オシャレで実用的!「wichard のカラビナ」を10年間使った感想(レビュー)
カラビナって知ってる?
キーホルダーをまとめるやつだっけ?
惜しいかな。おすすめのカラビナがあるんだ
地味な一品だけど、よく使うものだから気になるね
むちゃくちゃ地味な存在のアイテム「カラビナ」って知ってますか?固定具の一種でズボンのベルトループに鍵などをぶら下げるために使うのが一般的なアイテムです。
鍵なんてバッグやポケットに入れておけばいいと思っている方が多いかと思いますが、それだと「失くしてしまう」ことがありますよね?カラビナを使ってどこかに固定させておくことで失くすということが皆無となります。
そんなカラビナですが、私が10年間使って「めちゃくちゃ気に入っている一品」があるのでご紹介したいと思います。
カラビナにも100均で販売されているお安いものから、1万円前後するような高価なものまで幅があります。実際には鍵などの「大事なもの」を固定するものなので、いくらでもいいですが「ちゃんとしたもの」を使いたいですよね。
私が10年間使ってきて、やや乱暴に使ってきたにもかかわらず一切の不調も出ず、更に今後もずっと使い続けられそうな一品に出会えたので今回ご紹介させていただきます。
今回の記事でわかること
- カラビナとは?
- カラビナの使い方
- 10年間使い続けてお気に入り&超おすすめのカラビナのご紹介
- Amazonカラビナランキング
- 100均のカラビナとお高いカラビナとの違い
まず「カラビナ」って何?
カラビナとは「ロープとロープ」や「ロープと自分自身の体」、「ベルトループと鍵」、「フックとモノ」など、何かと何かを結びつける役割をする金物をいいます。
元々は登山用具の一つとして発明されたといいます。ロープとハーネス、ハーケンやクライミングチョックなどの支点を素早く確実に繋ぐことができ、特にクライミング時に使用されます。もちろん今でも使用されています。通常、ロープとロープを繋ぎ合わせる時は結ばなければなりませんよね?それを登山の途中で行うのは非常に困難です。しかし、カラビナがあると一瞬で両者を結びつけることができます。
鍵なども丸い輪っかに取り付けている方が多いと思いますが、この輪っかをズボンのベルトループやバッグの紐に取り付けたいと思った時、無理やり輪っかをこじ開けて取り付けることもできますが、時間はかかるし、ベルトループやバッグの紐が壊れてしまいそうですよね。そんな時にカラビナがあると、一瞬で簡単&安全に取り付けることができます。
カラビナには2種類がある
- 登山用のカラビナ
- アクセサリー用のカラビナ
①登山用のカラビナ
体重以上の荷重がかかることを想定して作られているので強度が高いという傾向があります。超超ジュラルミンという特殊な素材を使用されていることが多いです。要するに登山のために作られているので剛健で機能重視、命に関わるものなのでしっかり手抜きなく作られているので価格も高めになります。
②アクセサリー用のカラビナ
大きな荷重がかからない想定で作られているため、強度はそれほど強くありません。材質はプラスチックやステンレス、アルミニウム合金など様々なものが使われています。こちらは体重を掛けるなどを想定して作られていないので、機能よりもデザイン性や使いやすさ重視で作られています。
ちなみにこれくらいの価格差があります
登山用 ¥4,840
アクセサリー用 ¥700
カラビナの用途
カラビナの用途は2通りの用途に分かれます。
- 登山に使う場合
- 日常に使う場合
①登山に使う場合の用途
①の場合は登山専用のモノを使わないと危険です。カラビナには耐荷重というものがあり、日常に使うものは耐荷重が著しく軽いのに対し、登山用のカラビナは自分の体重以上の耐荷重が設定されています。
以上の写真のような感じで主にロープを岸壁に通す際や、体をロープに固定する際に使います。上の写真を見ていただくと分かると思いますが、カラビナのシルバーになっている部分が可動部になっていて、ロープなどをワンタッチで固定することができるので、いちいち結ぶことができない時に非常に便利です。
登山をしている時などはワンタッチで体を確実に固定しなければならないので、カラビナが必須のアイテムとなっています。
②日常に使う用途
②の場合は様々な使い方があります。よく見るのがベルトループに取り付けて鍵をぶら下げるパターン。次は建築現場の職人さんなどが腰のベルトに工具をぶら下げるために取り付けるというパターン。ウォーキングをしている方が水筒をリュックに取り付ける、ハンモックの取り付けに使う、車内でビニール袋をゴミ袋として使うなど、本当に様々な用途に使えます。
基本的に輪っかになっている部分同士を簡単に繋ぎ合わせるのがカラビナの目的になります。〇と〇同士は紐などで基本的に結ばないとつなぎ合わせられないですよね?でも、カラビナがあればワンタッチで〇と〇とを連結させることができます。鍵などはバッグやポケットに入れる方が多いかと思いますが、カラビナがあればベルトループやバッグの紐などに取り付けることができます。固定されているので無くすことがないというメリットがあります。
✅一般的なカラビナの使い方・事例一覧
- 登山の際のロープ脱着
- ハンモックを吊るす
- 登山の際のコップや水筒などの脱着
- 鍵をパンツのベルトループへの固定
- 鍵をバッグに固定
- 工事現場で働く人が工具を腰ベルトに固定
- ウォーキング時に水筒をバッグに固定
- 車内にてゴミを引っかける
- パスケースをバッグなどに引っかける
- 犬の散歩時にリードを固定する
- スマホホルダーとして使う
- セロテープや養生テープをベルトループに取り付けて持ち運ぶ
そんなカラビナですが、私がキーホルダーとして利用しているのがWichard(ウィチャード)の カラビナ
写真のカラビナが私が使っているカラビナになります。かれこれ10年くらい使っているのですが、めちゃくちゃ使い心地がよく、故障もしません。見た目も変化しません。控えめに言っても素晴らしいカラビナだと思います。何がいいのかについてじっくりと説明さぜていただきますね。
✅Wichard(ウィチャード)のカラビナの魅力
- カッコいい
- 耐久性がある
- 邪魔にならない
- 周囲を傷付けない
- 信頼感がある
順番に説明しますね。
①カッコいい
この二つをみてどちらを選びますか?好みの違いがあると思いますが、私でしたら断然左側のWichard(ウィチャード)のカラビナを選びます。登山などで使う場合には命が関わっていますので機能性重視となりますが、普段、キーホルダー代わりに使う場合には見た目重視となりますので、カッコいいものを選ぶのは当然といえます。また、カラビナをパンツのベルトループに装着する場合には、アクセサリーとしての役目もあるので、やはりカッコいい、自分が気に入ったカラビナを使うのが必然となります。
もちろん、登山などで使う場合にも、機能性にプラスして自分が気に入ったものを使いたいといのはありますね。いずれにしても私はWichard(ウィチャード)のカラビナを気に入ったということです。
②耐久性がある
Amazonでの購入記録が残っていないのでハッキリとは申し上げられませんが、Wichardのカラビナを購入して使い始めてから10年前後は経過していると思います。
この10年もの間、一度も故障していませんし、調子が悪くなったこともありません。とはいえ、表面への傷は増えたので使いこんだ感じが出てしまってはいます。
③邪魔にならない
こちらの写真はベルトのループに取り付けているものとなります。カラビナが小さいので全く邪魔にならなそうですよね?実際に使っていると全く邪魔になりません。歩くとチャリチャリと音が鳴るので、音が気になる時はポケットにしまっているのですが、ポケットの中でも全く邪魔に感じません。
このように、どのような使い方をしても邪魔にならないような大きさや丸みを帯びた形状になっているのだと思います。
④周囲を傷付けない
見てくださいこの丸みを帯びたフォルムを。全体的に丸みを帯びているのはもちろん、細部までアール加工してあります。これが何を意味するのかというと、周囲のモノを傷付けないということに繋がります。このカラビナの用途はキーホルダーとしてパンツのベルトループやバッグの持ち手に引っかけたりするというもの。当然ですが、歩く時の振動によって衣類やバッグに当たったり、擦れたりします。その時、丸みを帯びた加工ではなく角があったり、表面がザラザラで摩擦があったりすると、長時間及び長期使用によって衣類やバッグが傷ついてしまいます。
Wichardのカラビナには周囲のものを傷付けないという工夫がなされています。
⑤信頼感がある
Wichardという会社が作ったカラビナなのですが、このWichardという企業が信頼感抜群なのです。Wichardはもともとヨットのロープを固定するための鋳造金物を製造していたマリン用品のメーカーだったのですが、その信頼性の高さが認められ、現在ではロッククライマー、スカイダイバー、レスキュー隊、そして宇宙飛行士にまで使われています。このような実績がある企業が作ったカラビナなので安心して使い続けることができます。
✅Wichard(ウィチャード)という会社をもっと詳しくご紹介
ウィチャードはヨット用品など、マリンスポーツ関連のメーカーです。1919年にフランスで創業した老舗で、当初は産業用の鍛造安全部品の製造を専門としていて、元々ヨットのロープを固定する器具などを作っていましたが現在はマリンスポーツ用のカラビナやシャックルなどを中心に、世界中の船乗りに愛されています。耐食性、耐久性に優れた、ステンレス製のフック、シャックルなどが、世界中のヨットマンに支持されています。100年以上の歴史を持ち、安全性と専門性に特化した高品質の製品を提供しています。
高品質な製品をフランス内で製造し続けており、その品質の高さからヨットだけでなくスカイダイビングやレスキュー、宇宙飛行士などの器具としても用いられています。
Wichard(ウィチャード)のカラビナはどこで購入すればいいのか?
Wichard(ウィチャード)のカラビナはAmazonと楽天ショッピングより購入することができます。私はAmazonより購入させていただきました。
✅Amazonより購入する方はこちらからお入りください↓
✅楽天より購入する場合はこちらからお入りください↓
✅Wichard(ウィチャード)のカラビナはお店で購入できないの?
これは全く分かりません。インターネットで販売されているので、マリンショップなどに行けば販売されているかもしれません。また、普通にキーホルダーを取り扱っている雑貨店やホームセンターなどで販売されているかもしれません。私も置いてあるかなと思って探したことがあるのですが、私が住んでいる田舎町では発見できませんでした。なので、ネットで購入する方が早いと思います。
✅価格がいろいろあるけど何が本当なの?
店舗などでは税込み3,630円(50㎜サイズ)で販売されているようですが、ネットでは同じく50mmサイズのものが税込み1,650円で販売されています。また5千以上で販売されているケースも。このように価格はまちまちなのが現状となっているようです。なるべくお安いところで購入するようにする方がいいかも。安いのは怪しい…と思っている方もいらっしゃると思いますが、私も1,600円ほどで購入したので、ちゃんとしたサイトで購入しているならば問題ないと思います。
100均で購入するカラビナと何が違うのか?
↑こちらの写真のカラビナ(一番右側にある黒っぽい円形のものがカラビナです)はダイソーで購入したカラビナです。ちょっと形が異なるので比較するのはどうなのかなと思いますが、その違いをご紹介していこうと思います。
✅wichard のカラビナと100均のカラビナの違い
- 使い勝手が違う
- 見た目が違う
- 長持ち度が違う
- 安心感が違う
順番に説明しますね。
①使い勝手が違う
まず使い勝手が全く違います。wichard のカラビナは形が縦長なので邪魔になりません。また、フックの部分が他の部分と比べて一段内側に入っていることから、ベルトループなどに引っかける際に非常に引っかけやすいという違いがあります。写真の100均のカラビナは引っかける部分がフラットになっているので、ベルトループに引っかける時に一苦労します。
あとは、全体的に丸い流線型の作りとなっているので衣服に擦れて引っかかる、衣類がけば立つということがないという違いもありますね。
②見た目が違う
100均の方は簡単で安価な作りでたくさんの方に使ってもらう感じとなっており、wichard のカラビナはデザイン性に優れ、こだわりのある人に使ってほしいという違いがあります。なので見た目が違うのは当然といえますよね。
見える部分につけるアクセサリー的な面もあるため、できれば自分が気に入ったデザインのものを使用したいですね。
③長持ち度が違う
100均でも無茶な使い方をしなければ長持ちしますが、それでもメッキが剥げたり、フック部分が壊れたりなどすることがあります。wichardのカラビナは10年間使い続けても全く問題ないので、間違いなくタフであるといえます。
④安心感が違う
これは100均の商品があまりよくないと言っている訳ではありません。しかし、100円で作られている商品なので、品質が低いのは間違いありません。比較対象によりますが、店舗などでは税込み3,630円で販売されているものと比べたら、どちらが安心感があるかは一目瞭然ですよね。
以上、100均のカラビナと店舗にて3,630円で販売されているwichardのカラビナとの比較になります。当たり前になりますが、価格に圧倒的な差がありますので、品質なども圧倒的な違いがあります。
この違いを許容できるか、コストを優先するか、それとも品質やデザインを重視するかで「どこで何を購入するか」が変わってきます。
Amazonメンズキーホルダー・チェーン売れ筋ランキング
1位 TITECOUGO カラビナ ¥599
サイズ:約50mm*25mm,開口幅:9mm,厚み:3.6mm,重量:5g
2位 [ボウケンクラブ] キーバックリール カラビナ付 太PE 120cm KR-04 ¥735
タテ:14 cmX ヨコ:4 cmX マチ:2.6 cm
3位 キーバック KEY BAK カラビナ付 キーリール キーホルダー ¥1,800
サイズ:10 x 3.3 x 1.3 cm; 20 g
4位 [FILAGO] リールキーホルダー 4個セット ¥999
製品サイズ : 24 x 9 x 2 cm
5位 マーシャル キーハンガー marshall アンプ型 ¥1,448
梱包サイズ:21.6 x 10.5 x 4.9 cm; 270 g
6位 NITEIZE(ナイトアイズ) ビッグフットロッカー ¥1,919
サイズ:H83×W24×D15mm 重量:32g
7位 UMIMO リールキーホルダー カラビナ付 キーリール ¥780
製品サイズ : 13.5 x 3.5 x 1.2 cm; 50 g
8位 カラビナ, おしゃれなラッチ,ダブルアンチミスオープニングロッキングデザイン ¥1,299
長さ:7.9cm幅:3.6cm 高さ2.5cm、直径1.8cm
9位 [AIXUAN] キーホルダーファッションの金具キーホルダー ¥999
サイズ:全長83 mm、キーホルダー2個
10位 【セイヤインターナショナル】丸型 カラビナ キーホルダー ¥680
外径:30mm 内径:22mm リングの太さ:4mm 重量:7g 数量5個セット
以上がAmazonで売れ筋カラビナランキングになります。1,000円以下がほとんどを占めていますので、wichardのカラビナはランキングには入っていません。wichardは使い勝手はいいですが、価格が高いのであまり売れないのかなと思います。
10位以下ですが、ノースフェイスなどのカラビナもありますね。
18位 [ディッキーズ] シンプルなカラビナキーホルダー ¥1,650
縦:約14.0cm 横:約3.5cm
30位 [ザノースフェイス] キーホルダー TNFキーキーパーデュオ NN32009 キーケース カラビナ ¥1,478
寸法;長さ(テープ)7cm/幅;2cm
36位 チャムス (CHUMS) ブービーボトルオープナー ¥554
サイズ:6㎝×4.5㎝
おわりに
以上で私が10年以上使っているwichardのカラビナのご紹介となりました。本当にいいものなので、欲しい!と思った方はぜひご購入して使ってみてください。きっと満足すると思います。ちなみに、私は10年間使っていますが、全く変える気はありません。このまま使えなくなるまで使い続けるつもりです。それだけ愛着が湧いているということです。
これは100%そうなるということではありませんが、人間は価格やメーカーに価値を感じます。即ち、100円で購入したものと、2,000円で購入したものとでは、同じ品質でも2,000円で購入したものを価値を感じて大事にするという傾向があります。
100均のものがよくないということではありませんが、このような心理的影響があるので、長く使うものはなるべくそれなりの価格で品質のいいものを購入するようにした方がいいかも。安心感も違いますよね。特に登山などに使うカラビナの場合には間違っても100均のものなどは使わないようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。当ブログには他にもいろいろな記事がございますのでぜひゆっくりしていってください。
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