流行りの「ハトムギ入り石鹸」の使い心地が本当にシルクだった件
ちょっと遅いかもしれませんが、ハトムギ入りの石鹸やボディーソープって流行ってますよね。
私は男なので美容に関係するようなことはどうでもいい(気にしていないので)と思っているのですが、何となくハトムギが気になって仕方なかったのでハトムギ入りの石鹸を購入してみました。
今回はこのハトムギ入りの石鹸についてご紹介していきたいと思います。
日々の生活に「ちょっと気持ちいい」を取り入れていくと、その気持ちよさが積み重なり、生活が豊かになります。その豊かさがストレスを緩和させたり、他人に対してやさしくなったりに変わっていくのではないかなと思っています。
今回の記事で分かること
- ハトムギ石鹸とは何?
- そもそもハトムギって何なの?
- ハトムギ石鹸と普通の石鹸との比較
- 石鹸の役割と使い方
- 石鹸とシャンプーとの違い
ハトムギ石鹸って何?
一言でいうと「ハトムギ」が入っている石鹸となります。
ハトムギ石鹸という石鹸とは全く異なる物体ではなく、普通に販売されている石鹸にハトムギという成分が練り込まれているのがハトムギ石鹸です。
ハトムギがどのくらいの割合で入っているかは製品によって異なります。この割合を調べたのですが、掲載されている石鹸がありませんでした…。
その製品によって異なりますが、「ハトムギエキス」が入っているものと「ハトムギ油」が入っているものとがあります。
私が購入したハトムギ石鹸のご紹介
近くの薬局にて購入しました。小太郎漢方というメーカーの「絹のしずく」です。ハトムギ配合と書いてあるのが見えますね。こちらの石鹸をカレコレ2年くらいの間使っています。
なぜ使うか?それは「使い心地がめちゃくちゃいいから」です。石鹸で1,100円は高いと思います。普通に販売されている石鹸は1個80円程度なので、価格は10倍以上ということになります。
10倍以上する石鹸を使う必要ある?と、たまに妻に詰められますが、1個買えば2か月くらい持つので、年に6,600円ということになります。比較すれば高いものの、かかる金額を見ればさほど高いとは思えない。なので私は使い続けています。
箱から取り出したらこんな感じ。いたって普通の石鹸です。
同じものを購入したいという方はこちら↓からどうぞ
そもそもハトムギって何なの?
ハトムギは、中国南部やインドシナ半島などの南アジアを原産とするイネ科ジュズダマ属の植物です。
↑収穫されたハトムギは上の写真のような感じですが、植物はとしては↓以下のような見た目です。
✅ハトムギってどんな用途で使われているの?
- 漢方薬や薬膳料理
- お茶(爽健美茶)
- シリアル
- 雑穀米
- 化粧品
順番に説明しますね。
①漢方薬や薬膳料理
漢方薬や薬膳料理では「ヨクイニン」という名前で使われています。ヨクイニンとはハトムギの種仁になります。↓こちらですね。
漢方薬の説明では利水滲湿(余計な水分を尿として排出させる)、清熱排膿(余計な熱を冷まし、皮膚の膿を排出させる)、健脾止瀉(胃腸の働きを高めて下痢を止める)【中薬学の臨床応用参照】と書かれています。
このような効果があるようですが、実際にドラッグストアに行ってヨクイニンの効能効果を見てきたのですが「皮膚のイボ・肌荒れ」とだけ書かれていました。要するに厚労省に許可を得ている効能効果は皮膚のイボと肌荒れだけなのでしょう。
②お茶(爽健美茶)
「爽健美茶」の原材料は、ハトムギ、玄米(発芽玄米2%)、大麦、どくだみ、はぶ茶、チコリー、月見草、ナンバンキビ、オオムギ若葉、明日葉、杜仲葉、ヨモギ、ビタミンCになります。
このように爽健美茶や普通にハトムギ茶としてハト麦のみのお茶も販売されています↓↓
今は健康志向が高い人が多いので、ハトムギが入っているドリンクを好んで飲む人が多くなっているようです。私の周囲でもハトムギ茶を飲んでいる人が多いです。
③シリアル
ハトムギのシリアルですか!?と初めは驚いたのですが、今は普通にあるようですね。シリアルはもちろん、普通にポリポリ食べるタイプなど、いろいろなハトムギ商品が販売されています。
④雑穀米
雑穀米には黒豆、小豆、ごま、アマランス、とうもろこし、もち米、ハト麦、押麦、黒米、ひえ、きび、あわ、発芽玄米、キヌアなどが使われています。
✅ハトムギに含まれる栄養素
ハトムギには精米に比べて2倍以上ものたんぱく質を含み、そのほかにも脂質やカルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2などを豊富に含んでいます。
このような栄養素を豊富に含んでいるので人気となっているようです。
↓こちらの雑穀米がAmazonで人気となっているようです
⑤化粧品
ハトムギ(ヨクイニン)エキスに含まれるアミノ酸は角層の水分量を高め、肌をみずみずしく、すこやかに保つ「保湿効果」が期待されて使われているようです。
✅ハトムギに含まれている成分
※数値は100g中に含まれる量です
- エネルギー:353kcal
- 水分:13g
- タンパク質:13.3g
- 脂質:1.3g
- 炭水化物:72.2g
- 灰分:0.2g
- ナトリウム:0.1㎎
- カリウム:85㎎
- カルシウム:6㎎
- マグネシウム:12㎎
- リン:20㎎
- 鉄:0.4㎎
- 亜鉛:0.4㎎
- 銅:0.11㎎
- マンガン:0.81㎎
- ビタミンE:0.1㎎
- ビタミンB1:0.02㎎
- ビタミンB2:0.05㎎
- ナイアシン:0.5㎎
- ナイアシン当量:1.7㎎
- ビタミンB6:0.07㎎
- 葉酸:16μg
- パントテン酸:0.16㎎
- 不溶性食物繊維:0.6g
ハトムギ石鹸と普通の石鹸との違いって?
私が使ってみた感想としてはズバリ!「滑らかさ」がぜんっぜん違います。
普通の石鹸でも泡立てるとツルツルして肌触りが最高ですが、ハトムギが入っているとツルツル度合いが3倍くらいにアップします。
例えると、普通の石鹸の肌触りがポリエステル製の布だとすると、ハトムギ入りの石鹸は高級シルクの滑らかな肌触りといった感じです。
食器を洗う中性洗剤と比べたらどうなのかな?と思って比べてみたのですが、中性洗剤は普通の石鹸と同レベルでした。
泡立ちを比べた写真は以下の通り
↑まずこちらの一枚目は「普通の石鹸」です。固形石鹸を水で濡らし、手に5秒くらいこすり合わせ、その後に手と手を10秒くらいこすり合わせて泡立てた状態になります。
↑二枚目がハトムギ入りの石鹸になります。こちらも一枚目の石鹸と同じ方法で泡立てました。泡の量が全然違いますよね。この泡の量の違い&泡自体のきめ細かさによって肌触りが全然違うのだと思います。
ではなぜハトムギが入ると肌触りがよくなるの?
これは正直まったく分かりません。いろいろ調べたのですが分かりませんでした。ただ、ハトムギ油が入っている可能性が高いと私は思っています。なぜかというと、よく髪をコーティングする油が入っているシャンプーありますよね。例えば椿油が入っている「TSUBAKI」。このシャンプーを使ったことがあるのですが、ビックリするくらい泡が滑らかで今回のハトムギ入りの石鹸と同じだったと思ったからです。
なぜ泡立ちがよくなるのか?これについては全く分かりません。
使ったときの違いは?
先ほど、手で泡立てた時の滑らかさが全然違うと申し上げました。では、使った後の肌の具合はどうなのでしょうか。
普通の石鹸を使うと、特に冬場は肌が突っ張ったような感じになります。その理由は石鹸が肌のたんぱく質や水道水のミネラルと反応して肌表面に膜ができること、更に皮脂が洗い流されるので乾燥して突っ張ることなどが原因です。
このように普通の石鹸で洗うと突っ張ります。特に顔を洗うと見事なまでに突っ張ります。がしかし、ハトムギ入り石鹸を使うと全く突っ張らないのです。むしろ、しっとりしているような感じを受けます。
✅ハトムギ入り石鹸を使うとしっとりする理由
ハトムギ及びハトムギ油には「保湿」という働きがあります。この保湿作用により、使用後の肌の乾燥を防いでくれるので肌が突っ張らないのだと思います。
アミノ酸を豊富に含む「ハトムギエキス」には天然保湿因子(NMF)を補給するという働きがあります。
NMF(Natural Moisturizing Factor)は、角質層に存在する保湿成分のひとつですが、ハトムギにはこの保湿成分が豊富に含有されています。
Amazonで販売されているレビューのいいハトムギ石鹸
ここで、Amazonにて販売されているハトムギ入りの石鹸をご紹介します。ぜひ購入の参考にしてくださいませ。
ハトムギ種子エキス配合石けん 125g*2コ入
☆レビューで多い意見
- 泡がもっちり
- 肌が柔らかくなった
- 肌が乾燥しない
阿原/YUAN(ユアン) ハトムギ+リョクトウソープ 100g (2個セット)
☆レビューで多い意見
- 使用後の肌がツルツル
- 自然な香りがいい
- 使用後のスッキリ感がいい
麗白 ハトムギボディソープ 800ml
☆レビューで多い意見
- イボが治った
- 痒くならない
- 液漏れがしてることがあるので注意
薬用ハトムギ洗顔フォーム (150g)
☆レビューで多い意見
- 汚れがキレイに落ちる
- 肌がもっちりする
- ツッパリ感がない
麗白 ハトムギ クレンジングオイル 500mL
☆レビューで多い意見
- 使い心地スッキリ
- コスパ最高
- 敏感肌でも大丈夫
石鹸の役割って何?
石鹸っていったい何の目的で使うのかな?と疑問に思ったので調べてみました。
✅石鹸の役割や作用
- 泡によって物理的に汚れを落とす
- 界面活性作用により皮膚に付着した汚れ&油汚れを落とす
- 香り付け
順番に説明しますね。
①泡によって物理的に汚れを落とす
石鹸には泡立つという仕組みがあります。泡が立つと細かい隙間にまで洗浄剤が入り込み物理的に汚れを洗浄する能力が高まります。また、表面に泡の膜ができることによって、肌の摩擦を防ぐことができるので肌のダメージを減らすことができます。
②界面活性作用により皮膚に付着した汚れ&油汚れを落とす
石鹸には界面活性作用があります。界面活性作用とは「水と油になじみやすい」という性質を持つ作用をいいます。水や油は肌に付着するとベタっと張り付いて離れませんが、界面活性剤を用いると、バラバラに分解されて小さくなります。小さく分解された油と水とを馴染ませるという働きがあるので、水に混ざり肌から離れる→汚れが落ちるという効果をもたらしてくれます。
③香り付け
石鹸には独特な香りがありますよね。この香りによって「洗った」「キレイになった」と実感する人も。香りについては「あるものとないもの」とがありますので、ご自分の好きなタイプを選ぶといいでしょう。
石鹸とシャンプーの違い
✅石鹸含まれているもの
- 脂肪酸のアルカリ塩:界面活性剤→汚れを落とす
- 添加物:保湿成分、香り成分など
✅シャンプーに含まれているもの
- 中性の界面活性剤:汚れを落とす
- 頭皮の脂質と似た成分や香料
まとめ
大きな違いは界面活性剤の質が異なること。石鹸はアルカリ性でシャンプーは中性という違いがあります。
ペーハーには「酸性-中性ーアルカリ性」があります。このうち、酸性度が高い又はアルカリ度が高いものほど、髪の毛や皮膚などの「たんぱく質を溶かす」性質が高くなります。
胃酸は酸性度が高いですよね。これは酸の強さによって食べ物を溶かすために酸性度が高くなっています。
同じようにアルカリ度が高くてもたんぱく質が溶かされてしまいます。石鹸のペーハーは9~11の弱アルカリ性。これによってシャンプーよりも汚れを落とす働きが強いといえます。
このような違いがあるので、頭皮が弱い、髪質を低下させたくないという方は石鹸で髪を洗わない方がいいのかも。そんなの関係なく、単純に頭皮の汚れがきになるのでしっかり落としたい!という方はご自由にどうぞ。
リンスは弱酸性なので、石鹸で髪を洗った後のケアに使うといいのかもしれません。
リンスに関する記事はこちらのサイトに説明されています。
最後に「ハトムギ」って口から摂取した場合にどんな効果があるといわれているの?
ハトムギは、良質なアミノ酸を多く含み、新陳代謝を活発にする働きを持ちます。新陳代謝とは、細胞の生まれ変わりのことです。ハトムギは、肌の古い角質を取り除き、新しい肌細胞を生み出すため美肌に効果的です。
そのほかにも、ハトムギには胃を丈夫にしたり、免疫力を高める効果があります。
わかさの秘密
以上はわかさ生活のHPから引用したものです。
新陳代謝を活発にして美肌の維持に効果的なようです。更に胃腸を丈夫にする、免疫力を高めるなどの効果も。素晴らしいですね。
普通にAmazonなどで販売されているので、毎日、お茶替わりに飲むといいかもしれませんね。
ツイッター上にはハトムギ茶に対していろいろな声が出ています。以下、よく見受けられる声をご紹介します。
- 香ばしくておいしい
- お肌にいいかも
- イボがキレイになった
これらの声が多かったです。とはいえ、万人に効果があるという訳ではないようなので過度の期待は注意かも。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は私がお気に入りで長年使っているハトムギ入りの石鹸のご紹介となりました。
ハトムギは別名ヨクイニンとも呼ばれ、漢方薬としても利用されています。非常に栄養価が高いので雑穀米などで白米に混ぜて食べるという方や、そのままポリポリと召し上がる方もいます。
更に口から入るだけではなく、ご紹介した石鹸を始め、ボディーソープや化粧水などでも補助的な成分として添加されているようです。
このように生活に関連した商品に深く浸透しているハトムギ。用途に応じて利用することによって生活の質がより良いものに変わると思います。ぜひ気になるものをお使いになってみてください。
それではこれで終わりとなります。
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