗濯機がこわれちゃった…。
この洗濯機をどうやって処分したらいいの?
どの方法が簡単?
どの方法がより安い?
いろいろ知りたい。
というお悩みを解消するためにいろいろとある処分方法をご紹介します。
完全に壊れたので廃棄したい
とにかく壊れたから廃棄したい。
ところでどんな廃棄方法があるの?
洗濯機の処分は「家電リサイクル法」によって定められています。よって、個人的にそのまま粗大ごみとして廃棄したり、処分場に持ち込んで処分してもらうなどを行うことはできません。
以下に処分方法を記していきます。
①新しく購入する店舗に処分してもらう
新しい洗濯機を購入する際に、古い洗濯機を引き取ってもらうことができます。
✅チェックポイント
- リサイクル法に必要な手続きは全て店側がやってくれます
- 処分代は若干高めになります
②洗濯機を購入したお店で処分してもらう
新しく洗濯機を購入する予定がない場合には、洗濯機を購入したお店で処分してもらうこともできます。
✅チェックポイント
- 気兼ねせず申し出るようにしましょう。全く問題ありません
- リサイクルに関する手続きは全て店側でやってくれます
- 処分代は若干高めになります
③シルバー人材センターなどの回収業者に依頼する
シルバー人材センターなど、専門の回収業者に依頼するという方法があります。
✅チェックポイント
- 電話一本で引き取ってもらえます
- 処分手続きは全て業者が行ってくれます
- 料金は一番高額になるという傾向があります
④自分で手続きをして処分場に持ち込む
車やトラックに積み、自分で処分場に持ち込んで処分するという方法があります。
自分で処分する方法
①市役所に電話して洗濯機の処分場の場所を聞く
↓
②破棄する洗濯機のメーカー、品番、サイズをメモする
↓
③メモを持って郵便局に行く
↓
④リサイクル料金を支払う
↓
⑤伝票をもらう
↓
⑥伝票と廃棄する洗濯機をもち、市役所に聞いた処分場へ行く
↓
⑦受付を行う(伝票を渡す)
↓
⑧指示に従い洗濯機を処分する
↓
終了
✅チェックポイント
- 費用が一番安い
- いろいろと面倒で時間がかかる
- とにかく重いので注意
まだ使えるのでどこかに販売したい
まだ使えるけど古くなってきたので買い替えたい。
けど、古い洗濯機はどこに処分すればいいの?
売るならなるべく高く売りたいな。
このように、古い洗濯機をどこかに売りたい!と思っている人のための情報をご紹介します。
①近所のリサイクルショップに販売する
近所のリサイクルショップに販売するという方法があります。
個人店はもちろん、大手のハードオフなどに販売するなどの様々なショップがあるので検索してみるといいでしょう。
✅チェックポイント
- 引き取り価格が安くなってしまう場合が多い
- 機種や程度によっては引き取ってもらえないことがある
- 取りに来てもらえるのでいろいろと楽
- もちろん運搬料はかからない
②ヤフオクやフリマに出品する
ヤフオクやメルカリ、ラクマなどのオークション、フリマなどに出品するという方法があります。
✅チェックポイント
- 基本的にリサイクルショップよりも高値で売れる
- 価格は自分で決めるので事前のリサーチが必要になる
- 運搬費なども調べて設定しなければならない
- 出品、折衝、商品の梱包、運搬、販売後のアフターケアの管理など全て一人で行う必要がある
洗濯機を廃棄、販売する際に注意すること
廃棄する時にトラブルに巻き込まれたりしない?
ヤバい業者とかいないの?
このように不安に思っている人もいます。
実際にどのようなトラブルがあるのでしょうか
①無許可の処分業者に注意しよう
処分業者の中には「許可証を持っていない」業者もいます。
処分したいという人から処分料をもらい、洗濯機は適切な手順を踏んで処理しない、というケースがあるようです。必ず許可証を持っているかどうか確認しましょう。(市役所に問合せすれば教えてもらえます)
②無許可のリサイクル業者に注意しよう
こちらも同様に無許可のリサイクル業者には注意するようにしましょう。
場合によっては「高額の運搬料を請求される」ということもあるようです。
洗濯機はどこで買ったらいいの?
洗濯機を買わないといけない。
でも、どこで買ったらいいか分からない。
いったい、どこで買ったらお得なの?
メンテナンスがしっかりしているのはどこ?
などのお悩みを解消するため、購入方法によるメリット・デメリットについてご説明します。
「一番安く購入できる順番」でご紹介します!
①リサイクルショップやメルカリ、アマゾンなどで中古の洗濯機を購入する
メリット
・中古の洗濯機を購入するという方法が一番安く購入することができます。
・リサイクル店で購入するとすぐに設置することができます。(自分で持ち帰る場合のみ)
デメリット
・設置までしてくれるかどうか定かではない
・品質がよくわからない(すでに故障している場合も)
・メンテナンスは「ほぼない」と思っていい
※以下は「新品」の購入方法になります
②価格.comを使って購入する
ネット販売の最安値を表示しているサイトになります。新品の洗濯機のうちネットで販売されているものの中で一番安いものを選び購入することができます。
メリット
・とにかく安い
・ネット環境とカードがあればすぐに購入できる
・歴史あるサイトなので騙しが少ない
デメリット
・アフターフォローはかなり薄い
・設置までしてくれるかどうか定かではない
・出品店の信頼性が定かではない
③Amazonや楽天などのECサイトを利用する
Amazonや楽天などのECサイトを利用するという方法があります。
いつも利用しているので安心できる、探しやすいのでつい利用してしまうという方が多いのではないでしょうか。
メリット
・使い勝手がいい
・ポイントなどがつくことがある
・到着までの時間が早い
・とにかく種類が多く、レビューなども充実している
デメリット
・アフターケアがない(メーカー任せ)
・設置までしてくれるかどうか定かではない
・中国の粗悪企業(レビューも捏造)が混ざっていることがある
④大手家電量販店(実店舗、ネット販売)で購入する
ケーズデンキやヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店より購入するという方法です。セール時期や型落ちの場合は、びっくりするくらい安くなる時(もちろん価格.comよりも断然安い)があります。
メリット
・品質に安心感がある
・種類が豊富で商品の説明もしてくれる
・独自の保証期間やポイントを設けている場合がある
・設置及び古い洗濯機の引き取り(有料)をしてくれる
デメリット
・アフターケアがない(メーカー任せ)
・運送料金を別途請求されることがある
・置いてある洗濯機の種類が少ない(ネットと比べて)
⑤個人の電気店で購入する
いわゆる「町の電気屋さん」で購入するという方法です。
昔からの付き合いで購入しているというケースが多いようです。
メリット
・アフターケアが手厚い(無料でやってくれることも)
・いつでも分からないことを聞ける、任せておけば全てやってくれる(運搬設置、古い洗濯機の引き取りなど)
・運搬、設置料が無料のことがある
デメリット
・商品の価格が高い
・選ぶ商品の種類が少ない時がある
・納期が遅い時がある
以上、購入方法になります。
ちなみに我が家は「町の電気屋さん」で購入するようにしています。何故かというと「トラブルが多いから」です。何かトラブルがあるたびにメーカーを呼んでいると、そのたびに「出張料」をとられる、そして見てもらうまでの時間がとても長いというデメリットがあるので、すぐに見てもらえる近所の電気屋さんに頼んでいます。
実際に今使っている洗濯機は10回ほどトラブルで治してもらってます。こちらに非がある場合にはお金を請求されますが、たいていちょっとしたことが原因なので無料で直してもらってます。しかもすぐ来てくれるので助かります。
最後に「洗濯機の選び方」
洗濯機を買いたいけど、今はいろんな種類があって何を選んだらいいのか分からない…。
自分に合った洗濯機を選びたいけど、知識がないので分からない…。
そんな悩みの一助となるため、洗濯機の種類と特徴についてご紹介します。
①縦型で全自動、容量の大きいタイプ(8~10リットルタイプ)
縦型全自動で容量の大きなタイプの洗濯機の特徴&メリット
- 一度にたくさんの量を洗うことができる
- ドラム式に比べて汚れを落とすパワーが強い
- 設置する場所を選ばない
- 設置が簡単
- 価格が安い
縦型大容量洗濯機の弱点
・節水能力が低い
・乾燥能力が低い
・洗濯物が傷みやすい
②縦型で全自動、容量の小さいタイプ(6㎏以下)
縦型全自動で容量の小さなタイプの洗濯機の特徴&メリット
- 一人暮らしなど洗濯物が少ない人に便利
- 洗濯物の量が少ないので早く終わる、省電力、節水効果が高い
- 設置場所が狭くても大丈夫
- 軽いので動かすのが簡単
- 価格が安い
縦型小容量洗濯機の弱点
・沢山の洗濯物を洗えない
・何度も洗うと逆にコスパ(洗剤代、水道代、電気代など)が悪くなる
・乾燥能力が低い(乾燥機能がついていないこともある)
③ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機の特徴&メリット
- 空気に触れやすい構造なので乾燥が早い
- 節水効果が高い
- 省エネ効果も高い
- 衣類が傷みにくい
- デザインがスタイリッシュ
ドラム式洗濯機のデメリット
・価格が高い
・汚れが落ちにくい
・縦型よりも大きいので設置場所を取る(小さいのもあります)
・洗濯スタート後の再投入は不可能(開けることはできません)
④二層式洗濯機
二層式洗濯機の特徴&メリット
- 洗浄力が高い
- 節水能力が高い
- とにかく安い
- カビが繁殖しにくい
- 洗濯層と脱水層が分かれているので脱水能力が半端ない
二層式洗濯機のデメリット
二層式洗濯機のデメリット
・大きな横長の設置場所が必要になる
・一度に洗える洗濯物の容量が小さい場合が多い
・脱水は手で脱水層へ移し替えなけばならないので面倒
・音が大きい
長持ちさせるにはどうすればいいの?洗濯機が故障しやすいワケまとめ
順番に
- 洗濯機は故障しやすい?
- 洗濯機メーカー一覧
- 洗濯機を長持ちさせるために大事なこと
- 洗濯機がこわれる前兆
- 故障かな?と思った時の対処法
- 洗濯機を廃棄する方法
- 洗濯機はどこで買ったらいいの?
- 洗濯機の選び方
と、全8項に渡ってご紹介させて頂きました。
冒頭にも申し上げた通り、洗濯機は10万円前後の値段がするので、できればなるべく安く購入し、そして長く使いたいと考えるのが普通です。
その方法を全て記載させて頂きました。
全てとはいいませんが、長持ちする方法をしっかり守ることでかなり洗濯機の寿命を延ばすことは可能です。
事実、私が離れで利用している洗濯機は20年以上使っていますが、全く衰えることなく現役で使うことができています。
ポイントとして一番大事なのは
- 洗濯機を回す回数を減らす
- 洗剤を入れすぎない、柔軟剤は使わない
- 洗濯機周辺の「湿気」を減らす
- 異常や不具合があったら放置せずすぐに専門家にみてもらう
の4つになります。
これであなたの洗濯機ライフも良好になることでしょう。
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