ゲームソフト&書籍は「紙の本&パッケージ」を買った方がいい理由
ゲームとか本ってダウンロードでも買えるようになったね
そうだね。少し安く買えたりするよね
でもさ、絶対に実物(紙&パッケージ)を買った方がいいんよ
今回はその理由を教えてくれるんだね
今は便利な時代になり、書籍やゲームソフトなどをダウンロードで購入できるようになりました。昔のように本やパッケージソフトなどの実物がなくても、本はスマホやタブレット、パソコンなどを使い読むことができ、ゲームソフトは本体にダウンロードして遊ぶことができます。
これにより、本屋さんやおもちゃ屋さんに買い物に行く手間も省け、更に本棚なども必要ないというメリットを享受することができます。また、すぐに手に入れることができる(僻地などの方に便利)という素晴らしい面もあります。
このような人類の素晴らしい叡智ですが、実際には便利なダウンロード購入ではなく、実物を購入した方がいいケースもあります。私はもっぱら実物を購入しているのですが、今回はその理由についてご説明していこうと思います。
今回の記事でわかること
- 本やゲームソフトのダウンロード販売の現状
- ダウンロード購入と実物購入の違いと各々のメリット
- なぜ実物購入にこだわるのか?
- 実物購入はすたれていくのか?
- モノが持つ意味
本やゲーム販売におけるダウンロード販売の現状
✅まずダウンロード販売とは?
ダウンロード販売とはスマホやタブレット、ゲーム機本体に本の内容なゲームの内容を丸ごとデータをダウンロードするという方法、又は提供されているサーバーにダウンロードして常にアクセスできるようにするという方法をいいます。
要するに、データだけを購入して、今までのような本やカセットといった実物がない購入方式をいいます。今は高速インターネットとなったので、ダウンロードによる販売が可能となりました。
✅ダウンロード販売しているものには何があるのか?
- ゲームソフト
- 本
- 音楽
- 動画
- 情報(ニュース、ゴシップなど)
- 絵
- デザイン
- 情報商材
- ソフトウェア、モバイルアプリケーション(アプリ)
✅ダウンロード販売の割合
- ゲームソフト:ソニーパッケージソフト販売 5.7%に対しダウンロード販売94.3%。任天堂パッケージソフト販売 59.8%に対しダウンロード販売40.2%
- 電子書籍利用率:紙媒体のみ53.2%、両方共使う39.9%、電子書籍のみ4.4%
- 音楽はストリーミングが65.3%、ダウンロード等が4.3%(配信が全体の約7割が物理メディア以外)CDやレコードなどフィジカル(物理メディア)は19.3%
- 無料動画58.4% DVD、ブルーレイレンタル24%
- ニュースに関しては、ポータルサイトによるニュース配信利用率がもっとも高く72.2%、次いでソーシャルメディアによるニュース配信が46.9%、さらに紙媒体の新聞が43.7%
以上のような状況となっていますが、年々、ダウンロード販売やストリーミング販売、サブスクによる販売などのネットによる販売割合が増加しています。それに対して紙媒体やCD、DVD、カセット、パッケージなどの「実物」による販売が縮小の一途を辿っています。
それぞれにメリット、デメリットがある
それぞれに良い面とよくない面とがあります。ざっと思いついたメリットデメリットについてご紹介しますね。
ダウンロード、ストリーミングなどネットを介して購入するメリットとデメリット
✅メリット
- 安い
- 置き場所に困ることがない
- すぐに手に入れることができる(大容量のものは別ですが)
- ケースから取り出す、機器に入れるなどの手間を省くことができる
- 手軽に手に入れることができる
- 売り切れの心配がない
- ソフトやディスクを紛失することがない
✅デメリット
- ネットに疎い人はできない
- 飽きても売れない
- 感触がないので記憶に残りにくい
- 安易に買ってしまう可能性が高い
- 子供に勝手に買われてしまう可能性がある
- 記憶媒体や電気が必要になる
- 必要以上に時間がかかることがある
次に実物のソフトや紙媒体などを購入することのメリット・デメリット
✅メリット
- 飽きた、クリアしたら販売することができる
- 感触という刺激も同時に得ることができるの記憶に残りやすい
- コレクションとして飾っておくことができる
- 貸し借りができる
- 持ち歩く時に雑に扱っても大丈夫(本などに限り)
- 再生機器や電気がなくても取り扱うことができる
- 数に限りがあるのでプレミアがつくことも
✅デメリット
- 置き場所に困ることがある
- 高価となる可能性が高い
- 買いに行くのが面倒
- 売り切れで買えない可能性がある
- なくしてしまうことがある
- 盗まれることがある
- セットするのが面倒
以上のようなメリットデメリットがありますので、それを理解した上で自分にあった方法にて購入することが大事になります。考え方を変えると、様々な方法から購入の方法を選ぶことができるということです。
ただ、本とゲームソフトは「紙の本&ゲームのパッケージ版」を購入した方がいい
これは勝手な私の意見となりますが、本とゲームに関してはアナログな紙&パッケージ版を購入した方が絶対にいいと言い切ります。その理由は「再び販売できるから」です。
✅人気のゲームソフトだと「ほぼ同じ価格で売れる」
これは販売した人であれば分かると思いますが、購入価格とほぼ同じ価格で売れます。これは当然ですよね。メルカリなどの中古品販売市場では売値が大体で決まっています。例えばスカイリムのスイッチ版の価格は6千円前後の中古品価格となっています。多少の幅(5,300円~7,500円ほど)はありますが、新品価格8,200円のスカイリムの価格は中古になると6千円前後となるというのが市場価格となっています。よって、6千円前後で購入してプレイし、終わったらまた6千円前後で販売することができます。
多小の値崩れはありますが、スカイリムに関しては2018年に発売されているのにも関わらず、5年経過した今でも中古価格が崩れていないことから、人気のあるソフトはいつまで経っても値崩れしないといえます。
✅人気の本も中古で購入した価格で売れる
人気のゲームと同様に人気の書籍も中古で購入した金額で販売することができます。新しいものは人気があるので高く売れますが、絶版になっているものなどはものすごい高値で取引されている場合もあります。
気を付けなければならないのが人気のない本です。ゲームの場合はほとんどのソフトが高値で売れる傾向にありますが、本の場合は人気のない本は1円でも売れません。作家などで人気のあるものを予め選別してから購入するようにすると失敗がありません。
✅実際に私が売買したものの一例
- スイッチ版スカイリム 中古で購入:5,200円 メルカリで売却:5,500円
- スイッチ版ウィッチャー3 新品を購入:5,500円 メルカリで売却:5,000円
- スイッチ版星のカービィディスカバリー 新品を購入:5,400円 メルカリで売却:3,800円
- スイッチ版星のカービィスターアライズ 新品を購入:5,400円 メルカリで売却:3,600円
- サンクチュアリ 全7巻セット 中古で購入:4,000円 メルカリで売却:2,000円
このように、遊び終わったゲームソフトや読み終わった本はかなり高値で販売することができます。
コツはメルカリで販売すること
高値で販売するコツはメルカリで販売することです。当たり前ですが、中古品ショップなどに販売すると、そのショップの店舗の家賃、従業員さんの賃金、店舗の儲けなどが差し引かれての買い取りとなってしまうので、例えばメルカリで5千円で売れるものが1千円~3千円程度の買い取り価格となってしまいます。
メルカリでは直接販売者と購入者を繋いてくれるので、市場の販売価格で売ることができます。(とはいえ、メルカリに手数料を10%取られてしまいますが)
買う時も中古で買うと安く済む
買う時も新品で買うよりも、中古で買った方が10%~20%ほど安く購入することができます。中古で購入したものと新品で購入したものとで、売る時に違いがあれば新品で購入した方がいいですが、現状ではよほど状態が悪くない限り「違いはありません」。なので、なるべく安く購入した方が、買った時と売った時の差が小さくなるので得になります。
旬があるものはなるべく早く売る
ゲームソフトや本などは「旬」がある場合があります。要するに発売されたばかりのもので人気が高い場合は新品と同じ価格で売れることが多いです。なので、「もうプレイしないか」「もう読まないかも」と思ったらさっさと売ってしまいましょう。
性格的に1度プレイした、読んだものは二度とプレイしない、読まないという人は売る前提の方がいい
そのソフト、本によると思うのですが、性格的に1度プレイした、読んだら二度とプレイしないという方いますよね。このような傾向にある方は、ダウンロード販売ではなく紙の本&パッケージ版のゲームソフトを購入した方がいいと断言します。
なぜかというと、レンタルと同じように「少しのお金」で楽しむことができるからです。
もちろん、ソフトや本を集めるのが趣味という場合や、お金がいくらでもあるので別に売る必要はないという方はこだわる必要はありません。
今や、本やゲームは持ち続けるものではない
昔は車も同じでした。購入したら乗りつぶすまで乗り、売る時は二束三文で中古車屋さんが盛況でした。本やゲームも一緒です。少し前までは中古のゲーム&本やさんが盛況でしたよね。今はそれが崩れ、個人間で自由に売買できるようになりました。
このような状況において、もはや本やゲームは持ち続けるものではないのかな?と思います。特に1度プレイしたらやらないと思われるゲームなどは持ち続けることに意味を感じません。本に関しては実用書に関しては何度も見返して都度知識を確認するということがあると思いますが、私の場合はあまり見返さないことが多いので、よほど大事な本じゃない限り手放しています。
とはいえ、愛着が邪魔する
しかし、実際には愛着が邪魔します。ものすごく参考になった本や面白くて熱中したゲームには想い入れや愛着があります。なのでそれを手放すことに抵抗を感やすくなります。「もしかしたら、また読みたくなるかも」「またプレイしたくなるかも」と思います。それは「こんなに面白かったのだから」という感情により、「大好きになってしまう」ことによります。
もちろん、当面はその感情に従うべきです。本当に読み返す、再プレイすることが多々あるからです。また、それを手に取り想像して勇気や希望をもらえることもあるでしょう。前向きになれることもあります。なので、大切にしておきましょう。
しかし、全てが大事な訳ではありませんし、ものすごく大事!と思って取っておいても、1年後に全く活用していない…という場合には個人的には売りだと思います。この辺は個人差があるので何とも言えませんが、私の場合は1年間全く出番がない場合は不必要と判断してメルカリで販売するようにしています。
果たして、実物の購入は廃れていってしまうのか?
かつての電話ボックスのように、実物版のゲームソフトや紙の本も廃れていってしまうのでしょうか。
私は残り続けると思います。紹介した通り、飽きても販売することができなくなりますし、貸し借りすることもできません。また、感触で質感を味わうこともできないので味気ない…というデメリットも。外に持ち出す時も、高価なタブレットよりも安い本の方が安心ですよね。
このように余りあるメリットがありますので、実物媒体は残り続けると思います。公衆電話のようにほぼメリットがないものに対して、メリットがあるものに対しては「必要とする人が必ずいる」ことから需要が必ずあるということとなり、後世に残り続けると確信します。
しかし、実際にはどうなるかは誰にもわかりません。手紙や年賀状なども、心を伝えるために絶対に残り続けると思っていましたが、今や空前の灯。世の中から消えようとしています。しかし、一方で少ないからこそ貴重で意味が大きく人のこころに残り続けるというメリットもあります。
レンタルビデオショップなどもなくなるはずがないと思っていたものの、今やほぼ見なくなりましたよね…。このように、どうなるかは誰もわかりません。
✅世の中から絶滅してしまったサービスやもの、こと(しそうなものも含み)
- レンタルビデオ
- 電話ボックス
- 家の電話
- ビデオテープ
- カセットテープ
- レコード
- ビデオデッキ
- ウォークマン
- ステレオセット
- DVD
- 和式トイレ
- 暴走族
- 缶切り
- 紙たばこ
- 灰皿
- 畳
- 目覚まし時計
- デジカメ
このように廃れてしまうものは必ずあります。その中にパッケージ版のゲームソフトや紙の本も入ってしまう日が来るのでしょうか。
この先、実物で購入するという方法は廃れてしまうのか
ゲームソフトや紙の本を始め、実物で購入するという方法は廃れていってしまうのでしょうか。答えは分かりませんが、先ほど紹介したように世の中から絶滅してしまったものがあることや、廃れていく傾向にあるものが多数あることから、代用の効くものに関しては廃れてしまうと思います。
✅すでに廃れていく方向にあるもの
- ゲームソフト
- 紙の本
- 新聞
- 雑誌
- 折り込み広告
- 年賀状
- 手紙
- 電話
- メモ帳
- 手帳
- 箱型の車
- ゲームセンターのアーケードゲーム機
このように、多くのものと一緒に電子版に置き換えられるものや他のものが主流になることによって廃れてくるものというのは必ずあります。ただ、これらが完全になくなってしまうということはないと思います。
紙の本やパッケージ版のゲームソフトなども例外ではありませんが、完全になくなってしまうということはないと思います。理由は必要な理由があるからです。必要なものは絶対になくなりません。需要があり購入する人がいるからです。
モノが持つ意味って何だろう…?
モノを買う代わりに、定額で商品やサービスを利用するサブスクリプション型のサービスやモノがが電子に置き換わっているような動きが広がっています。「モノを持たなくても事足りる時代に、モノを持つこと、持たないことの意味」について考えてみます。
「ミニマル(minimal)」という言葉。聞いたことはあるけれど、詳しい意味は知らないという人も多いのではないでしょうか。ミニマルとは、英語で「できるかぎりわずかの」「可能な限り少ない」を意味する形容詞で、端的に言うと「最小限であるさま」を指す。「大量生産・大量消費」への疑問からシンプルに暮らすという意味や、温暖化に対してのエコ意識、引っ越しを楽にすることや終活を意識して身軽にしておくなど、様々な意味を持ちミニマルが流行しています。
これらサービスや考え方によって「モノを持つ」ことは時代に逆行しているといえます。
しかし、「読者は視覚的なものに加えて、触覚的な感覚を持つ。紙媒体を指でめくりながら、視覚の助けを得て読み進めることは、読者に文章に対する理解や定着を気づかせるのに役立つのかも」という意見もあります。
要するに、紙をめくるという行為は視覚と同時に触覚も刺激するので、記憶として定着しやすいというメリットもあるということ。なので単に便利だというだけでタブレットにて本を読むのではなく、様々なメリットがあることを踏まえて使う媒体を決めた方がいいといえます。
その他、何度も言っていますが、貸し借りできる、バッテリーの心配がない、本の場合は紙なので雑に取り扱うことができるなど、様々なメリットがあります。
そして最大のメリットは「愛着がわく」ということでしょう。モノという存在に想いを乗せて大事なモノ、大切なモノとして認識する、それはデジタルではできないことです。
おわりに
今回はゲームソフト&書籍は「紙の本&パッケージ」を買った方がいい理由というお題でご紹介してきました。
電子媒体にすると家にモノを置かないようにすることでスッキリしますし、製作コストがかからないので安くできること、温暖化対策になるなどのメリットが得られますが、一方で読み終わったもの、遊び終わったものを販売することができなくなるというデメリットが生じるので、もし、飽きっぽく、一度読み終わる&クリアすると再び遊ぶ、読むことはないという方は売ることを前提で本なら紙媒体、ゲームソフトならパッケージソフトを購入することをおすすめします。
お金がたっぷりとあって売る必要はない、と考える方は電子媒体でいいと思います。
結果的には人それぞれ、自分に合った購入方式でいいのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログには他にもいろいろな記事がございますのでぜひゆっくりしていってください。
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