【レビュー】ソニー「エクスペリア1Ⅱ」を半年間使ってみたら最高だった件
皆さんスマホって何を使ってますか?
- 機能性や優位性を重視する人はiPhone
- 機能はそこそこで良くて、費用対効果が高いスマホを重視している人はアクオス
- 写真性能+コスパならファーウェイ
- 日韓摩擦なんて関係ない、というならサムスン
- 日本製を愛するならエクスペリア
何となくこんな感じ選んでいる人が分けられそうです。
以前はスマホの価格といえば横並びという感じだったのですが、今は3万円台から15万円台と非常に幅があります。更に中古スマホ市場も成長してきたので、消費者にとってはありがたいのか迷うのか…という感じですが、価格幅や選択肢がかなり広がってきているという印象を受けます。
このような状況の中、私が使っているのがタイトルにある「エクスペリア1Ⅱ」です。ソニーエクスペリアシリーズとしては最高価格の¥136,400(税込み)(シムフリー)となります。
今回は、こちらのエクスペリア1Ⅱを半年間使った結果どのような感想を抱いたかを記したいと思います。
今回の記事でわかること
- ソニーエクスペリア1Ⅱのレビューを知ることができる
- 半年間という長期に渡り使ったレビューを知ることができる
- スマホの買い替えの参考になる
- ソニーという企業の本気を知ることができる
私のスマホ遍歴
- iPhone4s
- シャープ アクオスホンSHL25
- ソニーエクスペリアsov32
- ソニーエクスペリア1Ⅱ
まずは、エクスペリア1Ⅱの概要
カラー | ブラック・ホワイト・パープル |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約72㎜×166㎜×約7.9㎜ |
重さ | 181g |
バッテリー容量 | 4,000mah |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™865 5G Mobile Platform |
メモリ | 内臓RAM12GB・ROM256GB 外部microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイ | 約6.5インチ/有機EL シネマワイド™ディスプレイ/4K/HDR対応 |
カメラ | 16㎜(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2 70㎜(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.4 24㎜(標準):有効画素数約1220万画素/F値1.7 フロント800万画素 |
外部接続 | Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth:ver.5.1 外部デバイス:USB Type-C™ |
防水・防塵 | 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) |
おさいふケータイ | あり |
情報取得/リンク(NFC) | あり |
生体認証 | 指紋認証 |
オーディオジャック | あり(4極ヘッドセット(CTIA規格準拠)対応) |
ワイヤレス充電 | あり |
デュアルSIM | あり |
対応バンド | 5G: n77, n78, n79 LTE:Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42 3G:Band 1, 5, 6, 8, 19 GSM:850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz |
【レビュー】ソニー「エクスペリア1Ⅱ」を半年間使ってみて感じたこと
これより、私が感じたスマホ機能へのレビューを書いていくよ
私がスマホで使う機能
- LINEのチャット機能
- ツイッター
- インスタグラム
- 株アプリの確認(SBI証券)
- ウェザーニュース
- ヤフーニュース
- ウォーキングや筋トレ時にはYouTubeで音楽
- 就寝前にはYouTubeの視聴
- スマホゲーム
- Google検索
- kindleで読書
総合点 星は10個が満点
- デザイン ★★★★★★★★★★
- 携帯性 ★★★★★★★☆☆☆
- レスポンス ★★★★★★★★★☆
- 画面表示 ★★★★★★★★★★
- バッテリー ★★★★★★★★★☆
- カメラ撮影 ★★★★★★★★★★
- 動画撮影 ★★★★★★★★★☆
- 動画視聴 ★★★★★★★★★★
- 音楽視聴 ★★★★★★★★★★
- ゲーム操作 ★★★★★★★★★★
総合満足度 94点
評価の理由について細かくご説明します
①デザイン ★★★★★★★★★★
デザインは最高だと思います。ボディの部分がツルツルで鏡のようにピカピカです。ご覧のようにシンプルイズベスト。背面はいい感じです。前面は画面にアールがついていて画面が少しせり出しているという感じになっています。このアールが光を反射していい感じに見えます。
総じて満点ですね。シンプルで洗練されている感じでセンスがいいです。
②携帯性 ★★★★★★★☆☆☆
携帯性に関してはちょっとデカいというのが感想ですね。とはいっても、普通のズボンのポケットであれば問題ありません。が、ちょっと小さめのポケット(例えばスウェットのポケットなど)の場合にはギリギリになるので、ちょっと体制を動かしただけでポケットから滑り落ちてしまうことがあります。
重さは181gなのでちょっと重く感じますが、スマホは基本手をテーブルや布団などの上に置いて操作する感じなので気にはなりません。ポケットに入れていて「重い」と思ったことは1度もありません。
以上を加味すると、少し減点かなという感じです。携帯性だけを考えたらもう少し小さくていいと思います。
③レスポンス ★★★★★★★★★☆
ほぼストレスありません。アプリや動画視聴、静画の撮影などは全く問題ありません。ですが、Google検索によって開く際、更にサイトを閲覧している時などはちょっと動きが悪い時があります。とはいっても、重いページなどはPCでも遅くなる時があるのでこちらはしょうがないと思います。
④画面表示 ★★★★★★★★★★
こちらの画像はGoogle検索にて「考察」という言葉を検索した結果をスクリーンショットしたものです。実際にはもうちょっとシャープに見えます。
ソニー特有の細くて洗練された文字が見やすいです。特に画面表示に問題だと思ったこともなく見やすいです。
有機ELの画面なのでメリハリがあり全体的に見やすいです。画像の色などが派手で私は好みです。
⑤バッテリー ★★★★★★★★★☆
上の写真を見たらわかる通り、私のようにたまに使う程度の使い方であれば、バッテリーが0になるまで1日と20時間要するということが分かります。大体丸2日間ほど充電しなくても大丈夫ということになります。
8時間で電池を18%使ってます。使用時間が下に出ていますが、XperiahomeとGooglePlay開発者サービスは恐らく中で動いているだけなので、実際にスマホを触って電気を消費している時間はそれ以外となり、約49分になります。
49分÷18%×100=272.22分となるので、概算ですが、フル充電から充電がゼロになるまで4.54時間スマホを触り続けられるという計算になります。動画や音声を大きくしている場合はもっと少なくなると思います。
スマホは結構触っていると思いますが、今のところ「電池がなくなるの早いな」と思ったことはありません。
⑥カメラ撮影 ★★★★★★★★★★
カメラはどのスマホよりも性能がいいと思います。iPhoneやgalaxyと比較したのですが、一番エクスペリア1Ⅱの画像がいいと感じました。iPhoneは黄色が強すぎて遠くの画像がぼやける(iPhone11proと比較)、galaxyは色がドギツイ感じで好みではないと感じました(galaxyS20との比較)。
特に素晴らしいのが「Photography Pro」ですね。細かい設定は必要ありません。シャッタースピードを速くするか遅くするかの1点でいいと思います。シャッタースピード(右上のSS)を速くすれば、それだけレンズに光が入ってくる量が少なくなるので画面が暗くなります。逆にスピードを遅くすれば光を取り込む量が増えるので明るくなります(夜でも明るく撮れる)。気を付けた方がいいのはシャッタースピードを遅くしたら撮り続ける時間が長くなるので、その間にカメラ(スマホ)を動かしたら画像がブレること。なので、シャッタースピードが0.5秒を超えるくらいからは「三脚」を利用して撮る必要があります。
ちなみにシャッタースピードを変化させることで以下のような違いが出ます。
上がシャッタースピード1/6秒、下が0.8秒になります。夕方なのでシャッタースピードを速くすれば暗い部分は真っ黒になり何も映りませんが、スピードを遅くすると黒い部分でも明るくなります。
このように簡単に暗闇でも明るく撮れる機能がついているので写真を撮るのが楽しくなります。
また、人物を撮影する時は自動で肌が滑らかに映るような設定(自動ポートレート)もなされています。なので、実際よりもいい女、いい男に映ります。これは賛否があると思いますが、私は悪く映るよりはいいのかなと思います。
↓インスタなどの写真撮影に参考になる本の紹介です。この本を読むと2ランクくらい写真の見栄えが上がります
⑦動画撮影 ★★★★★★★★★☆
動画は弱いですね。スマホを固定させて単純に動画だけを撮る場合だとそれなりに撮れますが、スマホを動かしながら撮影する、歩きながら撮影するなどすると解析度が急激に低下して全体がブレブレになります。
これはシネマプロモードでも同じですね。シネマプロは4K撮影もできるし、更に様々な撮影モードがあったいいのですが、スマホを動かしながら、歩きながらの撮影になると途端に解析度が落ちてカクカク・ブレブレになります。
固定して撮影するなら★が10つ、歩きながら撮りたい場合は★3つになりますね。ソニーさんには早く改善を願います。
iPhone(iPhone11promax)で撮影した場合にはスマホを動かしながら撮影してもそれなりに撮影することができたので、動画に関してはiPhoneに軍配が上がると思います。
しかし、絵作りや画像の綺麗さは圧倒的にシネマプロで撮ったエクスペリアの方に軍配が上がると思います。
↓こちらは動画エクスペリア1Ⅱで撮影したものです
※下のダイヤルアイコンをタップして画質を「HD」にしてご視聴ください
↓このスマホケースが気になってます
⑧動画視聴 ★★★★★★★★★★
一番優れていると思うのが動画の視聴です。特に映画などを観る場合には、映画とほぼ同じ比率のシネマワイドディスプレイを搭載(21:9)しているので、の動画視聴時に上下に黒帯が入らず、漆黒と光、色彩が織りなす美しい映像を大迫力で堪能することができます。
私はよくAmazonプライムビデオの映画を空き時間などに視聴しているのですが、フルスクリーンで観られ、更に映像がテレビで観ているよりも素晴らしいので没入感がヤバいです。
更に、音もかなりいいです。私は耳にイヤホンが苦手なのでそのまま映画を観たい派なのですが、このスマホは音がめちゃくちゃいいのでイヤホンせずに楽しむことができます。もちろん、質の良いヘッドフォンやスピーカーを使うと更に満足感が高くなります。
⑨音楽視聴 ★★★★★★★★★★
音楽CDの約3~6倍の情報量を誇るハイレゾを再生できるので、ハイレゾ音源などの音楽を購入してよく聞いています。ハイレゾに対応していない音源でも、ソニー独自のオーディオチューニングによっていい音に変換してくれているので、全て再購入の音に聞こえてます。
それ以外にも普通のYouTubeの音や電話の音なども普通のスマホよりも音質がいいと感じます。
↓こちらのイヤホンを使っていますが、控えめに言って最高です。高いだけのことはあります
⑩ゲーム操作 ★★★★★★★★★★
ゲームはそれほどやらないので詳細には分からないのですが、たまにテトリスやパズドラなどをやる分には全く問題はありません。
このレビューを書くために、ちょっと容量の大きいゲームをやってみようかなと思い「極の道」という重いゲームアプリをダウンロードしてやってみたのですが、カクついたり、止まったりすることなくノンストレスでプレイすることができまじた。なので自分的には満点です。
半年間使ってみて、1番優れていると思った面と逆にダメだな…と思った面
ここが一番優れている、よかったと思っている面と、逆にこれだいただけない…と思っている面についてご紹介するよ
優れていると思った面
優れていると思ったのは操作していてストレスがないことです。今まで使っていたスマホは必ず検索や動画を観ている時に止まったり、動きが悪くなったりしていたのですが、それが全くありません。何をしていてもほぼノンストレスで操作できます。
そして最も気に入っているのが「写真が綺麗なこと」「夜間でも明るい写真が撮れること」です。特に私は家族の写真と夜景を撮るのが好きなので、本当に買ってよかったと思ってます。写真を現像してもデジカメと同じくらいの出来栄えです。
逆にダメだな…と思った面
逆にダメダメだなと思ったのが動画撮影です。シネマプロアプリもあるのでさぞかし素晴らしい動画が撮れるんだろうな、とワクワクしていたのですが、ふたを開けたらがっかり…。動きが早い動画はモザイクのようになるし、カメラを動かしながらの撮影は全体的にちらちらしてしまい全然ダメです。
あと、指紋認証が冬場は何度やってもやり直しになってしまうことがあるので、もうちょっと認証されるように改善して欲しいです。
ソニーエクスペリア1Ⅱを購入する際は↓↓こちらからどうぞ
結局、スマホは何を重視するかだと思う
今のスマホってほとんど性能いいですよね?違うのはカメラの性能や容量、そして処理能力です。
カメラは普通の画像が撮りたい、そして大容量のスマホゲームはやらないのならばシャープのアクオスで十分だと思います。何も10万円なんてお金を出す必要はありません。
しかし、画素数が多く綺麗な写真が撮りたい、広角画像が撮りたい、現像して写真として残したいとなるとそれなりの機能がついたスマホが必要になります(エクスペリア1ⅡやiPhone)。
ということで、どのような層にどのようなスマホを選べばいいのかを以下にご紹介していこうと思います。
①ライトユーザー
- スマホはSNSがメイン
- カメラ機能は普通でいい
- YouTubeもちょっと観る
- あまり高いスマホには興味がない
- 見栄を張るのは嫌
このように、ライトユーザーであまりこだわりがない方におすすめなのが
- AQUOS sense4 SH-41A 64GB ¥37,224(税込み) CPU:Snapdragon 720G
- iPhone SE (第2世代) 64GB ¥49,280(税込み) CPU:Apple A13(SDM855クラス)
- Redmi Note 9S 64GB ¥24,800(税込み) CPU:Snapdragon 720G
- Galaxy A21 64GB ¥37,224(税込み) CPU:Exynos 7884B
②コスパ重視で写真の性能は一流なのが欲しい
- スマホはSNSか写真撮影がメイン
- 容量の大きいゲームなどはしない
- 動画は見るけど普通に観れればいい
- 高いスマホよりも安くてコスパがいいスマホの方がいい
- 安いけど写真の質は高い方がいい
ライトユーザーでコスパがいいに越したことはないけど、できれば写真の質は一流のスマホがいいという人におすすめなのが
- Google Pixel 4a 128GB ¥42,900(税込み) CPU:Snapdragon 730G
- AQUOS sense4 plus 128GB ¥39,819(税込み) CPU:Snapdragon 720G
- HUAWEI P30 lite 64GB ¥20,000~ CPU:HUAWEI Kirin 710
- Xiaomi Mi Note 10 Pro ¥58,000(税込み:128GB) CPU:Snapdragon 730G
③ゲームに写真、動画などをやり込む人向け。CPUが最上級クラスのスマホ
- 容量の大きなゲームをとことんやり込む
- 動画を編集したい
- 最高級の写真や動画を撮りまくりたい
- とにかくスマホを使い倒すので高性能なスマホが欲しい
- 見栄を張りたい
とにかく使い倒すので最高級のスマホが欲しいという人におすすめなのが
※CPUの数字が高いほど高性能
- Google Pixel 5 128GB ¥74,800(税込み) CPU:SDM765G
- iPhone 12 64GB ¥94,380(税込み) CPU:A14 Bionic(SDM865クラス)
- iPhone12Pro ¥129,580~(税込み) CPU:A14 Bionic(SDM865クラス)
- Galaxy Note20 Ultra 5G ¥145,728(税込み) CPU:Snapdragon 865 Plus
- Xperia 1 II ¥123,552(税込み) CPU:SDM865
- ZenFone 7 Pro ¥109,780(税込み) CPU:Snapdragon 865 Plus
※他スマホのCPUを知りたい方は価格.comを参照(こちら←クリックでジャンプします)
最後に10万円以上というスマホの価格はコスパ的にどうなのか?
金額は妥当だと思います。CPUが最高レベルで、且つ写真の画素数がデジカメレベル、そして望遠、標準、広角と3つのレンズがあり、更に動画撮影用の手振れ補正もなされている。
そこに通話できる機能、そして5G回線、高音質、加速度センサー、内蔵メモリが100GB以上、HDR対応、有機ELパネルが付加されています。
何より凄いのがコレだけの機能がこの小さいスマホの中に凝縮されていること。実際には大きい方が材料がたくさん使われているので高額と思われがちですが、実は小さくする技術の方が高額になります。
以上を考えると10万円以上という金額でも決して高くはないといえます。
しかしそれは上にも書きましたが「機能をしっかり使う人」のみ。高精度の写真や動画を撮らないのに高機能のカメラを搭載しているスマホは必要ありません。
単純に他の人も持ってるからという理由だけでiPhoneのスマホを持っているという人もいますが、それはそれで「ステータス」による価値を享受しているのでいいと思います。
一番よくないのが、コスパを重視しているのにもかかわらず、高いスマホを買ってしまう、でもあまりスマホは使わないという方です。完全に矛盾しているので次は安いスマホでいいと思います。
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